果報者

2003年7月16日
ご祖様の送り火。自分のまいた種を見届けてお帰りになられたが一年の変化をどう感じられたものであろうか。

生まれては消える刹那の夢。想い出は、暖かく優しく包み込む、古き良き往き佇まい。堅牢な一族の意識、絆。

自己絶対的長男の本家、宗主。受け継がれる系図。家系。

神への忠誠。宗教・・国家・・・思索は螺旋状的に発展していく彼岸の終日。

存在する自己。美しく生きる。美よりも先に走り、さらなる精神的統一。まさに
    心頭滅却すれば火もまた涼し
の領域である。

躍り出た権力者信長軍の総大将秀吉にも屈せぬ一介の僧。・・・1膳に感謝し安寧な日々、自然に任せた生活パターンの確立。

都城から宮崎まで来ていただいたお客さん。2時の約束に30分の遅刻。
ナノに心広く許していただき実印を頂いた。「宜しく頼みます。」こちらの言葉も取られて私は何も発する事が出来ない。

私はナント果報者であろうか。

その後小松に向かう。お借りしていた電気料金の領収書を遅ばせながら届ける「大目玉!」のはずが飽くまでも優しい「関谷さん、信用なくしたね〜」

ナント果報者よ。

かってセキスイハイムのグループのセキスイ・ファミネスの所長さんに手痛い想い出がある

私共はお客さんからの話もあり話し合いの場所はセキスイハウスと思い込んでいた。実は違うのである。ハイムとハウスの会社は。

では皆さんに問いたい。セキスイハウスの宮崎事務所は何処でセキスイハイムの事務所はどこか。

よって30分打合せに遅刻した。会場は未定のはずなのに大企業ファミネスの自分の会社と思い込んでいるこのこともあった。

私共アパが元請であり、ファミネスは下請。先日の打合せで下請けとしての工事施工の口約束をされ、
契約書を交わす日の事であったのである。とうぜん事前に見積書も頂いている

「時間に何度も遅れるようなところの仕事は致しません。契約は出来ません」名誉のために断っておきますが、顔をあわせたのは、この日が2度目。

セキスイは屋根が弱く補強をしないとパネルが載せられない。セキスイでしか工事が出来ない。

当初車庫の上にパネルを載せる予定がお客さんの都合で変わったのである。

パネルの枚数も少なくなり、勿論、契約額も変わり赤字施工である。それでも私共は施工を決意した普及のためである

私共が電話で問い合わせたときには「屋根には乗らない」旨の返事をしといてのことである。
セキスイ・ファミネス。

ファミネスの屋根塗装の営業のとき、私共がすでに契約済みのお客さんとブァッキングし、「乗る」とお客さんに返事したので、すでに契約済みなのにお客さんの考えは変わったのである。

「屋根に変えたい。」とのお客さんの希望をかなえるセキスイに工事の依頼をした。
セキスイは口頭で金額まで含めて了解し見積書を私共に提出したのである。

セキスイからの見積書のみの口約束の返事はその夜お客さんに伝えた。

そのあとのことでこの契約書をかわさない・・・・が起きたのである。

お客さんの事を思うとどうしてもキヤンセルにはならない。どうしてもセキスイでの施工だ。

総括本部の福岡や大分セキスイ・ファミネスや熊本と問い合わせる。

勿論所長は知っており了解をされてのた上での事である。

ところが「あなたたちは3回会議して3回遅刻している」と所長が言っているが本当かとのこと。

2回しかあってないのに3回遅刻できない。旨伝えた。

熊本の人は有難かった「私共が施工しましょう」といっていただけた。

しかし社内内規で宮崎の現場はやはり宮崎でないとマズイと言うことになり、振り出しに戻る。

3回目である。「どうしても施工しないと言い張る。」

専務は土下座したままである。私といえばどのような態度をしていいかわからずであると「あんたもたのまんね」と涙声の専務。、オモワズ並んで土下座。

「お願いします」と土下座。事態は進まない。私は絶対一言も発しないといっていた約束を破る事とした。

火事場のクソちからだ自分は言いが専務を見ているといたたまれない。

「契約の破棄の原因をあなたは3回約束を破ったからと福岡や熊本、大分言われているようだがそれは事実と違うではないか。今日で3回目なんでそんな話になるのだ。

打ち余せ予定の手帖をしめすファミネス所長。わたしも手帳を示す。セキセイハウスとセキスイハイム

前職をふくめて30年こんな仕事をしてきた。時間は必ず守ってきた。

30分遅れたと言うが事情は説明した。お詫びだけの前回そして今日も1時間も前から来ている。そもそも場所がセキスイと決まっているようになっているが、場所の話はされてない。私共が契約をしてきたお客さんの話ではないか。

と暗に元請、下請けの立場の違いをわきまえてない態度を揶揄し恫喝した。

・・・・・私と所長は目と目はにらみ合ったままである。

ようやく所長が折れた。・・・

私の目には涙があふれた。有難う御座いますの言葉はおそらく聞き取れてなかったであろう。

お客さんのために体を張る。いつでもその心がけで、ことににあたっている

。それにしても専務にはホントに迷惑をかけたものである。

「コマリマス頭を上げてください」の言葉に耳を貸さないんだもの。私の辛さもわってほしいわ

。兎に角も仕事は完了し私の家は、発電所は、実現している。

年間360坪の森林を切らないですんでいる事になっているし、石油換算では1214リットルの石油の節約になっているのである。

このような関係者の力があって太陽光の普及が進んでいる面もあるのである。

エコキュートも太陽光発電も利益は無いが会社は良しとしてくれた。

私みたいな果報者はあるまい。

世の自殺志願者の方まず私と話してください
自分を生かす道教えます。

粋に感ずる仕事しましょう。
太陽光発電を普及しましょう



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