不死鳥

2005年12月5日
NHKの底力を見せられる思いの昨夜22時からの番組であった。
自らの危機たる受信料問題の解決策の処方箋であり、
800兆円の瀕死の国家のことであり、われらの抱え持つ一人一人の悩みからの
再生への勇気をくれる人間の素晴らしさを謳いあげた元気をくれる番組。
「脳梗塞からの再生」
日本免疫学の第一人者=多田富雄教授の4年間の軌跡である。
身体がきわまり、日々衰える。
自殺も当然考慮した。恥かしき身体の状態ゆえである。
どっこいしぶとく生きていく。
脳梗塞の機能回復は半年間の間の訓練状況で決まるのが通説。
いまも失った言葉を取り戻すため4年間続けている。
人間の尊厳への挑戦、創造的営みを続けんがためである。
脳梗塞で死滅した神経は戻らず、新しき生まれていると科学者の目で自分を見据える冷徹さ。
そこいらの科学者たる医者の研究成果どこではない。
科学者はシェークスピアを読み文学者がアインシュタインの相対性を知れが持論である。
地球の将来を見据えての研究者が科学者たるもの。
核兵器は科学者の驕り、おろかなる行為でやってはならないものに手をつけたと真の科学者。
100年後の人類は存在してないとまで言い切る・・・・
それでも・・・地球の人類の将来を信じますか。と問われると
「だが・・・何とか希望を持って・・幸運さに賭け・・生き残らせてあげたい。」
そのためにはどうすればいいのか。
時間が無いが研究は寛容でギスギスしないですればいい仕事に行き着く。
核の恐ろしさを病の中で気付いた。
死者の訴えが聞こえてきて能を新作した
過ちは繰り返すまじ。の声が舞台に響き渡った。
能の精神が復活した。
さ〜てそこで私への問題である。太陽光発電の廉価普及を急がねばならぬ。
一昨日まで20数度の昼間気温であったが、昨日から急激なる気候の変化で吸収の尾根には雪が積もり
外気温が急激に変化した。
動ける人間は対応できようが、これでは植物群はたまらない。
温暖の地宮崎流でボャットしていたところに冷水では風邪どころか死滅しよう。
現に欧州の異常寒波では動ける人間さえ死亡している。
異常に熱すぎの気候でその残りが続いてた矢先の急激な変化これが地球温暖化なのである。
地球を覆い、漂ってるCO2ゆえにである。
世界で排出される温室効果ガスの半分は、森や海に吸収されずに大気にたまり続けている。
その結果を、猛暑や異常気象で実感できるほどになっているのだ。
昨日の宮日紙も報じている。
「みやざきの巨樹百選」に認定されている県内の名木が傷みにさらされている。
「巨樹百選」は、幹回り3メートル以上、樹齢100年を超える県内の4879本の中から、姿形に優れた樹木が、28市町村で認定された。
1992年の選定から昨年までの12年間で、国、県指定の天然記念物のスギやイチョウを含む十五本が腐れたり、枯れたりした。
気候の変化や都市化などが影響しているとみられている。
樹木医の嘆きはいかほどばかりや。
 選定からその後も樹木の状況を調査してきたのは全国巨樹・巨木林の会会員の池田隆範(57)=佐土原町下田島 。
 枯死した十五本は十四市町村に分布。
国指定天然記念物の高原町・狭野神社のスギ(高さ四十メートル、幹回り九メートル)など三本は台風で倒れた。
残り十二本は腐朽菌が繁殖していた。
 池田さんは「周囲の環境が影響している」と指摘。
温暖化などで腐朽菌が繁殖しやすくなっているほか、埋め立て工事などで水脈が変わり、水や栄養の吸収が困難になり樹木の生命力に影響しているとみている。
 県樹木医会の川崎良賢会長
「樹木は枝と同程度の距離まで根が張っており、広範囲な土地を柵などで保護するのはなかなか難しい。人や車の往来が増え、根が弱っているのは間違いない」
それにとどまらない危険な状況がある。
椎葉村松尾のタブノキ(高さ12メートル、幹回り6,2メートル)は半分枯れた状態。
、綾町北俣のホルトノキ(高さ18メートル、幹回り6,3メートル)も腐朽が進んでいる。
同じ記事が偶然にも全国紙に。 宮崎のフェニックス全滅の危機 外来の害虫食い荒らす 
昭和30年から40年代新婚さんの5割近い40万人のカップルが宮崎に来た。
東洋のナポリ、欧州のニースに例えられた。
それを象徴したのが3568本(00年)のフェニックスである。
 亜熱帯原産のヤシ科の植物で、高さ10メートル程度に成長する。
病害虫に強く、寿命が長いことから「不死鳥」を意味する名が付けられたとされる。
宮崎県内では宮崎交通創業者の岩切章太郎氏が戦前から、「日本のハワイ」のイメージづくりのため、観光地に積極的に植えたものだ。1966年に県の木に指定された。
代表的なのが日向灘を望む観光名所「堀切峠」のフェニックス
その一部も枯死寸前。記念撮影の場所の左の被害木は葉などが落下する危険があり、周囲が立ち入り禁止になっている
珍し現象で経営を市に移管して復活して賑わっている。
 南国宮崎のシンボルで「県の木」にもなっているフェニックスが、外来の害虫ヤシオオオサゾウムシに食い荒らされる被害が急速に広がっている。
県は薬剤散布や防虫ネットの設置などの対策を講じているが、高額な費用がネックになってなかなか浸透しない。
「不死鳥」の名をつけられた木だが、「数年後に県内では全滅する可能性もある」(県環境森林部)との見方が現実味を帯びてきた。
12ヶ月ゴルフが楽しめるのは宮崎だけ。
正月の総理・福田赳夫の青島コース詣では県民の誇りであった。
 日向灘を望む同県高岡町のゴルフ場、高原カントリークラブ。
現在52本のフェニックスがコースを飾る。
だが、管理担当の森重容宣さんが01年秋に着任した時にはほぼ2倍の本数だった。調べたところ、数十本が枯れかけており、手の施しようがない二十数本をすぐに伐採した。
 原因はヤシオオオサゾウムシだった。「食い荒らされて、内部が穴だらけだった」。薬剤散布を徹底し、10本程度が1年かけて元の姿に戻った。
 国内では70年代に沖縄で見つかり後撲滅されたハズ。赤褐色で体長約3センチ。フェニックスの成木にとりついて産卵する。かえった数十匹の幼虫が内部を食い荒らし、数カ月で樹齢数十年のフェニックスを枯らしてしまうという。
 その虫が98年に宮崎県日南市で確認され、以来猛威を振るっている。
 ヤシオオオサゾウムシの被害で98〜04年度に計184本が枯れた。
このうち70本は04年度分。今年度はすでに40本が枯死・完全に枯れてはいない被害も続々と報告されており、被害は急カーブで増えている。
 県が管理する約800本については、年16回の薬剤散布を行い、成虫が外部に飛び出さないよう封じ込める防虫ネットを巻いているため、対策はほぼ万全という。
 問題は、約2800本ある個人や市町村が管理するフェニックス。薬剤散布は1本当たり年6万円程度かかり、作業には高所作業車も必要になるため、大半は十分な対策が取られていない。
 有効な対策は、枯れかかっている木を早く見つけ、薬剤を散布するか伐採してヤシオオオサゾウムシが飛散しないようにするしかない。
ことは地球環境から来ている地球市民の問題である。
この惹起してる異常環境なのである。
手塚治は警鐘を鳴らし命題ともしていた。 多くの科学者、哲学・文学者などとともに。
フェニックス=「不死鳥」がその名の様に蘇るが如く、生き返って見せよう。

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