オゾン層

2003年8月10日
宮崎科学館で佐々木政子東海大教授を招き「太陽紫外線を知る講演会」があった。

昨日の、TVとラジオで情報を得たので13時からの開演から聞いたが、やはり宮崎。

参加者が男13名、女15名、学生6名幼児8名と閑散な状況。

マスコミに流してもこれだけしか参加はないと言うことである。

私は、講演後の質疑で7/30,8/2の新聞で日米のまったく異なるオゾン層の

「減少が止まった」、
「減り続けている」
        との
調査、発表の違いの真意の質疑をした。

「アメリカの発表は修正の補正がしてないのでは」と自信を持って説明があった。

「ナント傲慢な」と思ったがどうだ。

どれほどの人か調べたら驚き、日本光医学、光生物学会の会頭さんである。

先週の東京の講演会は参加費8000円である。
無料講演会で得をした気分であるが、卑しい私にほとほとあきれている始末。、

9月13日ノーベル賞の小柴さんとビッグバン理論の佐藤東大教授が公立大にくると新聞にあったが、500人の会場は埋まるのであろうか。

講演を聴き次の通り記してみた。

オゾン層はどうやってできたのか

古い地球の大気は、窒素・アルゴン・二酸化炭素といったものでした。

生命は約35億年前に海で発生したのですが、陸には太陽の有害な紫外線が降り注いでおり、

長い間紫外線の届かない海でしか生活できませんでした。

しかし、水中の植物の光合成により作られた酸素がオゾンとなり、オゾンは長い年月の間に

地球の大気の表面を覆うようになり、有害な紫外線が地上にとどかなくなり、海の生物は陸地と移動するようになりました。

もし、オゾン層がなくなれば、現在陸上に住んでいるほとんどの生物は太陽の有害な紫外線の影響で死滅するでしょう。

酸素に紫外線が当たるとオゾンという物資に変化します。

オゾンは酸素と違い、特有のにおいのある気体で
殺菌・漂白作用があり生物には有害な物質ですが

、生物に有害な紫外線をさえぎる性質があり、地球上をおおうオゾン層は、生物を有害な紫外線から守っています。

また、オゾンに紫外線が当たると酸素に戻る反応も起こるので、オゾンの量は長い間一定の量を保っていました。

オゾンホール

スプレーや冷蔵庫・クーラーのガスとして使われているフロンは化学的には安定している物質ですが、

これが上空へ運ばれて、太陽光によってオゾンと反応してオゾンを破壊するためオゾン層はかなり薄くなっています。

そのため皮膚がんの増加が報告されています。

また、南極の初春には極夜渦とよばれる強い上昇気流が発生し、地上付近のフロンをオゾン層周辺へ吹き上げるため、

オゾン層が極端に薄くなるオゾンホールとよばれるオゾン層の穴がみられるようになりました。

オゾンは大気中に希薄に存在しているためオゾン層の厚さを示すatm-cmは大気中のオゾンを集めて、

その量を地上の気圧になおしたとき何cmの厚さになるかを示したもので、m atm-cmはその1000分の1
これが220(1気圧では2.2mmの厚さ)を下回った地域をオゾンホールと呼んでいます。

もし、この穴が広がり、ここから太陽の光が地表に届くことがあれば、

有害な紫外線を浴びる生物に深刻な影響が出ることが予測されます。

 オゾン層の破壊

 オゾン層とは、成層圏内、地表から20〜25Kmの上空にオゾンが高濃度に存在する層をいう。

この層は太陽から来る紫外線のうち特に生物に有害な影響を及ぼす220〜320nmのものを吸収する。

 水素がなく塩素を含むフロンは、大気中での寿命が長く成層圏まで達し、分子中の塩素がオゾン層を破壊する。

その結果、短波長の紫外線の吸収が減少し、有害紫外線が増加し、皮膚癌等の健康への影響や、生態系への悪影響、さらに天候への影響が懸念される


 このため対策として、水素を含むか塩素を含まない物質に代替化していく必要がある。


私たちの生活や経済活動を維持するために、現在90%のエネルギーが石油、天然ガスなどの化石燃料を使用しており、

温室効果を現在のまま維持しようとすると、化石燃料を現在より60%以上削減しなければなりません。

ところが、世界の各国の先進国、発展途上国が社会、経済活動をストップさせて化石燃料を使用制限できかどうかが問題になっています。

しかし、このままでは地球が温暖化する恐れがあり、異常気象の発生、農業生産、生態系、国土の保安等への影響が出てきます。

アパのホームページには次のように書いてお客さんを迎えています。

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先は海から陸へ、そして幾多の困難を乗り越え霊長類の頂点に君臨しました。ヒトの誕生からこれまでの有

史は地球環境の歴史から見ればほんの僅かにしか過ぎません。約10万年前ヒトは火を発見し風力、水力等

自然エネルギーを使い豊かな生活を始めました..更に約200年前、化石燃料の石炭をエネルギーにして産業

は革命的に変化し、大量生産、大量消費の先鞭をつけました。1940年代中東に油田が発見されると化石燃

料の石油はエネルギーの中心になりました。私たちの生活は進歩、発展し幸福の追求の夢は次々と実現し

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し深刻な地球環境の危機を惹起させています。表紙のフィジー島の人々は国土が水没し避難を始めていま

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だいています。御邸でも太陽光発電を設置し、我が家の電気は我が家でつくりませんか。さらにIHクッキングヒ

ター、電気温水器でのオール電化の生活に切り替えて地球にやさしいことを始めてみませんか。また、太

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今日から我が家は発電所

人と地球にやさしいこと始めましょう。                   
                                                   (有)APA太陽光発電部

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