強情なる外交

2005年6月3日
28度を超える真夏日の外気温度のとき屋根上では何度と思いきや。熊本もやはり暑い!
気象状況ゆえ平穏無事であるが一衣帯水の隣国との政治的暑さでは人為的であり、たまらない。
外交とは何ぞや!戦後3番目に長き政権たる驕りではないのか。
民主主義の基本は相互に監視しあう組織が慣用である。
国家主権の三権分立は立法・行政・司法を言う。
久しく聞かなかったが立法の長たる河野衆院議長の呼びかけで行政府の長たる歴代首相が異議の声をあげた。
海部、宮沢、村山、橋本、森の5人の元首相が河野衆院議長応じ
「首相の靖国参拝には慎重なうえにも慎重を重ねるべきだ」という意見で一致した。
日本の国益が損なわれているという共通の思いが6人を突き動かしたに違いない。
 会議に加わらなかった中曽根元首相も「個人的信条より 国家利益を考えてやめるべきだ」と首相に参拝中止を求めた。
2日の国会での民主岡田党首に対する回答から小泉首相の考え方の変更は出ていない。
長崎県・対馬沖で韓国漁船が40時間にもわたり対馬海上保安部と韓国保安船が睨み合った。
毅然たる対応でどうにか国益は守れたようである。
北朝鮮とは国益が守れてないどこではない。
日露通商条約100年で今春来日予定のプーチン大統領の訪日が決まらない。
ロシア外務省は二日、日本の北方領土返還要求には応じることはないとする内容の声明文を発表した。
1956年の日ソ共同宣言の北方領土問題で歯舞(はぼまい)、色丹(しこたん)の両島の返還を規定した
ラブロフ外相は五月三十一日に訪日し、町村信孝外相と会談。プーチン大統領の年内訪日実現で一致している。
このように中・韓・ロ・北朝鮮と隣国との問題を惹起している民族問題である。
その民族の総連合の壮大なる実験の大欧州。二度の大戦を引き起こした国々でもある。拡大と統合を進める欧州連合(EU)の基本法となる欧州憲法の是非を問う国民投票。
大欧州の連合を根ざしてる28ヶ国の憲法の投票が危うくなっている。
フランスで国民投票の実施を監督する同国憲法院は1日、5月29日に実施された欧州憲法批准の是非をめぐる国民投票の最終確定結果を発表、欧州憲法「反対」が54.67%、「賛成」が45.33%だったことを明らかにした。
 新聞の伝えるところによると、有権者数は4178万9202人。投票したのは2898万8300人で、投票率は69.37%だった。

オランダも欧州憲法否決 国民投票で61%反対
1日、オランダでも行われ、中央選管の暫定最終結果によると、反対61・6%、賛成38・4%の圧倒的な差で憲法は否決された。29日のフランスに続く連続の批准失敗で、批准作業を中止または凍結する加盟国もでよう。
1カ国でも批准に失敗すると発効しない欧州憲法は事実上死文化した。 オランダのバルケネンデ首相「結果には失望した。しかし、結果は尊重する」。
 オランダの国民投票の結果には法的拘束力がなく、批准は議会が行うが、投票率(暫定)は議会が投票有効の基準とした30%を大幅に超える62・8%だった。

加盟する各国が、同じ一人の大統領をもつ。その前文には歴史を顧みる一節がある。
「辛苦の諸経験の後に再び合同した欧州は、最も脆弱、苦難の身にある住民におよぶすべての住民の幸福のため・・」。
戦争は、悲惨な結果をもたらすのみで勝者はいない。
「人間の尊厳、自由、民主主義、平等、法の支配、少数者である人々の権利を含む人権の尊重」ともある。
この素晴らしき憲法がなぜ国民に拒否されるのか。
それぞれの国民感情や、自国の政治への評価の違いなどが、国民投票の結果に映っているのか。
 25カ国にまで拡大したEUだが、欧州とアジアの境目にあるトルコの加盟を巡って見方が分かれている。今回の「ノーの連鎖」は、秋から始まる加盟交渉に響くかもしれない。
 今月16、17日にブリュッセルで開かれるEU首脳会議で批准作業の継続や再投票の是非など今後の対策が協議されるが、憲法救済の道はきわめて厳しく、EUは約半世紀におよぶ欧州統合史上最大の危機を迎えた。新聞の格好のネタとなっている。
幼きころ遠きヨーロッパの言葉は憧れであった。
現地を踏査してより強気思いを持つ。EU通貨統一を心のそこから思った。現在それが実現しているヨーロッパ。
ヨーロッパとはギリシャ神話からきてるとも言う。
ギリシア神話によると、主神ゼウスが牛に変身してフェニキア王の娘エウロペを盗み出し、クレタ島に運んだ。そこでフェニキアから見たクレタ・ギリシア一帯をヨーロッパと呼ぶようになった、という。
 なお、語源的には、セム語のerebからきてるとも言う。
響きからどうもこちらを取りたい。
大欧州に繁栄はあるのか。ちなみにerebは「日没」と言う。
わが国は日出でる国で日没る国は隣国の国々でもある。
それにしてはわが国が憧れの国たる観光国から落ちたものだ。
マドリードの観光機構は2日、世界の観光客は10パーセント増の7億6000万人と発表した、
憧れの国の常連国であった日本の名はない。
それでも隣国はどこも支持しないのに国連常任理事国入りを狙っている。そりぁ〜そうだろう。二番目の資金提供者であるもの。!強情なる政治!
日本の名はないが小泉内閣からのコメントはない。

 観光地人気   万人 伸び率
?フランス・・7510(0,1)
?スペイン・・5360(3,4
?アメリカ・・4610(11,8)
?中国・・・・4180(26,7)
?イタリア・・3710(ー6,4)
?イギリス・・2770(12,1)
?香港・・・・2180(40,4)
?メキシコ・・2060(10,5)
9ドイツ・・・2010(9,5)
?オーストリア1940(1,5)

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