新旧交代
2006年1月22日センター試験で奮闘中の50万人は青春真っ只中での何度目かの試練であろう。
思春期の頃の大人への道はいろいろある訳けだが戦後の貧乏の頃には身につけるもので感じたものだ。
それは腕時計でありカメラであった。
腕時計のリュウズを巻くと人さし指の脇腹がへこんで跡がつく。
腕を振ると半月形のおもりが回転してゼンマイを巻き上げる当時は画期的な旧式の自動巻き腕時計を所持していた。
どうして手に入れたのかは不明。
資金はアルバイトであったのであろう。
s/e/i/k/oセイコーのCMが後押しした。
今の電子式と違って、チチチチと歯車の動く音がしていて枕元から規則正しく音がしていたものだ。
なにもおじいさんの古時計のみが、チクタクと100年動いてただけではない。
修学旅行に持っていったカメラは実は借り物であった。
あの頃ステータスであったのに今では携帯電話にさえ付いている。
カメラのフィルムの装填はお手伝いをしてやったもので現像処理はプロやマニアには楽しくとも、多くの人々には面倒な作業であった。
やがて使い切りカメラが、大手を振って歩き出す。デジカメが平成七年ごろから登場すると、写真界に激震が走った。
精密機器大手のコニカミノルタ社が創業以来のカメラと写真フィルムから完全に撤退するという。
1873年創業のコニカと1928年創業のミノルタが2003年に経営統合したコニカミノルタ。
国内初のカラーフィルムを発売した会社と世界初のオートフォーカス一眼レフカメラを開発した会社という老舗カメラメーカーがタッグを組んでも、デジタル化の波には対応しきれなかったのだ。
昨年に京セラがカメラ事業から撤退、今月11日にはニコンがフィルム一眼レフ事業から事実上撤退する
コニカは日本初のカラーさくら天然色フィルムの開発メーカー
赤いランプの暗室は、写真を処理する大人の秘密の場所であった。
写っているか否かは現像してみないと分からない。
素材を生かすも殺す腕しだい。
デジタルカメラにない手作りのノスタルジーに浸る。
技術が新技術に取って代わられている。
言葉で言えばこうであろう。新聞記事からである。
小泉首相が施政方針演説の中で「志士は溝壑(こうがく)に在るを忘れず」という言葉を引用した。
これも、志を持つものは生活には恵まれず、屍(しかばね)が溝や谷に捨てられることもある。
それを覚悟すべきだという意味だ。
中国の『孟子』に出てくる孔子の言葉、
日本では吉田松陰が幕末の志士たちにメッセージとして与えてから広まったという。
日本人の琴線に触れるのだろう。
この精神を胸に刻んで生きてきた戦後の人たち。団塊の世代。
上方落語が風前の灯であったころ、その再興を誓ってこの道に飛び込んだ桂米朝師匠
師匠から言われたそうだ。
「末路哀れは覚悟の前やで」と。
グローバル化経済は日進月歩。
淘汰される苦難の時代がつづいている。
太陽光発電も同じである。
志を矜持してるため志士は溝壑に在るを忘れずとなるんであろうか。
先憂後楽どころのお話ではない。
生き恥を晒してまでも太陽光発電の普及に精進してみせる。
この寒さ!地球環境は危ないではないか。
化石燃料から自然エネルギーへの転換。
国家方針は原子力。
是では幕末の志士と同じ。
いつかはやられよう。
日曜日返上で延岡で電気職人はがんばっている。
資金繰りを急がねば行き詰ろう。
思考の陳腐化。新旧後退の時期が来ている。
最後までのお付き合い有難うございます
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思春期の頃の大人への道はいろいろある訳けだが戦後の貧乏の頃には身につけるもので感じたものだ。
それは腕時計でありカメラであった。
腕時計のリュウズを巻くと人さし指の脇腹がへこんで跡がつく。
腕を振ると半月形のおもりが回転してゼンマイを巻き上げる当時は画期的な旧式の自動巻き腕時計を所持していた。
どうして手に入れたのかは不明。
資金はアルバイトであったのであろう。
s/e/i/k/oセイコーのCMが後押しした。
今の電子式と違って、チチチチと歯車の動く音がしていて枕元から規則正しく音がしていたものだ。
なにもおじいさんの古時計のみが、チクタクと100年動いてただけではない。
修学旅行に持っていったカメラは実は借り物であった。
あの頃ステータスであったのに今では携帯電話にさえ付いている。
カメラのフィルムの装填はお手伝いをしてやったもので現像処理はプロやマニアには楽しくとも、多くの人々には面倒な作業であった。
やがて使い切りカメラが、大手を振って歩き出す。デジカメが平成七年ごろから登場すると、写真界に激震が走った。
精密機器大手のコニカミノルタ社が創業以来のカメラと写真フィルムから完全に撤退するという。
1873年創業のコニカと1928年創業のミノルタが2003年に経営統合したコニカミノルタ。
国内初のカラーフィルムを発売した会社と世界初のオートフォーカス一眼レフカメラを開発した会社という老舗カメラメーカーがタッグを組んでも、デジタル化の波には対応しきれなかったのだ。
昨年に京セラがカメラ事業から撤退、今月11日にはニコンがフィルム一眼レフ事業から事実上撤退する
コニカは日本初のカラーさくら天然色フィルムの開発メーカー
赤いランプの暗室は、写真を処理する大人の秘密の場所であった。
写っているか否かは現像してみないと分からない。
素材を生かすも殺す腕しだい。
デジタルカメラにない手作りのノスタルジーに浸る。
技術が新技術に取って代わられている。
言葉で言えばこうであろう。新聞記事からである。
小泉首相が施政方針演説の中で「志士は溝壑(こうがく)に在るを忘れず」という言葉を引用した。
これも、志を持つものは生活には恵まれず、屍(しかばね)が溝や谷に捨てられることもある。
それを覚悟すべきだという意味だ。
中国の『孟子』に出てくる孔子の言葉、
日本では吉田松陰が幕末の志士たちにメッセージとして与えてから広まったという。
日本人の琴線に触れるのだろう。
この精神を胸に刻んで生きてきた戦後の人たち。団塊の世代。
上方落語が風前の灯であったころ、その再興を誓ってこの道に飛び込んだ桂米朝師匠
師匠から言われたそうだ。
「末路哀れは覚悟の前やで」と。
グローバル化経済は日進月歩。
淘汰される苦難の時代がつづいている。
太陽光発電も同じである。
志を矜持してるため志士は溝壑に在るを忘れずとなるんであろうか。
先憂後楽どころのお話ではない。
生き恥を晒してまでも太陽光発電の普及に精進してみせる。
この寒さ!地球環境は危ないではないか。
化石燃料から自然エネルギーへの転換。
国家方針は原子力。
是では幕末の志士と同じ。
いつかはやられよう。
日曜日返上で延岡で電気職人はがんばっている。
資金繰りを急がねば行き詰ろう。
思考の陳腐化。新旧後退の時期が来ている。
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