チター

2003年8月28日
南の空に月の次に大きな光が確かにある。
一晩中である。昨夜は残念であった。

人類創生のネアンデルタール人が見て以来のあの話題の6万年ぶりの大接近の火星である。

なぞであった頃なら、大変な状況であろう。

19世紀後半イタリアのスキャバレリが火星を望遠鏡でのぞき

「自然物でなく知的生命が作った運河である。」との仮説を唱えた。

他にも、オーソン・ウエルズのラジオ番組の逸話は語り尽くされている。

ドラマ「火星人襲来」を聴衆者が現実のニュースと受け止めて全米をパニックにしたという。


未知なる宇宙への夢想が生んだ混乱であろう

オーソン・ウエルズといえば、キャロル・リード監督の第三の男。

映画中の映画。キング・オブ・ザ・キングだ。 

 チターの奏でる名曲、はアントン・カラス。

以前NHKでこの曲ができるまでを、放映したことがある。

アントン・カラスがリード監督のロンドンの家に住み込み、49年9月の初公開までの、作曲に苦悩する内容であった。

現在の世界一のチターの演奏者の河野保人は
宮崎の都農町出身であり、全世界を飛び歩いている。

演奏を聞いたことがあるが、32本の弦が神の宿る手にかかると聖曲であった。

私たちの描いていた火星人の姿の原型はどこからきたのか。

詩人の小熊秀雄と漫画家の大城のぼる
による「火星探検」である。

復刻本を県の図書館で見れるのは嬉しい。

時局は軍歌でキナ臭い1940年に出版された。

この時期に出たのが凄い。
よくも検閲を逃れたものである。

その後、手塚治虫、や小松左京と言った作家に受け継がれてわれわれの目に届いたのである。

優しい科学的知識にもとずいて描かれ、
宇宙の夢を大いに育んだ。

毛利さんも秋山さんも日本人の宇宙飛行士はみんな読んだとのことである。

70年に月に人類がスックと立って以来夢はなくなった。

その後、火星がおなじ状況になった。

ボイジャーの米国火星探査機は、火星に着陸し

火星の土には、生命体につながる有機物の痕跡がないと、発表した。

しかし水があるではないか。

望遠鏡でのぞいたが、写真にしたいものである。

コピーをしてもなんら宮崎カメラの写真と変わらない画像である。

その付記社旗の世界がコニカ・ミノルタが
米国のヒェレット・パッカード社{HP]と複写機で提携した。

生産を前者が行い、HPは自社ブランドで販売する。ことになる。

複写機の02年生産台数は、日経によると494万2千台だそうである。

シェアーは次の通りである。

キヤノン  32%   
リコー   11 
米ゼロックス10 
シヤープ   9 
ミノルタ   6  
コニカ    3 
その他   29

トナー技術のあるミノルタと事業所に強いHP社が提携して販売に当たるわけだが、ミノルタが消えていくのであろうか。

なんとなく寂しいものである。

インク交換とか用紙販売とかのリピートの仕事ほどいいものはない。

ホントにインクと紙の高い事。
我らは、セピア色が一番似合う。

白黒のほうがカラーより高いのは納得がいかない。

現像、焼付けを自分でしていたので良くわかる。
工程が光でも3回当てるし、定着もそうであった。

昭和46〜7年頃である。
あの頃は夢があったものである。

太陽光発電ほど夢のある営業はない。
どうもそれが順調に行かない。

住宅メンテで写真をプリンターで焼いたが実に綺麗である。

明日の提出であるが、手数の割には売上はない。
整合性を持たせてうまくいかないものか。

49年9月ロンドンでの公開の名画は大成功を収めた。
カンヌ映画祭ではグランプリの名誉を得た。日本での初公開は52年9月。

ヨーロッパ史に詳しい人ならわかるが、
滅び行くオーストリア帝国のウイーンが撮影地であり、そのことをも背景にしているので含蓄のある映画である。

大観覧車のようにアパもうまく回転させていかなければならない。

チターの音色のように心に響く事を営業の基本としたい。

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