TRON トロン

2003年9月27日
関東地震のことを書いたのは25日それも仕事の終了後になるので 「一本指入力もあり」深夜過ぎに書き終える。

よって25日の日記●は26日の3時頃終了している。<26日の分は朝日が、白々する時間に書き終えた。>

●「9/20千葉地震を予測した串田義男山梨観測所のFM波の変調による地震予測のことである。」

そしたらナント数時間後の26日の5時前にあの神戸淡路の揺れ以上の大地震であったのだ。

太陽光発電のことをはじめたら、不思議体験によく遭遇し、自然への畏敬が深まったどころではない。

よく日本人には宗教心が無いといわれる。
神の数は、八百ズの神と限りない。

尊敬する事柄には、神に崇め奉り、日々の生きる糧、目標とし、守り神とするのが日本人の宗教観である。

靖国神社が中国、朝鮮を中心にアジアの問題になるが、民族の特性を研究していないからそうなるのであろう。

なにも東條、などの戦犯を奥深くに隠し合披し再度のアジア侵略を狙う為に
カモフラージュしているわけではない。

確かに為政者は個人保護法や住民票の集中化、電話の盗聴、海外派兵の端緒をつけるイラク法、
・・・・と軍靴の音が日増しに高まっている。

そして総仕上げの憲法9条の改正による好戦化といつかきた道に歩みを急いでいるきらいがある。

昨日の小泉の国会演説では治安の維持の名目で「交番の無人化を無くす。」と治安の悪さを歪極化し
警察力による封じ込めをのべた。

財政難の折、そちらの国家予算が増えるであろう。夜警国家は蛮行である。

犯罪は外国人の入国時点の問題であり、悲惨な国内犯罪は教育、不景気などの観点からしか
解決の道は無いはずである。

短絡的に、国会で「交番の常駐化」ではなかろう。三位一体改革が聞いて呆れる。
それでは駐車違反の民間委託の意味が無かろう。

総裁選の警察官僚の亀井の面子立てで是が「自民党をぶっ潰す」とか、「派閥を無くす」ナンであろうか。

この人はアピールだけで進めるから怖い。
政党政治は所属する政党の合意で動くべきだか独断専行である。

何時から日本は大統領制になったのか。
少なくとも議員だけの中の選民のみで
日本のリーダーは決まっているのではないのか。

是では、トップを決める制度の改正が必要である。それもなしで直接国民に問う手法である。

だが、国民はこの人を直接的に選ぶことは出来ない。ミスター・マリックさえ凌ぐトリックである。

そして圧倒的国民の支持である。
かってのナチス的手法であり、ゲッペレス宣伝相をも自分で演じているのでなおさらだ。

国会は三角錐のところが崩壊して改修中である。
落雷があったためだ。天の啓示、警告を予感する。

歴史を紐解けば、菅原道真は左大臣まで上り詰めながら失脚してしまう。

みやこに落雷を含む天変地異が起こり、霊を収める為に道真は神に昇格した。

誰もが受験の時お世話になったのであろう、天神様信仰の始まりである。

世界遺産の奈良、特に春日山一帯もそうだ。山自体が、信仰の対象である。

大祭に向け営々と受け継がれた伝統、芸能である、舞楽。

それに向け世襲で受け継がれた家だけが準備をする。

この時代背景のご時勢に馬40数頭一年を通じて準備をする。日々の生活の中に宗教がある。

宮崎の初代天皇を祭る神武さん大祭がそうである。
黒岩宮司さんを中心に大祭に向けて一年がある。

資金集めもかねた、神宮境内を使っての春を告げる植木祭り、年末の陶器市・・・すべて宗教行事である。

こんなに連続で地震が起こるとこのような民族信仰があるので変な宗教が発生するので気をつけねば。

次はフイリッピン・プレートに乗っかっている日向沖が震源となろう。古今とこ静か過ぎるのだ。

そこの科学のメスが入った地震予知の新分野
の学問。
北大の予知はどうであったのか、知りたいところだ。

国民の安寧の為、早期の確立を願いたい。
串田義男には是非ががんばってもらいたい。

科学立国はお家芸。人材は豊富。その一人に
坂村 健東大教授がいる。

携帯電話、デジカメ、カーナビこの人なしでは電子機器は語れない。

それが内蔵するコンピューターの組み込みOS<オペレーテングシステム>トロンの開発者である。

「日本は得意の技術分野でアメリカに対して自立していかなくっちゃ」とさり気ないところがいい。

科学者はこうでなくっちゃ。
時代がかっていると政治的に利用されるのが行くつくところの落ち。

コンピュウターの主戦場がモバイルになり、

「90年代はパソコンの時代でしたが、トロンは、より便利な、どこでもコンピューターという
環境を可能にする。
日本発の技術が来るユピキタス・コンピューテング社会をリードしていきます。」

現在パソコンの分野ではCPUとOSというきわめて重要な部分がアメリカの企業によって

ほぼ独占されている状態だが、
ユビキタス・コンピューティングは世界を変える。

ウィンテル<ウインドウズ+インテル>に席巻された日本の失地回復を託す希望の星である。

東大情報学部教授の地位に安穏とせず象牙の塔を脱して精力的に技術者の地位、力の向上を図っている。

実用化が実現すればノーベル賞は、いずれ確実である。

ところが、敷居の外に出れば〇人の敵がいるのが男の世界。評価が天と地。

両著書を読み比べるしかない。

  坂村健『21世紀日本の情報戦略』岩波書店
  池田信夫著「ネットワーク社会の神話と現実」      東洋経済新報社 定価1800円+税
  情報は自由を求めている
内容はこうである。
・・・・・・最近、「ユビキタス」ブームとやらでTRONが再評価されているという。

「日本発の国際標準」となるはずだったのに、通商交渉で米国がスーパー301条の制裁対象の候補にして
つぶしたというのだ。

これは著者がいまだに繰り返している話だが、嘘である。

当時、著者と仕事で1年もつきあわされた者として自信を持って断言するが、TRONがものになる可能性なんて万に一つもなかった。

それは著者が「日の丸OS」として通産省に売り込み、だまされた官僚がメーカーを

無理やり引っ張り込んだだけで、MS-DOSと互換性のない国内規格をまじめに開発する企業はなく、

物を実際に作っていたのはパソコンで出遅れた松下だけだった。米国の脅しは、

手を引く絶好のきっかけだったのである。
事実、実際には制裁対象にはならなかったのに、TRONはあっという間に消えた。・・・・

こうなるとなんだがわからなくなってくる。
ペンは剣より強しである。

実際に開発した嶋正利氏についての評価は正当になされるべきであるが、、この日との売り込み不足で科、過小評価である。

嶋正利氏は日本の誇るコンピュータ・アーキテクトとしてTRONの 坂村健氏と双璧をなす、と筆者はかってに思いこんでいるが嶋氏の名声はあまり流布していない。

彼は初めての4ビットMPUから8ビット、16ビットのマイクロチップの設計を時代の先頭で行った希有の存在である。
 
シャープやカシオが小型化のため新しいICを求めてアメリカ企業と提携を進めていた。

ビジコンも1969年、前の年に ロバート・ノイス とゴードン・ムーア が設立したインテルと提携交渉をしていた。

嶋氏は168Pの経験の上にさらにプログラムを入れ替えればどんな電卓にも変身するという汎用電卓のアイデアを固めてインテルに説明に出かけた。
1969年の6月だった。

その当時インテルはできたばかりのまだ小さな会社で、電卓を理解する技術者はいなかった。

担当についたテッド・ホフという若い技術者に嶋氏は1ヶ月以上説明するがらちがあかなかったらしい。 ・・・・

熱き血潮に触れもせで、淋しからずや道を説く君」
                「与謝野晶子」

恋しうる歌も作者を忘れればいかようにも取れることヨ。

不言実行、寂しさが付きまとうのは、仕事にかける男の真実、誠実、美学、誰が仕事を理解し、評価するものぞ!

黙して語らず!
ひたすら自分の信じる道を歩くしかない。

汝の道を行け!あとは人の言うにまかせよ!
<だったか?>
ヘブライ人の格言にもある。

洋の東西を問わず真実を求めて仕事に生きるには
悩みがつき物のようである。

佐土原の電気工事を廣島さん若大将でおえた。

IHクッキング・ヒーターと電気温水器、太陽光発電3,6KWを急がなければならない。

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