この国の行方

2006年1月3日
今日も一日中曇り気味ではあるが風もなく穏やかな一日ではあった。
宮崎には燦燦と太陽の恵みが常に付きまとってるのが一年中であるのでどうにも似使わない正月風景ではある。
自分の意見を持たない忠実なる仲間の戌年にふさわしい年の明けである。
憲法が生まれて60年になる年。
昨年は「愛」の年で括られた年であったが果たしでそうであったか。
乗りもの、食べもの、建物、そして子供、みんな危険に晒された年で憲法が生かされていない。
それに対する政治の取り組みは的確でなく、戦後60年の制度疲労・綻びが目だった。そこで沸き起こったのが憲法改正。
そうでなく憲法を生活に生かす取り組みの政治的行動に期待を持ちたい。
では誰が9月で退陣する小泉の後の政治の勤めを果たすのか。
昨年の戦後60年。憲法60年は転換の年数という。
政治の波動、転生輪廻を主眼に新聞での岩見隆夫の筆致から拾ってみたい。
 キーマンは誰か。権力機構からして9月の自民党総裁選の有力候補をみればいい。
第一は4人があげられる。年末元秘書の犯罪者の名を明かさなかった、麻生太郎外相は一歩遅れをとったはずだが、マスコミ操作で逃げ切った感がある。
よって安倍晋三官房長官、谷垣禎一財務相、福田康夫元官房長官の4人がまず、俎上にのせられる人たちだから、別格扱いとし、
将を射んとすれば馬を射いよ!により次の10人に注目したい。
?青木幹雄(自民党参院議員会長・71歳)
 小泉改革に釈然としないものを感じながら、小泉政権を支え続け、一時は郵政花道論を進言した稀有な実力者だ。影響力低下を言われるが、依然参院のドン、小泉末期にどんな采配を振るか。橋本派解体の第一犯。またしても森派からからの総理なのか。
?小沢一郎(前民主党副代表・63歳)
 9月の民主党代表選に向け、動きをはじめたと報じられた。
稀代の策士、最後の勝負どきが近づいた。民主党のため、日本のための大義名分に沿う道のりはそう生やさしくない。
?加藤紘一(元自民党幹事長・66歳)
 だれもキーマンとみていない。だが、アンチ小泉路線、生きずまった非市場原理主義の理論武装は加藤をおいてない。
刺客で反主流は無き今それが重要な意味を持つ年だ。
タカ派政治家のみの中で唯一の平和主義者。
?神崎武法(公明党代表・62歳)
 長年の与党暮らしの疲れが目立つ。しかし、右寄り風潮のなか、ゲタ(公明党票の自民支援)の威力のみせどころだ。
?竹中平蔵(総務相・54歳)
 口達者の才覚がどこまで政治を動かせるか、最後の実験場になる。
?二階俊博(経済産業相・66歳)
 表の竹中、裏の二階。チルドレンメーカー。
ポスト小泉でだれを担ぐ。
?山崎拓(前自民党副総裁・69歳)
 「年明けまで思考停止」と言うところが、次の仕掛けをにおわせる。小泉離れ、離れ具合が気になるのだが。
?前原誠司(民主党代表・43歳)
<郵政の小泉>の向こうを張って、<××の前原>といきたい。
タカ派が民族運動と相なれば瓢箪から駒。
?森喜朗(前首相・68歳)
 安倍、福田、中川秀直(政調会長・61歳)、町村信孝(前外相・61歳)と総裁候補、準候補を4人も内に抱え、ここは気配りだけでなく、ダンビラを振るわなければなるまい。 
?小泉純一郎(首相・63歳)
 いろいろと説明責任が残っている。田舎切捨て、シティーボーイのかっこいい退き方に注目。
 自民、民主両党の幹事長がないのは、2人とも従来の幹事長イメージと違っていて、キーになるかどうか不明だからだ。
憲法も風前の灯。周期の中からの波動と呼び解く人さえいる。誰?私のことか。なぁ〜んだ。
文明のシステムがはらむ長短さまざまな波動は、あながち現代の文明にも無縁ではない。
たとえば景気の変動にもいくつかのサイクルがある。
製品在庫にかかわる周期3〜4年の短期循環、
生産設備の変動にからむ約10年周期の中期循環、
建設投資にかかわる約20年周期の長期循環である
さらに技術革新から生まれる約60年の超長期波動は、コンドラチェフ長波といわれる。エコノミストの中には、今年はそれらのサイクルがすべて重なって上向きに転ずる年だという見方がある。
目出度きお正月にはやっぱりその手の開運話が楽しい。
だが、いつまでも運命の循環論にはしゃいでいるわけにはいかない。
平成新時代の新しき宮崎の幕開け。
市町村数は44から35へ。そしてこのあと2月20日に北方、北浦町が延岡市に
同25日に東郷町が日向市に、
さらに3月20日須木村が小林市に合併、本年度中に31市町村になる。
南郷、西郷、北郷村が美郷町(みさとちょう)がスタート。
1889(明治二十二)年の発足以来、117年にわたってなじんできた名前が抹消された。
何の因果か丁度、太陽光発電の仕事を施工している最中である。
ほかに新宮崎市、都城市もスタートした。
都城でも太陽光発電所を建設している途中でもある。
この摩訶不思議なことが起こってるのが神の悪戯か。
宮崎と都城市が横と縦に大きく膨らんで、隣り合わせになった
清武町と三股町がそれぞれ独自に残った。
西米良村が孤高の火をともして残ったのとはまったく違う異様なる行政区域を感ずる。
真新しい宮崎県地図を前に、新しい時代の胎動を感じる。
まずはしっかりと地に足をつけ、誰もまだ見たことのない
2006年を自らの手で切り開いていくことである。
国も地方も拝金思想の市場原理主義の荒波にもまれている。
新たなる田舎からの収奪体制の完成がつくらてるに過ぎない。
失われ行く伝えられた慣習、文化はどうしても守り抜くしか生き残ることは出来ない。
師匠の唱えるエネルギーの自活できる量の確保である。
自然負荷の無いエネルギー・太陽光発電の普及を急ぎたい。
わがアパデン宮崎にどう生かしきれるのか。

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