大寒

2005年1月21日
ひゃぁ寒さが続いてますな〜〜
24節季の大寒がピッタリ

寒いと布団から出してる手さえかじかみ睡眠薬代わりの本を支える手さえ冷たい。

ところが話したトタンに読んでる最中のめくれイラついた経験をする季節

そうでしょう!ご同輩!ものぐさはわたしだけか?・・・
どう にもものぐさながらの我輩の読書が見て取れるようである。

長野渋谷文泉閣。
昨年2月特許に至ったのは渋谷一男

めくれない本の技術を完成した「フォローバックの製本」である。
説明すると簡単こうである。

それは紙筒を加工背表紙に貼り付ける。
背表紙と裏背表紙の間に折り込む

コストは1冊7円
布団の中の手を出して7円を節約はしたくないわ。

めくれ元にに戻りやすいのはビジアルな雑誌とかA判サイズそれと辞書・・
私の場合はそう関係ないではないか。

兎に角。寒すぎの今年の冬
短絡的に温暖化でない!と平均温度で言う大勢を見ない学者が出てこよう。

温暖化の進展を進行させることを含む異常気象を進展させる。
正確無比に日頃から言っておかないと揚げ足を取られかねない。

幾山河越えさりゆかばさみしさの
      はてなむ国ぞけふも旅ゆく

牧水会の和田会長さんの歌の解説に触れた。
自分の心の中に深い寂寥がひそんでおり、で

その寂寥にたえかねてこうして今日も旅をしている。
いったいどれだけ多くの山や川をこえてゆけばこの心にひそむ今
国に出られるのだろうか、

行けども行けども尽きない寂寥をみつめているわけだがこの気持ちは万人の共通のものであるはずだ。

戦後戦犯に問われることを聞いて自殺する近衛文麿が側近の日記で有名な西園寺公一に渡した色紙があった。
そこには「幾山河」が書かれてあった

記念碑は幕別町・油山公園・高千穂町・小諸市・日向市駅・北上市駅
宜野湾市・・・・・さ〜〜テ何県でしょう。日本一人気の歌である。

23歳早稲田学生のときに詠んだ歌。
40年夏の帰省中に詠んだ歌。新見市・哲西町の二本松峠の間に読まれた。
二本松峠に記念碑がある。

岡山高梁川上流から広島の茶屋熊谷谷で書いたはがきにこの歌があるそうである。

この歌にはもと歌があるのではないか。
2年前の38年上田敏の訳詩集「海潮音」に載る
英文科の学生である。

カール・ブッセの歌が宮崎の観光バスで流れる。

「山のあなたの空遠く幸いすむと人のいふ
ああわれ人と尋め行きて涙さしぐみ帰り来ぬ

山のあなたのなお遠く幸いすむと人のいふ」
渾然としているしかしながらあらゆる感情がある。

けふもまた心の鉦をうち鳴らしうち鳴らしつつ
あくがれていく

が西行や芭蕉を彷彿させまいか

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