「おめでとうございます」も照れくさいお正月。
お見えいただく方々にどうにもお顔が直に向けられないのは苦しき年越しであったゆえ。
はたまた新年早々変わりに南まで現場調査に行っていただいた方々に申し訳ないゆえ。
年明けから多忙で社会の厳しさを年頭から思い知らされている。
市場原理主義なる言葉のマジックの美辞麗句が横行してる世相。
金だけで物事の価値をはかる世の中。
負け組みに分類されるものには人格のかけらさえ認めようともしない価値観。
罵声が飛び交えば品位の一つも見られられない。
その国の人々を見るにはその国の政治を見ればわかる。との格言がある。
「越前屋お前も悪じゃのう〜」」と武士さえ金で支配する構造を江戸庶民のときから私共はあざ笑いしとしてねずみ小僧次郎吉ら義民に喝采した。
そこまでして金儲けするの!の庶民哲学である。
江戸時代に町人たちが、経済力でわが世の春を謳歌していても、武士のように尊敬を受けることはなかった。
「武士は食わねど高楊枝」なんである。
「金儲けの何が悪い」がホリエモンを生み出しレコード大賞のプレゼンターに起用するデレクターの感覚は元々の日本人の特性ではない。
もともと貧乏人を軽蔑し、金持ちをもてはやすのは、本来の日本人の特性ではない
「日本人の基盤」である品性に触れて、その定義を「目の前にあるものを取りに行かないこと」との哲学を矜持する民族である。
数学者藤原正彦は『国家の品格』(新潮新書)でそのとこを科学的に解き明かした。
そこで述べられてる「やせ我慢の精神」につながる武士道のひとつだろう。
それも団塊の世代との二極分化のようだ。
 ジーンズを持っている人が約3倍に増え、自宅にシャワー室を望む人は6割を超えた
。好きな言葉で増えたのは「自然」「出会い」「個性」。
嫌いな言葉は「猛烈」「がまん」「汗」。
あの金科玉条の団塊の世代の言葉は忌み嫌われる。
 老後を支えるものとして「趣味」をあげた人が6割に増えた。一方、地域活動やボランティアの参加者は減った。
 自分らしさにこだわり、好きなことに打ち込むが、他者への関心は薄い。そんな姿が浮かび上がる。
歴史は繰り返される。換言するならば過ちは繰り返される。
60年を循環の規準で唱える人もいる。(私ジャン!)
愚かなることだが愚行・蛮行を繰り返す知恵なき政治家どもである。
急速に軍事国家の様相を深めるわが国。
国是たる平和の灯も消えかかってる寸前。
世界に唯一誇れる平和憲法も制定60年にして余命いくばくもない。
夕刊ディリーの1月1日号が延岡お大師さんならぬ恵比寿さんから届いた。
輝きまして新市町村スタート!と何面にもわたり天体ショウーの写真がちりばめられている。
新生・・美郷町(みさとちょう)のスタートである。
リング・アンドロメダ・オリオン・・・宇宙が手に取るようにわかる。
昴中小屋天文台では日本で唯一巨大スクリーンでいつでもそれらが見れる。
夜でなくていい画期的システムである。
恵比寿さん何を隠そうここを設計して管理してきた天文台長なのだが、新聞では来たばかりの方が天文台長となっている。
そのことに触れても「いいがね・・・」と取り合おうともしない孤高の武士の気まがえ。
施工したのはボランテア価格での施工費の私共・アパデン宮崎。昨年3月のことであったか。
もちろん記事にはない隠れ話。かの地に3日も宿泊しての難関工事であった。
生き残り策を求める苦悩する日本。
理科年表は国立天文台編である。
このデータブックが創刊されたのは1925年(大正14年)。
戦中戦後3年だけ中断があるが、80年を超えて毎年刊行されてきた超ロングセラーだ。
2006年版(平成18年版)が発行された
教科書や科学記事の基礎資料にもなり信頼されている自然と科学を網羅した世界にも例を見ないデータブック
一番多いときで約9万部を発行してたが
それが約4万部を発行、実買は3万部台という。
CO2の問題が地球規模で発生してる割にはどうにも教育の問題を象徴している。
大雪や厳しい寒気などの気象、地震・津波や火山の噴火、天体のデータなど実社会に一番必要なる分野のはずであるのに。
知的好奇心の衰退、理科離れ、活字離れの表れだろうか。
経済産業省は「CO2地中封じ込め」を発表した。
、東南アジア支援で経済産業省は来年度、地球温暖化対策に有力な手法と期待される二酸化炭素(CO2)の地中封じ込めの業化を東南アジアで支援していくことを決めた。
 約4億円の予備調査費で、日本企業の進出を本格的に後押しする。
 対象となるのは、東南アジアで天然ガスを採掘するときに地下から出てくるCO2を回収し、地中に埋める事業。
事業地の選定などにかかる予備調査費を補助し、2010年にも事業化できるよう支援する。
企業は、削減したCO2排出量を売ることで、約100億円規模と見込まれる事業費を回収する。
 天然ガス採掘に伴うCO2を地下約1キロに埋め戻す手法は、排出量取引を見越してアルジェリアなどですでに行われているが、日本企業が乗り出すのは初めて。
対象地としては、天然ガス採掘が盛んなインドネシアやマレーシアなどが見込まれている。
 CO2を高圧で地中に注入し、地層内に封じ込める方法については、12月10日までカナダ・モントリオールで開かれた京都議定書の第1回締約国会議(COP・MOP1)で、
「2100年までに必要とされるCO2削減量の15〜55%をまかなえる」とする「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」報告書が提出され、技術の有効性が示された。
これを受け、COP・MOP1では、地中封じ込めで削減できた
CO2排出量を、国際的な排出量取引市場で売買するための体制を整備していくことが決まった。
 米国では、火力発電所から排出されるCO2を地中に封じ込める“次世代”発電所計画が進められるなど、世界的にCO2封じ込めの開発が活発になっている。
御用始の日に東京に参上した方からの吉報。
現地調査にもいっていただき順調なる滑り出し。
年始に来ていただいた職人さんに涙が出るほどのやる気がみなぎる。スタッフ総出でのベストをつくさん!
日本初の太陽光発電の建設が短期間でいよいよ着工サル。
規模も宮崎一。
CO2増大から来る地球環境の悪化を少しでも阻止してみせる。
ドンキホーテと言われようとも死しても初志貫いてみせる。!
アパデン宮崎に神々のご加護を祈らん!

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コメント

うどん
うどん
2006年1月5日6:39

あけましておめでとうございます。
お年玉代わりのクリックをしましたよぉ〜。
なんと50位以内に入られましたね。

大分トリニータと掃除と料理のことしか書いていませんけれど、ちゃんと働いてますよ…のうどんでした。

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