台風を予測しての天気予報に打ち勝ち高岡町でパネルを揚げた。
僅か4名での発電所作り。

足場掛け、と作業準備からだからたまらない。
それでも夕方には、川越発電所の完成。

私といえば、電話の応対と資材の手配と何にも美味くいかない。
夜は日南に向かう約束をさせられ先ほどご帰還。何時も後始末でたまったものじゃあない。

若者のとの接点探しに加え挙句の果てに集金が重なっている。
ストレスどころかまったくAPAの行事に感知しそうも無い姿を見ていて怒りも頂点。
胃袋に穴があきそうで悲鳴をあげている。

朝のNHKドラマの「わかば」は日向・飫肥に舞台を移し佳境を迎えていくことであろう。

消え行く日本の減風景たる街並み、運河、棚田と全国にノスタルジーを届けることになろう。

私なりの日向三大旧町並みは美々津、飫肥、高鍋とあげつらう。
町並み保存は高鍋をのぞく地域で取り組まれ今に伝え将来に残されるであろう。

美々津は古く古事記、日本書紀まで由来する。
統一国家の神国日本はこの地より大和国の東征に始まる。

その初代天皇神武のお船出の地と記紀は伝える。
その後江戸期は参勤交代の起点として隆盛を極めた。

今に残る町並み群はこの頃にタイムスリップさせ古代に誘う。
家父長制の残滓たる多産系のおさの父・岩雄は11人の伯父叔母があり、それに匹敵する兄弟があった。

口減らしで美々津の地に養子入りした警察官に奉職した伯父の故郷でもある。
十五夜祭りや多くの廃れた祭りがここにはある。

小京都飫肥は酒谷川が大きくSカーブした中島にお城とともに発展した。川は自然の要害。その中は経済の中心でもあった。

明治の外務大臣小村寿太郎を輩出しその兄指した、小倉処平を育んだ。
 いずれも大儒学者安井息軒の薫陶を受けた。

西南戦争で散ったものとアメリカ留学で難を逃れた二人の歴史的評価は分かれるが、いずれ劣らぬ日向の生んだ逸材である。

その飫肥の町の入り口に小玉豆腐店はある。赤い鳥井が目印である。
太陽光発電を取り入れ豆乳を持って再建を計ろうとしている。
先日、商談にしくじりつつありナントか繋いでいた。

先ほど夜半どうにかローン契約書を作成できた。
チン・グワラからの出発で倍のエネルギーがいったがどうにか調印できた。本当に困ったAPAの営業の人である。尻ふき係は、もういい!

旧街で思い起こすは3年前熊本は山鹿に遊んだ。
かっての街道の宿場町がそのまま残り寂れていた。

レトロ調で街並み再現。山鹿灯篭に温泉を生かした。
玉三郎お気に入りの八千代座は日本に残る三大名劇場。

香川の金丸座、飯塚の嘉穂劇場と歴史 に残る全国の芝居小屋の代表的伝統を受け持つ。
名優が名舞台に立つ歴史的文化を提供している。

小津、クロサワ溝口健二亡き邦画界。保存の研鑚を見事に昇華させたこれらの芝居小屋。

カメラ・アングルを「寅さん」から時代そのものに変えた山田洋次監督の映画は「虹を掴む男」。

舞台は徳島県の吉野川の河畔の脇町。
うだつが残る街として全国にその名を馳せている。

この映画は、うだつの上がらぬ数奇な人生を歩いている私の応援歌やも知れぬ。

今の私のように何時までも発展・成長、財をなすでなき出世できない
者を「うだつがあがらぬ」と大和言葉は言う。

江戸期に出世の存在を誇り、豪壮華美なうだつを揚げ競った。
富裕でなければ出来なかった。

吉野川河畔の交通の要所の徳島県北部の脇町のうだつの街。
機能性の二階にピッタリの本うだつ
装飾の化粧のうだつ

うだつがめざし進化した江戸、明治、大正、昭和初期の多様に渡り、うだつがあちこちに残る。

となりまちの貞光町には、さらに趣を増した二重うだつがある。

映画のストリーは名画上映にかける西田敏行扮する映画人の話である。
ニュー・シネマ・パラダイスをリメークした筋立て。?

その映画館は今にも残る「オデオン座」で、昭和9年の芝居小屋の後の映画館。
花道、周り舞台、鶉座敷、本格的設備を兼ね備えている。

これでは、隣県、愛媛の内子座しか勝るものは無い。

うだつのある家にパネルを上げたい。
伝統と現代デザインの融和である。

アンバランス? 
ノン!・・私の答えである。

フランス・パリのルーブル博物館のガラスのピラミッドが当初どれほど批判されたか。

それが今は採光口のモデルともされてるではないか。
このように書いてきたが何故であろうか。

歌舞伎の団十郎は病魔を克服して十一代目市川海老蔵襲名披露で
パリ・国立シャイヨー劇場で公演中だがそれが何かの縁であろうか。

パリは世界芸術の宝庫。国立シャイヨー劇場はセーヌのほとり
コンコルド広場の近くにあり、ルーブル博物館やノートルダム寺院
とともにパリのシテ島にある。

シャイヨー宮 はナポレオンがローマ王の宮殿として建築をこころみたが、帝政の崩壊で工事が中断。
1937年万博を目的として、工事を完成とある。

宮殿は羽根をひろげた形であり、エッフエル等を背景に建てられている。宮殿内には、

・人類博物館、(セーヌからみて左翼)
・海洋博物館 (左翼)
・アンリ・ラングロワ記念映画博物館
・フランス文化財博物館、(右翼) イースター島の遺跡
・国立シャイヨー劇場、
・シネマテーク・フランセーズ 映画の聖地。

前は トロカデロ庭園。夜はライトアップが美しい。
近くのコンコルドバス停車場はスリ、多発エリア。

ぼーっとエッフェル塔をみているとよろしくない。やられてしまう。
腰のポーチなんぞ何のその。

幼き二人組みで、その姿さえ痛々しい。
が、そのスリぶりは見事!。まるで芸術の域。

ちゃんとチャックを〆て抜いていっている。。現金のみをである。
赤い大事なパスポートは残していてくれた。
将来が楽しみな?仕事ぶり?である。{お〜バ〜カ・・さん}

交通の便は、メトロ: 6、9号線 
 
バス:バスルートはこちら 凱旋門〜サン・ラザール駅〜アルマ橋〜サンジェルマン〜 の地名を目指せばよかった。

国立シャイヨー劇場を探すには、パリは徒歩で十分である。
何もメトロに頼る必要は無い。セーヌを眺め歩くのが最高。

♪♪シャンゼリゼを歌いながら・・♪

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