秋のにおい

2005年9月29日
名古屋博は大盛況のうちに終了したが、私共は70年万博世代。35年の年月を経てる団塊の世代である。
会場を結んだ大動脈のリニアは早速ガラ空の状態。
跡地が当初の新タウン計画から自然保護の森林公園になった故であろう。
大阪千里が丘ニュータウン近郊は阪大があり、丘は新興街があった。象徴するシンボルタワーは岡本太郎作である。
異色のマスコミを利用した芸術家であった。
いまだ「芸術派バクハツだ!」のテレビからの声さえ聞こえてくる。
その母は作家岡本かの子である。中年にさしかかるころから太りはじめた。
「我ながら心憎くも肉つきぬまたも病の来ずやねたみて」。
肥えた体を病気がねたましく思い、害意を抱いて訪れる。それが心配だという。
石油文明を謳歌した飽食の時代を「肉つきぬ」で人の不安を代弁していることは現代人に限った悩みではないようである。
、「夏痩もねがひの中のひとつなり」
江戸期の俳句で如真の作という。
夏痩せの願いむなしく山海の味覚が待ち受ける秋を迎えて、秋の到来で戦々恐々の方もおられるに違いない
昔から、俗に「夜に食べると太る」という。
、その仕組みが分子レベルで解明できそうだ、という日本大学の研究チームの記事が載っていた。
昼夜の生活リズムを刻む「体内時計」が関係しているらしい
体内時計を調節する細胞内のあるたんぱく質が夜間に増え、脂肪を蓄積するよう指図するのだという。
「春は二重(ふたえ)に巻いた帯 三重(みえ)に巻いても余る秋…」とは団塊の世代のスター美空ひばりの名曲「みだれ髪」(星野哲郎作詞、船村徹作曲)の一節。
秋は人間を謳歌する時期で試される時期でもある。
今日の試してガッテンは豆乳。
豆腐になる寸前の絞り汁の状態を言う。
大豆をすりつぶし「おから」を除去した絞り汁が「豆乳」である。
幼きころは我が家で作っていた。
よって オープニングクイズの豆乳から豆腐を作る際に、「にがり」と同様に「固める」目的で使われてきたものとは、次のうちどれか?には豆腐つくりを手伝う幼いころを思い出していた。
もちろん正解。
石こう/にかわ/砂鉄/天然ゴム
フーッとチョットした臭みの元である。
石こうは、硫酸カルシウムという物質であり、食品添加物として認められている。
豆腐製造に使われる石こうは「すまし粉」と呼ばれ、食用を目的として精製されたもの。
番組では大げさにブ石膏製のブロンズから削り取っていた。
さて豆乳は、いま大ブーム。イソフラボン、オリゴ糖、大豆たんぱく質など栄養成分の宝庫!で女性からは大人気。風呂上りで二つを比較試飲すると男はいまだ牛乳が圧倒的であった。
そこで ダイエット効果、コレステロールの低下、骨粗しょう症予防、がん予防などさまざまな健康効果を検証した。
女性ホルモンの働きをしてくれるといわれるイソフラボンに
新事実が判明した。
お客さんである。

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