電力の自由化。

2005年3月28日
肌寒さを持ちながらも20度2分で四月の陽気だったそうな。
たったそれだけで気象庁は、愛媛県の宇和島とともに宮崎でも全国で最も早い開花宣言。

宇和島は平年より3日、昨年より11日遅く、宮崎は平年より3日、昨年より2日遅いと言う。

宇和島と高知、熊本が26日、東京や静岡、和歌山、宮崎などで27日としていた。

 桜の開花は、各地の気象台が定めた標本木が5−6輪咲けば開花とみなし宮崎は霧島町の測候所の木であったがどうも閉庁に伴い図書館のやつに変わってるようである。

開花から満開までは東北で5日前後、それ以外の地域は1週間前後チュ〜ことは4月4日まで?ちがうな〜。そのあとの雨の日までであろう。

宇和島は幕末四賢公伊達宗城(1818-92:むねなり)の国。
藩政改革、殖産興業、文武教育の振興、富国強兵と洋式兵学を導入。

弘化2(1845)年から大砲を鋳造し、吉村昭「破獄」の高野長英を一時保護しかくまい、幕末上野攻めの総隊長たる司馬遼太郎の描く「坂の上の雲」村田蔵六を招いて、蒸気軍艦を建造した。ここだけでも人物がわかろうと言うものだ。

徳川斉昭や松平慶永とともに、一橋慶喜擁立派の一員として活動。ペリー来航時は攘夷派だが島津斉彬、久光と一貫して公武合体、長州藩と幕府との和解を推進と王政復古を実現。

居城をたづねたことがある。市街の中央の城山に三重三層の天守閣を頂く宇和島城は、30歳のときであったろうか。

確かに均整のとれ美しく、築城以来約400年の歳月を経て、
現存する12ヶ所の天守閣のうちでも江戸時代様式を留める貴重なもの

それもそうであろう。勇猛果敢、藤堂高虎の築城は慶長6年(1601)。
その後奥州仙台藩主、独眼流こと「梵天丸はかくありたい」で一世を風靡した伊達政宗。その長子秀宗が宇和郡10万石として、元和元年(1615)に入城。
その姿を今に伝えてるからだ。そう大きな城とは思えなかった。

幕末この人を含めて明治は形作られた。
革命の中心人物の一人であった。

今日のこの日はそんな思いにかられる訳がある。

固定観念で惰性的に日常を過ごしているとガッ〜ン!とやられ眼から鱗。

社会問題の全てをエネルギーから解き明かそうと言う御仁に出くわした。

青白きころ社会改革に没頭していた時期があったし、
社会人になっても命題は続けて生きてきた。

どうもそれは分け前の分配であり、それが社会改革の力になると信じていた。

社会改革の旗は掲げてはいるものの所詮55年体制の枠内での運動でしかなかったやも知れない。

電力事業が4月から自由化が進み小売り自由化の対象が契約量で50キロワット以上の需要家にまで広げられ、既存の電力会社と新規参入者が電力を売買する卸電力取引所が開設される。

新聞によるとこうである。

今回の自由化では小規模の工場やビル、食品スーパー、ファミリーレストランまで自由化範囲に含まれてくる。日本の電力需要量でみれば、およそ3分の2が自由化されることになる。

 一般家庭はまだだが、かなり小口の需要家まで電力を選んで買える可能性が出てきた。だが、電話のように自由に会社を選んで契約できるわけではない。

新規参入者が販売できる電力は量的に限りがあるからだ。2003年度の新規参入者の自由化範囲における市場シェアは1.82%。

 新規参入者の電力調達の問題を解決するため、今回、卸電力取引所が開設される。電力会社が余剰の電力を売り、新規参入者がそれを買って、小売りに回す仕組み。

ただ、電力は一般の商品と違って貯蔵できないため、取引所での電力売買には制約も多い。取引商品は翌日の電力を時間帯別に
30分単位で売買するスポットと1年先までの電力を1カ月単位で売買する先渡しの大きく2種類に限られる。

 商品設計が新規参入者のニーズに合っていない点はすでに指摘されており、自由化の実効性を高めるには今後、様々な改良が必要だ。電力会社がライバルである新規参入者向けに積極的に
取引所に電力を出品するか、新規参入者が買った電力を送るため電力会社の送電線を円滑に利用できるか
、という問題も残る。

、地域独占を許されてきた電力会社には自由化を順調に進める責務があり、公平、公正な行動を求めたい。新規参入者は取引所という調達手段を与えられた以上、自由化の利益をより多くの需要家に広げる努力を尽くすべきである。

お話を伺った理論。

地球上に来る太陽エネルギーは1時間あたり10の14乗KW
現在人間が使っている地下資源(石油,原子力,石炭)エネルギーは、1時間あたり、 10の10乗KWゆえ、その1万倍のエネルギーになる。

地球上に来る太陽エネルギーを1時間だけ蓄えると、
残りの364日と23時間は、そのエネルギーだけで暮らせる。

太陽電池の変換効率は10%、量産タイプで14%、最先端の物は20%

地球上の動植物は、太陽エネルギーの0.02%を蓄え、化石燃料は、これが2億年蓄積したもの。

火力発電所のエネルギー変換効率は40%
これを太陽エネルギーと比べると0.0002に、さらに0.4を掛けなければならない。つまりエネルギーロスの上に成り立っているからである。

それと比べると、現在の変換効率が15%でも、太陽電池は、いかにリアルタイムで効率の良い物である

kw/hの発電コスト
、原子力が9円50銭、
火力12円、
水力12円、
ソーラー48円

大阪大学濱川圭弘教授の試算では、
11円まで下げられる。

コストダウンの鍵は、

どこまで技術革新で変換効率をあげれるか。
どれだけ大量生産できるか。
の2点。
変換効率は、あと10年で30%台まで上がる。

、作るのに消費したエネルギーを何年で回収できるかという事を表す「エネルギー回収年数」
で見ると、アモルファスシリコンだと現時点で1年か2年で元がとれます。つまり、あとの18年〜19年はタダで電気が作れるということになる。

各地下エネルギー資源の埋蔵量は、
石油・・・34年、
天然ガス・57年、
石炭・・・174年、
原子力・・58年

人類が今後安定してエネルギーを受けることができるのは、
太陽光のみ。。

ジェネシス計画とは、太陽電池と超電導ケーブルで世界的なエネルギー・システムを作るということ。

西暦2000年の全世界のエネルギー消費量は、砂漠の中に 807km四方(現在の砂漠の4%)の太陽電池を敷き詰めれば間に合う。

運動の正否は電力の買取制度を作ること?イマアルジャン?
否!ドイツ・ベーヘン方式の制度化である。・・・

夜半から明け方まですっかり青春してしまった。
何人かの方々とのお話がないがしろ気味。申し訳ない。

太陽光発電の理念作りゆえやむ得まい。

言葉の定義でもそうである。
「きれいな電気と汚い電気」
これには衝撃。う〜〜〜ん
太陽光発電の語彙が増えた。

今の私は始めて江戸に上り英明の藩主斉彬に必死で学ぶ大西郷以前のおそば番の西郷の心境である

「東湖を見ずして左内をみよ!」と水戸流でなく福井の橋本佐内を手本とせよ!の厳命さえわからぬ西郷の気持ちである。

人生の師匠がまた一人もてそうである。
われ以外は全て師。実にありがたい。

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