太陽光発電事業の普及に心血を注いでいる。
昨夜は完全徹夜で資料つくりをした覇者がいる。
この一歩一歩が着工にあたり大事な作業である。
師匠からのメールに数値表示がある。
 シャープ、英国で太陽電池パネルを増強=2月から110メガワットに
> http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060111-00000166-jij-biz
シャープ の町田勝彦社長は11日の記者会見で、欧州の旺盛な太陽電池需要に対応するため、2月から英国の太陽電池パネル組立工場で、生産能力を現在の年産50メガワットから110メガワットに引き上げると語った。
> http://www.sharp.co.jp/corporate/info/policy/index.html
> http://www.c-hotline.com/japanese/user3/auto_login.cfm?userId=hpshar05am
> http://www.c-hotline.com/japanese/html/shar6005arc/dl/shar060111_1.pdf

110Mwですから11万キロワット。
昨年10月31日のプレスリリースでは

葛城工場の太陽電池セルの製造ラインを増強
太陽電池の年間生産能力を世界最大の500MWに拡大
シャープは、国内外の旺盛な需要に対応するため、葛城工場(奈良県)に、太陽電池セルの製造ラインを年産85MW(メガワット)増設、2005年11月より本格稼動
これにより、葛城工場の太陽電池セルの年間生産能力は、
世界最大の500MW(メガワット)に拡大。
太陽光発電は現在、材料となるシリコン不足が懸念されていますが、一方で、欧州を中心に、補助金や電力買取りなどの普及拡大策が取られ、産業用・電力用を中心に、メガワットクラスの大規模産業物件が増加し、今後も一層の市場拡大が見込まれている。
当社では、材料を有効活用するセルの薄型化や高効率な生産体制の構築に取り組み、環境負荷物質が発生しない新エネルギーとして期待の大きい太陽光発電システムの安定供給を図ってまいります。
また、シャープは、引き続き生産能力の一層の拡充を図ると同時に、クリーンエネルギー社会の実現に貢献する「温暖化負荷ゼロ企業」の実現をめざしてまいります。

と発表しています。実に鼻息荒いですね。で、その果実としての生産電力は、残念ながら国内で使われることはありまえません。 そのコアデバイスのセルは海外へそれも英国に110Mw出て行くんですね。50万kWのピーク対応発電所が39万kWになるだけだからそう落ち込むことも無いですかね。
でも、国内でパネルになった分も日本政府の経産省の高級官僚の政策の失敗で海外へ流失してしまう。
NEDOの草の根支援事業やFT事業で設置される設備の総量って今年度分を計算してみたら
98億円もかけてるのにたったの2万6000Kw、26MWですので、後は家庭用が頼みの綱。 果たしてどれほど売れたことやら・・・。
平成16年度の総出荷量が65万8077Kwで、国内分が 27万4000Kwで海外流失分が38万8888Kwでしたので、今年度は国内分が35万Kwほどになって海外へ70万KWほど出てくのかもしれません。
実に立派な海外輸出産業です。自動車産業と同じと思われてるのかな〜?
シャープや京セラ、三菱にしたって何処の企業もエネルギーインフラ 装置の供給産業とは思っていないでしょう。
どうも政府の方々は日本のエネルギー政策の基本はまず原発!次に化石燃料!確保。
ま〜、何もしないで置くわけにはいかないから新エネルギーそ
れも企業がそれを産業化して儲けられるものにすることってのが基本的な構想です。
国民は犠牲になれというのが彼ら自民党政治家のおじさんたちと高級官僚
の発想。撃ちてし止まん。一将(省)功成って万骨(国民)枯るかな〜・
踏みつけにされてもこの国の民は国家のためにご奉公するのが正しい姿なのでしょう。
こりゃ戦前の日本の姿と何ら変わらない?
さて毎年、倍倍で生産量が増えて行ったら?どうなるでしょう。ちょっと計算してみましょう。
昨年度の総生産量が
65万Kw
今年度は
130万キロワット
2007年度 が
260万キロワット、
2008年度が560万キロワット、
2009年度が1120万キロワット、
2010年度が2240万キロワットでしょうか・・・。
2010年度目標が480万キロワットですから、このトレンドではちょっと難しいでしょうから、さらにNEDO補助金を突っ込んで、(勿論、予 算分捕りをすればなんとかなりますわ)
数値目標だけは何とかできるでしょう。
それで、電力企業は買い叩きに行かざるを得ません。
しかし、既に設置したもの諦めるでしょうから、補助
金を出してコントロールして目標値は危うく達成して何とかつじつまは合わせられるかなと言う所じゃないですか?
そして原発も安泰、環境省もそこそこ点数を稼ぐだろうし問題は何とか収 まるだろうと・・・。これが彼らが描くシナリオでしょうか・・・。
たったの3%ですよ。これなら何とかなると踏んでるでしょう。だからたっ たの3%なんです。5%だって10%だって出来るんだけどね。
そして、市民がそのリターンをちゃんと自分たちのものとして地域の中で生かすことだって出来るのに、霞ヶ関の官僚と虎ノ門あたりの天下り先のために地域や地方が踏みつけにされるままで進むんですよね。
世界の中で笑いもんにされますわな。不良資産を作られた老人世代は食い潰したままであの世へと行かれる。
後に残される若者はばかにされたままです。
哀れな子羊の群れみたいな感じです。何故、若者は怒らないのか不思議です。少子高齢化を憂うなら、出生率1.2とかでおたおたするなら何故そう言うことになるのかを問うてみるべきです。
豪雪地帯の一人世帯の老人しか居ない田舎をそのままにしてしまったこの国の明治維新に組み込まれた思想が問い直されないとね・・・。

太陽電池が安くなれば皆が買うというのは間違いです。太陽電池を買うよりも太陽電池産業の株を買ったほうが儲かりますからね。
ドイツの太陽光発電に投資したほうが得なんですからね。さて、ネットバンクでドイツの太陽光発電に投資でもしましょうかね・

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コメント

かな
かな
2006年1月13日21:57

ありがとです〜
コメントうれしかったです。。。
(”太陽光発電事情。”とはぜんぜん関係なくなっちゃってるケド、お返事です)
お華をいけながら、いつも思ってた事があるの。
お華はそもそも、「自然のまま」に咲いているのが一番
美しいんじゃないか・・・こうやって摘まれて、斬られて、
狭い花器に押し込められて、窮屈じゃないのかぁって。
(全く極めていない私がこんなことを言うのは間違っているので
しょうが・・・)
何も、この先生だけが華道の先生じゃないのさ〜
わざわざ高いお月謝を払って
毎回イヤミを言われながらお華をいけることはないのさ〜
今回のこれは、この先生から離れるよい機会だと思って
別の先生のところへ習いに行ってもよいのではないか・・・?
と思う今日この頃です。。。ではでは。
本当にコメントありがとうございました。

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