国防のありかた
2005年2月22日今日の政治ニュースはブッシュとシラクが会談したのがトップ。
混沌とする世界の流れは大欧州の誕生と中国を中心に回ろう。
国会がその行く末を議論し国民に判断を提供してくれない以上われらから国家を語るしかない。
国家は民族の防衛を大一義に存在するのに異論はなかろう。
古代ギリシャ、ローマ、大航海時代のスペイン、大英帝国
軍事力を背景に他国を侵略し国土を拡大し富を得た。
近代においても二極崩壊後にそれがまかり通っている。
国連中心主義と、こともあろうに同盟国の同意もないままに突っ走るアメリカの姿が二重写しになる。
私には軍隊なしでの防衛を信ずるがそれでは現実政治は語れない。
平和国家作りは別に論ずることとしたい。
軍隊が庶民を守ろうとしない歴史的事実はあるにせよ存在してる事実からの議論である。
土俵に上らねば相撲は取れない。
60年安保は知らずとも70年安保には積極的に関わった。
そして35年。信じられぬ程の変化である。新聞を右手にしてから考えてみる。
19日、ワシントンでは新たなる日米防衛問題について「共通戦略目標」に合意した。
日米の外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)の共同発表文書である。
96年、アジア太平洋の平和と安全を主眼に日米安保共同宣言(同盟再定義)は冷戦終結とソ連崩壊後のことであった。
今回の作業は、約10年ぶりの同盟戦略の見直しにあたる。
中国と台湾の問題が盛り込まれ、朝鮮半島の平和的統一、ロシアの役割、東アジア共同体構想などの地域メカニズムにも触れているのが特徴だ。
また同盟の目標を地域・世界レベルに分けてとらえ、日米安保体制の枠外での災害支援や国際平和協力などでパートナーシップを
強化する方向もうたっている。
日本の安全は地勢学上まずは、一衣帯水たる中国、朝鮮半島に向けなければならない。
韓国との関係はW杯の共同開催を経て、ヨン様で雪解けが進んでいる。
北朝鮮は核保有をちらつかせ六ヶ国協議のテーブルに着くと昨日議長国中国に表明した。
しかし日本外交の本来は中国に向けられるべきである。
中国が3月5日から開く第十期全国人民代表大会で、「反国家分裂法」の草案を審議し、可決する準備を進めている。
国家分裂活動を阻止するための国内法という。
果たしてそうか。
詳細はわからないが、この法律は中国の台湾への武力行使に法的根拠を与え、台湾海峡の緊張を高めるだけでなく、日本を含む周辺国にも脅威となる危険性を秘めている。
台湾の陳水扁総統が、台湾の現憲法を全面改正し、任期中の2008年に新憲法を施行するという方針を示したことを「法による独立」と警戒し、法には法でとの処置であろう。
中国は92年、国内法で「領海法」を制定し、日本の固有の領土である尖閣諸島をも一方的に中国の領土とした
以後、同諸島への中国人の不法侵入が増えたことは国家の意思の現れである。その延長が先日の不法侵入の潜水艦事件でもある。
この国の誰もが腹のそこに持つ中華の国を忘れてはならない。
備えあれば憂いなし。
巨費を投じて推進されるミサイル防衛(MD)システムの整備を推進する際、米軍とのデータのリンクなどの連携がどうなるのか。
向けられるべきミサイルはどこを向いているのか。
日本にとっては安全保障上の重要な問題であるとともに、集団的自衛権の行使という憲法とのかかわりも出てくる。
聞こえくる改憲論議はそこまでは見越してないはずである。
在日米軍に協力する自衛隊の役割や任務分担も、戦略目標を抜きには考えられないが、その際、おのずから協力の範囲に限度があることはいうまでもない。
在日米軍の再編は、米軍の世界的な変革・再編に伴うものだ。
よって「共通戦略目標」を掲げるなどして再編の論点を整理したわけだ。
在日米軍の兵力構成の見直しや沖縄などの基地の町の負担軽減を打ち出した。
本格的な再編協議はこれからだが、米陸軍第1軍団司令部(ワシントン州)のキャンプ座間(神奈川県)への移転
横田基地(東京都)の米第5空軍司令部とグアムの第13空軍司令部の統合とともに、
横田基地の航空自衛隊との共同使用が取りざたされている。
米軍は、どういう事態を想定して陸軍の司令部機能を置く意向なのか。
在日米軍基地の使用目的を「極東の平和と安全の維持」としている日米安保条約の6条との関係が論議を呼んだが、今後、この問題をどう整理するのか。
東京都が返還を求めてきた横田基地は、米軍と空自が共用する見通しだ。
首都圏上空の「横田空域」が、米軍管理下にあることに主権国家としてのプライドはないのか。
現実的に考え、たとえ共用だとしても、管制の主導権は日本側が明確に握り、民間航空機にも開放されなければならない。
普天間飛行場については日米特別行動委員会(SACO)最終報告の着実な実施をうたったが、そこに盛り込まれた代替ヘリポートの着工のめどはたっていない。
所詮軍隊は気ままなもので出たとこ勝負。
計画性はなく決定事項なんて簡単に反故にしよう。
イラク・サマアから引き上げるオランダ軍なきあとの災害救助隊たる自衛隊の行く末に似てる。
守るべきもの何一つなき私ほど防衛問題はよくわかる。
小林にパネルを上げた。絶好の天気。
福岡よりの天女の声に青春期を思い浮かべる。
いつまでたっても成長途上の爺でみっともなくお恥ずかしい。
すきあり!日ごろの努力が平和を維持する。
防衛問題の基本であろう。
物を知るにはこれを愛せねばならぬ。物を愛するにはこれを知らねばならぬ。哲学者たる西田幾太郎の言葉である。
改正9条を知ってからも生きなえるのもいやである。
ワン・クリック!
http://blog.with2.net/link.php/34016
混沌とする世界の流れは大欧州の誕生と中国を中心に回ろう。
国会がその行く末を議論し国民に判断を提供してくれない以上われらから国家を語るしかない。
国家は民族の防衛を大一義に存在するのに異論はなかろう。
古代ギリシャ、ローマ、大航海時代のスペイン、大英帝国
軍事力を背景に他国を侵略し国土を拡大し富を得た。
近代においても二極崩壊後にそれがまかり通っている。
国連中心主義と、こともあろうに同盟国の同意もないままに突っ走るアメリカの姿が二重写しになる。
私には軍隊なしでの防衛を信ずるがそれでは現実政治は語れない。
平和国家作りは別に論ずることとしたい。
軍隊が庶民を守ろうとしない歴史的事実はあるにせよ存在してる事実からの議論である。
土俵に上らねば相撲は取れない。
60年安保は知らずとも70年安保には積極的に関わった。
そして35年。信じられぬ程の変化である。新聞を右手にしてから考えてみる。
19日、ワシントンでは新たなる日米防衛問題について「共通戦略目標」に合意した。
日米の外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)の共同発表文書である。
96年、アジア太平洋の平和と安全を主眼に日米安保共同宣言(同盟再定義)は冷戦終結とソ連崩壊後のことであった。
今回の作業は、約10年ぶりの同盟戦略の見直しにあたる。
中国と台湾の問題が盛り込まれ、朝鮮半島の平和的統一、ロシアの役割、東アジア共同体構想などの地域メカニズムにも触れているのが特徴だ。
また同盟の目標を地域・世界レベルに分けてとらえ、日米安保体制の枠外での災害支援や国際平和協力などでパートナーシップを
強化する方向もうたっている。
日本の安全は地勢学上まずは、一衣帯水たる中国、朝鮮半島に向けなければならない。
韓国との関係はW杯の共同開催を経て、ヨン様で雪解けが進んでいる。
北朝鮮は核保有をちらつかせ六ヶ国協議のテーブルに着くと昨日議長国中国に表明した。
しかし日本外交の本来は中国に向けられるべきである。
中国が3月5日から開く第十期全国人民代表大会で、「反国家分裂法」の草案を審議し、可決する準備を進めている。
国家分裂活動を阻止するための国内法という。
果たしてそうか。
詳細はわからないが、この法律は中国の台湾への武力行使に法的根拠を与え、台湾海峡の緊張を高めるだけでなく、日本を含む周辺国にも脅威となる危険性を秘めている。
台湾の陳水扁総統が、台湾の現憲法を全面改正し、任期中の2008年に新憲法を施行するという方針を示したことを「法による独立」と警戒し、法には法でとの処置であろう。
中国は92年、国内法で「領海法」を制定し、日本の固有の領土である尖閣諸島をも一方的に中国の領土とした
以後、同諸島への中国人の不法侵入が増えたことは国家の意思の現れである。その延長が先日の不法侵入の潜水艦事件でもある。
この国の誰もが腹のそこに持つ中華の国を忘れてはならない。
備えあれば憂いなし。
巨費を投じて推進されるミサイル防衛(MD)システムの整備を推進する際、米軍とのデータのリンクなどの連携がどうなるのか。
向けられるべきミサイルはどこを向いているのか。
日本にとっては安全保障上の重要な問題であるとともに、集団的自衛権の行使という憲法とのかかわりも出てくる。
聞こえくる改憲論議はそこまでは見越してないはずである。
在日米軍に協力する自衛隊の役割や任務分担も、戦略目標を抜きには考えられないが、その際、おのずから協力の範囲に限度があることはいうまでもない。
在日米軍の再編は、米軍の世界的な変革・再編に伴うものだ。
よって「共通戦略目標」を掲げるなどして再編の論点を整理したわけだ。
在日米軍の兵力構成の見直しや沖縄などの基地の町の負担軽減を打ち出した。
本格的な再編協議はこれからだが、米陸軍第1軍団司令部(ワシントン州)のキャンプ座間(神奈川県)への移転
横田基地(東京都)の米第5空軍司令部とグアムの第13空軍司令部の統合とともに、
横田基地の航空自衛隊との共同使用が取りざたされている。
米軍は、どういう事態を想定して陸軍の司令部機能を置く意向なのか。
在日米軍基地の使用目的を「極東の平和と安全の維持」としている日米安保条約の6条との関係が論議を呼んだが、今後、この問題をどう整理するのか。
東京都が返還を求めてきた横田基地は、米軍と空自が共用する見通しだ。
首都圏上空の「横田空域」が、米軍管理下にあることに主権国家としてのプライドはないのか。
現実的に考え、たとえ共用だとしても、管制の主導権は日本側が明確に握り、民間航空機にも開放されなければならない。
普天間飛行場については日米特別行動委員会(SACO)最終報告の着実な実施をうたったが、そこに盛り込まれた代替ヘリポートの着工のめどはたっていない。
所詮軍隊は気ままなもので出たとこ勝負。
計画性はなく決定事項なんて簡単に反故にしよう。
イラク・サマアから引き上げるオランダ軍なきあとの災害救助隊たる自衛隊の行く末に似てる。
守るべきもの何一つなき私ほど防衛問題はよくわかる。
小林にパネルを上げた。絶好の天気。
福岡よりの天女の声に青春期を思い浮かべる。
いつまでたっても成長途上の爺でみっともなくお恥ずかしい。
すきあり!日ごろの努力が平和を維持する。
防衛問題の基本であろう。
物を知るにはこれを愛せねばならぬ。物を愛するにはこれを知らねばならぬ。哲学者たる西田幾太郎の言葉である。
改正9条を知ってからも生きなえるのもいやである。
ワン・クリック!
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