7月1日の日記

2004年7月1日
7月になった途端の猛暑をシーガイヤ・オシャンドームの建物の隣りで過ごした。

全県下対象のJA・1万人フェアーの太陽光発電ブースの担当である。
JAなくして夜も昼もあけぬぬ。知事さえ簡単に決める。

日向の国は瑞穂の国たる日本の始まり。
農業なくして県の繁栄はない農業県。

宮崎平野なる地図上のグリーン部分の最後であるところ中央市場近辺には不景気の風は無く高度成長期の如く槌音高い。

イオンの再開発が進んでいる。

あの橘百貨店を乗っ取ッた岡田のジャスコの変名である。
メインの橘通は確実に衰退し街の変動が起こるであろう。

確かに自動車社会の必須たる買い物客の駐車場に手を打たなかった過ちは大きい。

橘通り交差点地下駐車場の計画も実現しなかった。
アーケードとかの努力はなされたが、モーターリゼーションに対する見通しの無さに尽きる。

空きビルを買い取る津村市長は駐車場でなく市民プラザとかコミュニティー広場とかの県の好きな箱物行政を真似るだけ。根本にメスを入れない。

さらに地主がいけない。
旧態依然は殆どが四国からの移民者で占められてるこの通りの経営者の郷土愛の不足だ。

さらにシーガイアの観光客取り込みで一歩も外に出さないのが輪をかけた。

ヒトとのふれあいがあっての観光県であるべきなのにどこかにずれが生じた。

付け焼刃的にシーガイヤ〜街までの無料バスの運行が短期間のみ、ごまかし程度に実施されたが一時凌ぎに過ぎなかった。

もともとこのイオンの街づくりは問題がある。

この地区は古事記・日本書紀で言うところのあの神前結婚式の時の祝詞の・・阿波岐原・・の地域を一部含んでいる。

掛(か)けまくも畏(かしこ)き 伊邪那岐(いざなぎ)の大神(おほかみ)
筑紫(ちくし)の日向(ひむか)の橘(たちばな)の小戸(をど)の阿波岐原(あはぎはら)に

禊(みそ)ぎ祓(はら)へ給(たま)ひし時(とき)に 生(な)り坐(ま)せる祓(はら)へ戸(ど)の大神(おほかみ)たち
諸々(もろもろ)の禍事(まがこと)・罪(つみ)・穢(けが)れあらむをば

祓(はら)へ給(たま)ひ清(きよ)め給(たま)へと 白(まを)すことを聞(き)こし召(め)せと
恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(まを)す。

このようなことから、日向の橘の小戸の阿波岐原たる葦原国は、古代伝承にもとづく日本国の別の呼名とされている。

海辺に葦が繁っていて、その中に五穀豊穣の沃土があるという。
世界史的には日本軍の駐留するイラクのチグリス・ユーフラテス川と同じで、聖地である。

日本の古名を豊葦原瑞穂国といい、稲穂が豊かに実る国と称えてきた。
稲米は、日本の国柄そのものを象徴するとともに、

私たち日本人にとって稲作は、神々から授けられた神聖な営みそのもの。
これでは天罰が下ろう。食料自給率2割りでこれである・

会場はひっくり返したような大騒ぎ。

マイクが、ひっきりなしに景気づける。
私共のブースに拡声器がありたまらない。

「串間JAバスがつきました。」
「延岡JAバスがつきました。」

うんかの如く押し寄せる・ひと・ヒト・人。
1台700万ものトラクターが売れるから不思議である。

このような晴天の日は雷が鳴り豪雨がきたものだが、梅雨時期ゆえそれはない。

関東の方は作日ひどい雷のようであるのが日記の仲間で伺い知れる。
雷は夏、稲妻は秋である。天からの雷光を受け稲が喜び実を結ぶ。

この暑さは豊作の予兆。
高温多湿の国にのみもたらされる稲。
雷光を稲の殿と呼ぶのはここいらからきてるようだ。

稲妻のほしいままなり、明日あるなり。ー石田波郷ー

?そらに
   嬉々として宵を遊んで居り
       雷親子の行く行方を思うー佐々木幸綱ー

ひたすら豊穣を祈る、同じく自然の恵みの太陽光発電の普及である。

作日、熊本八代のお客さんの実寸を終えたので都城に報告して仕事を頂く。早速発注を急ぐ。
商社ルートでないと間に合わない。急ぎ発注。

熊本八代。イグサの90パーセントを生産する。ちなみに昨年作付けは1782hrで全国は1964hr。

10年前は5740hrで全国7070hrと中国産に押されている。

そこで開発されたばかりの・日の緑・。もうすぐ出荷が始まれ。
ところが中国ではなんともうそれが作付けされているとT・Vで随分前やってたのを記憶する。

技術の盗作!何もIT関連のみが対象ではない。
中華なる誇りはないのか。

その八代に太陽光発電所を来週、築く事とした。

シーガイア展示場をしながらの神業。
あわせあちこっちに仕事を依頼する営業せきやん。

ジィフルでの話は極めて極秘。60KW・・・あれ!書いてしまった。凄い仕事がAPAに待っている。

昨夜集金の66万の集金から16万を差し引き作日の240万とし50万は経理に渡す。それも朝早かったので夕方。
  
九電のこの方、又もや意地悪である。性根が悪い。
このヒトRPS法をご存知か。

太陽光発電を九電は普及せねばならぬのであるぞ!
かってこう記した。

新エネルギー法=RPS法は昨年4月に施行された。
化石燃料の使用と温暖化ガスである二酸化炭素=CO2を減らすことが目的でのことである。

大手電力などの電気事業者に販売電力量に応じて一定の新エネ利用を義務付けた。

新エネとは、バイオマス、風力、地熱、出力、千KW以下の水力そして太陽光発電である。

義務量は10年まで毎年増え、03年の4倍の123億KWに拡大することになる。

原発はつくれれず、何を考えている。
わが社員をミロ!

昨日からの天孫降臨の地の太陽熱温水器のスタッフ午後10時50分現地をたつ。帰り着くのは深夜過ぎ。
昨日からよくやるわ〜。

太陽光発電の普及はこの情熱である。
それにしても利益率悪いので割増なし。

このように安い施工でいいのだろうか。

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