滝百選。

2005年12月3日
峻険なる島国日本はまさに神国で森と水と山の国であり、世界に比類なき滝の宝庫でもある。
滝は神が宿り神秘性の象徴で、修験者はここで神になる。
延岡より仲間とともに恵比寿の神さまがお目見えになる。
しばしの談笑のためにのみ、わざわざお目見えで感謝に耐えない
この時期ゆえ自然の素晴らしさの話で書き出しのこととなった。
1990年4月に全国一般公募により「日本の滝100選」が選出された。
講談社発行グリーンルネッサンス事務局編 でまとめられている。
、落差5メートル以上の滝が全国に2488ヶ所もあり、日本の自然景観を象徴してると誇らしげな環境庁の調査結果である。
日本列島の山脈から流れ出ている渓流をさかのぼれば、至るところに名瀑を見ることができる。
落差は誇るが滝幅が狭い美しきいわゆる日本風の滝と、落差はそれほどながら幅が広いナイアガラ風の滝とに私は大別する。
もちろん岩質と松が添えられる風景が加わり備わっていれば最高で名瀑布の称号を与えよう。
田園地帯に忽然と現れるゆえか、この百選にない不思議な話がある。
名瀑布の曾木の滝である。東洋のナイアガラはあながち誇張ではない。
霧島山系を源流とする川内川の一部をなすおそらく日本一の水量を誇る名瀑で必見である。
延岡の父旭化成の創業者野口遵は
鹿児島県大口市の曾木の滝に曽木電気株式会社を設立して発電事業をはじめその余った電力を利用して熊本県、水俣市に日本カーバイド商会を設立した。明治38年のことである。
東洋のナイアガラは雄大でこの渇水時期に見る滝でもなんら水量に変化は無い。
おそらく日本一の水量を誇っていよう。
ところが同じ自然環境化でも大分県の西南部豊後大野市緒方町の国道502号線より500m入った主要地方道緒方高千穂線沿いにある「道の駅 原尻の滝」。これは100撰になっている。
幅120メートル、落差20メートルで大分のナイアガラとも呼ばれる滝でもある
お話によると市川歌右衛門の早乙女もんど旗本退屈男の撮影地でもあったんですな〜。
悪役は月形龍之介、進藤英太郎、黒川弥太郎。はたまた大河内伝次郎書ききれない。
緒方町は「日本百選の農村景観」にも選ばれた町であり周辺にはのどかな農村風景が広がる。近くを通ったときは 立ち寄ってみたい道の駅である。
大地を這うが如きの滝を評して竜門の滝=龍門の滝と呼ばれる滝は言いえて妙。
大分県の九重町にもあり、栃木県にもあるようだ
加治木町の龍門滝は高さ46m、幅43mを誇り、鹿児島・加治木地区を美しいくみせるキャンバスである。
いずれも中国華南省にある龍門を彷彿させるという。せきやんは現地を見ているわけではない。
名前の由来は「漢土=(中国)龍門の瀑を見るがごとし」の言葉からという。
時代はその後も海音寺潮五郎や椋鳩十を生んだ土地柄か古来訪れてる人は多い。
西遊記での橘南渓の絶賛ぶりはつとに名高い。
江戸期の京都の医者で、各地を訪れて書いた紀行文「西遊記」と「東遊記」を現し当時のベストセラー
宮崎県の誇る儒学者の安井息軒も来観したぽどでもあり、全国でも稀に見る名滝の一つである。
「宮崎の4ッの滝は?との詰問」の恵比寿様先生。天文学のみならず地質にも造詣が深い。
もともと専門的電気屋さんであるが自宅にドーム天文台を持ち、日本一の巨大スクリーンの昴天文台の館長さんの称号をも併せ持たれる。
ちなみにこのスクリーン工事はわがアパデン宮崎の設置になる。
経費?ってボランテア額の施工費でしたって。
考えめぐらしながらどうにか答えた。
調べてみると間違いない。
 94  関之尾滝     
 95  矢研の滝     i
 96  むかばきの滝   
 97  真名井の滝    
恵比寿様のご選択では真名井でなく五ヶ瀬にある滝をあげられる。
相当のもんであろう。神様の言われる幻の五ヶ瀬の滝。
どちらかであろうと目星をつけた。
うのこの滝
・・落差20m、滝壷の面積5,000?の大瀑布。
柱状節理の奇岩に囲まれたその姿は幻想的。秋の紅葉もまた格別という。。
白滝・・
落差60mの滝で、特に紅葉の奥に白糸を引くように流れる姿は美しく、また、冬季には全面凍結することもあり、その氷柱・氷塊は幻想的。
冷徹なる人ゆえ総てを察していただけよう。賢明なるせきやんのブログをお読みいただいてる方々も含めてそうである。
私がモンローの「帰らざる川」と「ナイアガラ」を瞬時間違える状況下でも冷徹である。
地層のお話もそうである。
九州は高千穂から始まったのである。
その始まりが 祇園山 。
標高が1,307mあり、石灰岩の地層からはクサリ珊瑚をはじめ三葉虫などの数億年前の化石が数多く出土している。
アケボノツツジ、ミツバツツジなど春を彩る花の他、麓から見る秋の紅葉もすばらしい
この山は鹿児島の桜島や阿蘇より古く九州の地層の基本である。
三ヶ所神社、古戸野神社、桑野内神社に奉納される高千穂神楽と、一部独特の形式を持ち祇園神社に奉納される祇園神楽があります。 「木地師」に関する資料、祇園山の化石等が常設展示してあり、その他様々な展示会も定期的に行われている。
久しぶりに師匠とお話をし、活力を頂く。
夜は師匠がこられNEDO断念のお話で惨吟の思い。
死しても初志貫くべしを矜持する者としては事業断念では心苦しい。
いずれも襤褸の旗しかないが気高く掲げている。
暖かいお話の延岡・師匠といい今日は最高の日であった。
支払いを済ましたからであろうや。

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