耳川風景。

2005年2月24日
ロマンを語るにには、満点の夜空に変わるものはない。
恋人同士よ。デ−トは夜ですよ。

古代ギリシャの人々や、アラビアンの人々はそこに瞬く星星を見て多くの話を作り、星をつなぎ合わせ壮大なるスケ−ルの形にして星座として、描いた。

星座を知らずしてヨ−ロッパ神話は語れない。
常識、知識人の基礎的な素養である。

宮崎・・・否!全国一の日本一のの天文台が宮崎の地に完成しようとしている。

マスコミ報道は三月初めになろう。
NHK、夕刊ディリ−、宮日新聞と報道が続こう。

「頭上に注意!・・星がおちてきます。」
オ−ソン・ウエルズばりの虚言がまかり通るやもしれぬ。

日本一の施設ができた暁のお話である。

巨大スクリ−ンに映し出される施設建設の仕事をするために
今朝は、7時前出発。

高鍋で資材の調達をして、標高1000m、距離にして100K彼方の
北郷・中小屋昴天文台にむかう。

えもいえぬ、独特の天文台の半球状の建物には「昴」の文字がが揮毫されている。

それも片島港がいい。
最初の宮崎の生み出した社会党代議士なのでくぁる。

初代天皇・神武を生み出した日向の地は天孫降臨の神話に包まれ根っからの保守的地域。
なんらの代わり映えさえしない。
新幹線も、高速道路もなんにもなくとも不満ひとつこぼさない県民性。政治不在のまさに熊襲の住む血である。

耳川を沿いを川の流れに逆らって県道51号を一路北郷へ向かう。
耳川沿いは失われた風景が連なる。

センタ−ラインがある改良された道路は走りやすかろう。
東郷町山陰は先輩のふるさと。塩月さんに会いたいものである。

まさに山紫水明の地。
小石の川原が蛇行した川に沿ってあちこちにある失われた原風景。

かって河川砂利は骨材としてあちこちで採取されたが、河床が下がるとの国家意思により、採取されなくなり
全面禁止がこの豊かな風景を守った。

国家は強制力を兼ね備え持つ。
美しき風景を国家と業者の争闘の産物として残った。

尾鈴連山は牧水の西端の地へと向かう。
中国の奇岩、奇風景の日本版。中国の吉林風景は日本の原風景。そぼ降る雨がちょうどいい。

赤いパラソルに合羽を着た白い犬。
四万十川沿いと似てることであろう。

市町村合併にあたり、自然財産たる四万十の冠を被せた市町村名が誕生したことからその悠久の流れの尊さがわかろうと言うものだ。

川の蛇行なんともいえぬ美しさ。

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