青島

2004年6月16日
青島と書いてチンタオと呼ぶ人はかなりの歴史通。
青島と書いてアオシマという人は35年代の新婚さん。

新婚ラッシュに沸いた時のお客さんであろう。
宮崎を代表するカンコウスポットとなっている。

その青島の食事どころのZEALのシャレタ建物に75枚のパネル工事の2日目。

パネル75枚の積み込みを7時に終え、お茶を振舞った。
なんか火打石で送り出す野村胡堂の銭形平次を送り出すお静の心境である。

私といえば○菱農機さんの展示会。
もともとビデオとチュナーを「御貸し願えまいか」の依頼だけであった。

、昨日設置に行くと
「あんたメーカーの人じゃろ。液晶テレビやら、展示せにゃ!」

と叱責ぎみに詰め寄られてのこの状態である。
傲慢さでいやであったが、ひたすら「はい!」しかない。

IHクッキング・ヒターと太陽光発電のパネル1枚を急遽展示することとした。

場当たりなやり方だが、直ぐやるのがAPAの売りである。
神は味方したのか。お客さんはつかなかったが、仕事の依頼である。

エコキュート3台温水器を急遽の今週中の設置依頼である。
金曜日18日は先約の宮崎市内の工事が入っているが喜んで受ける。

一度は来週では・・・とのお伺いは立てたのではある。
すぐにでもせこうしてほしい!の一点張りに直ぐ折れただけ。

そりゃ職人さんのスケジュール調整がいるワナ〜。
確認の電話をするとどうも調整がつかない。

強引のお願いをして決行である。仕方ない。
老舗のエコキュート屋さん高鍋の同行を頼まれるが午後はスケジュールが入ったばかり。これでは流石のせきやんさんもお手上

げ。

昼の焼肉は豪快なやり方でこれが一番美味い。
ドラム缶を半分にして炭を豪華に入れ8番線の金網で焼く。

肉汁が炭に落ちホンノちよっぴりの燻製状態。
炭の匂いがつくともなくついている。このハーモニーが旨味の秘訣なんであろう。

お漬物がこれまたいい。田舎漬け。
おにぎりは塩味で農家向けと繊細な心配り。・・・うまい。

途中福岡の方う連れた所長さん午後空港のそばにあるこの方の会社に名古屋から来られる情報である。

アレ?18日じゃなかったの。の感だが、
「そうですか!いきます!」

状況見れば解ろう!動けないじゃないか。
大先輩に頼むこととした。

専務も加わりメーカーと架台製作者とAPAと営業戦略会議。
4時間以上も協議したはずだが、私には10分間であった。

○秘もしめされ、コピーさえいただけ、責任重大である。
○秘ってなあ〜に?知りたいでしょう!そりゃ仕切値。・・原価ですよ!

此処までの信用力をえるようになっているAPAなのである。
原価が裸なら商売は成り立たない。そこまでのことは決してしない。

幾度となくこの場面での経験がある。が誰が原価を示そうぞ!
頑張らなければならぬ。

単純アホの専務はそれさえも気づくか気づかないでか平穏な議論で質問さえしてる気楽さ。

ことの重みがまるでわかっちゃいない。どうも絶望的。
宗教の説明である「絶望を知らぬ人ほど本当の絶望である。」はキルケゴール?だったか。

さらに悪いクセが加わると最悪。
「盗難」と「ウソ」ほどみっともないものはない。

ウソは天下一品・・・物・・忘れなんであろうか。
それでないと救いがない。

付き合いきれぬ。こころの平安をどう求めることが出来よう。
ひょんなことからのアイデアで今日の形が生まれたようである。

ということは今後の改善個所がいっぱいあっていいわけである。
技術は日進月歩。日本のお家芸。
ネーミングひとつアイデアなのである。

そういえば銭形平次の名前の由来が面白い。コリャ書かねば・・
1931年4月「オール読物」の創刊とともに誕生した銭形平次シリーズは、1957年まで26年間に渡り書き継がれた。

長編21、中篇18、短編341、
 掌編3の、合わせて383編にものぼる。

原作者の野村胡堂の回顧。

銭形平次の名前を、工事現場の「銭高組」のマークから思いついた。
「ゼニダカコウジ、ゼニガタコウジ、ゼニガタヘイジ」と連想したんだろうね・・・

シュチエーションは6畳2間の部屋に2畳の玄関口。万年青の鉢、このころの江戸文化が偲ばれる。

おなじみの登場人物は  平次31歳、お静23歳、八五郎30歳。恋女房のお静は、両国の水茶屋で 美人と評判の高い茶汲娘だった。
子分の八五郎、通称ガラッ八は独身。

平次が活躍する時代は、最初は4代将軍家綱の、慶安から承応の頃だっ
 たが、30話あたりから、大江戸の爛熟期・文化文政になる。

 平次がパッと投げる銭は、丸い中に四角の穴があいて、裏に波の模様の四文銭(おおむね寛永通宝)で、この投げ銭は、「水滸伝」に出てくる没羽箭張青の礫投げがモデル。

投げ銭遊びというのは、柱に折れ釘を打ち込み、4〜5メートル離れた所から、穴あき銭を投げ、その釘に掛けるというもの。

志ん朝演ずる愛宕山の太鼓持ち一八の谷ゾこの小判拾いを彷彿。

1931年の松竹キネマの『銭形平次捕物控 振袖源太』。
 平次は堀正夫だった。その後、平次役を演じた
のは

嵐寛寿郎、
小金井勝、
海江田譲二、
川浪良太郎
長谷川一夫
大谷友右衛門
里見浩太郎、
大川橋蔵
といるが、極めつけは、やっぱり長谷川一夫。
 投げ銭は、プロ野球の投手の投げ方を研究し当時巨人の エースだった別所投手の投げ方を参考にした。 

私には懐かしき学校映画で見た記憶がある。
1〜2時間お勉強があり、歩いて映画館まで全校で移動である。

日記の方々。誤解しなさるな。市立でなくれっきとした義務教育の学校でしたのである。
文部省はやかましく言わない。のんびりとした教育環境であった。

このころの日教祖は頑張っていたが、まだ勤務評定評価導入がないので勤評闘争はない。

全国一齊の学力テストもない。よって学テ反対闘争もないのである。
佐賀県の教職員は井上靖?小説仕立てにもなった。

この頃の校長の東永寛好校長は何を考えていたのやら。

第一次大戦を描いた『青島要塞爆撃命令』は63年東宝の99分映画である。監督は、『ニッポン無責任時代』など無責任シリーズの
古沢憲吾。よって日本の戦争映画にしては楽しく見れる。
ドタバタ喜劇の雰囲気さえかもし出してる嫌いがあるからである。

円谷英二の特撮は後の作品たる特撮の神様たるを彷彿とさせる。
最近の CG 、デジタル処理全盛、ゆえ、アナログ的手作り作品を感じいる作品。特撮のリアリティが当時は充分感じられたものだ。

出演者は
佐藤允   真木中尉
夏木陽介  二宮中尉
加山雄三  国井中尉
伊吹徹   庄司候補生
池部良   大杉少佐
浜美枝   台湾娘

田崎潤、左卜全らの脇役陣を見れば、東宝映画がよくわかる。
何と言っても当時『若大将』シリーズで人気絶頂の加山雄三

ストリー
第一次大戦、日本はドイツと闘っている。日本海軍はドイツ占領下の中国青島(チンタオ)要塞を軍艦で攻撃するも、圧倒的な射程距離を誇る「ビスマルク砲台」に阻まれ、なす術がない。

起死回生の秘策として、当時誕生して間もない航空部隊に命令が下る。 青島要塞爆撃命令!なのである。

当時の海軍は「飛行機はホントに役に立つのか?」と、この新兵器に懐疑的で、青島爆撃に成功せねば、航空部隊の存続は危うし、ということでパイロットたちを先頭に熱い挑戦が始まる!

目標はドイツ軍の拠点・青島要塞の制圧である。だが敵の最新鋭の飛行機に対し、日本軍…

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