東奔西走。

2005年12月7日
宮崎市内からは県南には90kmで県北高千穂には150kmで、へその位置は高鍋町である。
他の県との唯一の違いはこの縦長に延びた県なのに高速道路がまったく無いことである。
30年前とまったく牛歩どころかアリの一歩もすすんでない高速道路の整備状況である。
政治の貧困を痛切に感じさせられる。
瞬時の移動ができぬゆえそのことは日常生活全般にのどかなのんびりした県民性としてうっていよう。
大阪や、福岡からの技術陣の応援を頂いての太陽光発電NEDO事業の説明をした。
遥かかなたからの最長距離を移動してのことである。
集まりし人々はこの12月で終了するNHK「プロジェクトx」の世界である。
この世代がいる限りまだ日本は大丈夫だといえる。
夜に今後の協議、進捗をかね久々にニシタチの場での協議。
朝からお願いしてあった他の人との協議はそれぞれスッポかしにならざる得ない。
多忙を極める中に悠久のじかんがある人を見るにつけ自省の念にかきたてられる。
ゆっくり目標に向かって一日を終えるしかない。
携帯時代ゆえお相手さんに怒りを与えてることであろう。
明日に反省の連絡を入れることである。
仕事に完走を持たせるためである。
幼稚園児で42・195キロのフルマラソンを完走したお話を新聞で見る。
アッケラカンの完走インタビュー。
「風が気持ちよかった。ゴールできたときはすごくうれしかった。また走りたい」
大阪府四條畷(なわて)市の私立星子幼稚園の6歳の誉田海人(こんだかいと)
今月、7時間弱で走った。
我が宮崎でもいる。三股町の中学3年、福田聖伍(しょうご)
「少年の主張全国大会」で、白血病を克服した体験を発表し最高賞を受けた。
「人は必ずいつか死ぬ。だからこそ、一日一日をかみしめて生きなければならないことも学びました」
卓見である。この年齢にしていえる言葉ではない。
般若心境の悟りの境地を語ってるではないか。
残念なのは大人たち。
東京都で、管理職試験の受験者が減り続けていると言う。
受けない理由は「管理職に魅力を感じない」「自信がない」「仕事と家庭を両立したい」
なまっちょろい御仁たちに私の生き様を見せてやりたい。
だが自信をなくすこともある。
悟りえた大人を知ったときである。
この時節に田んぼでの稲藁などを燃やしてる状況を見たときだ。
「藁塚放浪記」を出版した大分県別府市の写真家藤田洋三.
「モノだけじゃ豊かになれないことに気付き始めた現代人が、藁塚のよさも認識してもらうきっかけになれば」とさり気なく語る。
稲刈り後の田に藁(わら)を積み上げた藁塚を撮り続けるひとの自然の言葉はいい。
世界で排出される温室効果ガスの半分は、森や海に吸収されずに大気にたまり続けている。
その結果を、猛暑や異常気象で実感できるほどになっているのだ。 この何日かの急激なる温度の変化はハンパではない。
太陽光発電の普及が急がれる。
久々のアルコールで朦朧となり無駄なる時間との自己矛盾をかかえながら日々反省の時を過ごさせられている。
あすは西の山中の地区までは130KMもあるのに向かうことになる。
この多忙さの中をたまったもんじゃ〜ない時間の浪費。
70KWの太陽光発電の建設打ち合わせであるのでやむ得まい。
夕方5時には宮崎より80KW西の都城。
僅かなるスタッフ陣はフル稼働。
組織はほころんではいないのか。
見直しの余裕の時間は無い。
願わくば会議を減らしてほしいお役所仕事。

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