危ない九州!

2006年3月28日
すわっ〜〜きた〜〜昨日午後一時ごろ震度3であったそうな。
日向灘は地震の悪霊が宿るところ。震源地は大分の沖合いであったそうな。
神戸、新潟と大震災が起きてるわけだが、広島型の25倍どこでない核兵器の爆発と同じ状況が原子炉振動で生じかねない。
25日の石川原発運転停止の判決が言うとおりである。
そこで一昨日の日本ではじめてのプルサーマル計画が九州・佐賀の地で始まることが報じられたのに思いをはせた。
これにはかなりの伏線がある
まず二つの推進記事。長文ゆえ飛ばして読んでください。
平成18(2006)年01月07日
電力各社 国内再処理プルトニウム、24年度から使用
 電気事業連合会は六日、青森県六ケ所村の再処理施設で使用済み核燃料から取り出すプルトニウムについて、東京電力、関西電
力など電力十一社の利用計画をまとめた。
各社とも、取り出したプルトニウムを、平成二十四年度以降、プルサーマル計画によって消費していくことを明確に示した。
原発のトラブル隠しによって計画が事実上頓挫している東電も、改めてプルサーマルを実施する計画を盛り込んだ。
 電力各社が出資する日本原燃は、使用済み核燃料からプルトニウムを取り出す「アクティブ試験」を二月から始める。
国の原子力委員会は各電力に対して、アクティブ試験が始まる前にプルトニウム利用計画の公表を求めていた。
来年度以降も毎年一回、翌年度の利用計画を公表する。
 各社の計画によると、平成十七、十八年度の二年間で使用済み燃料273トンを日本原燃で再処理し、プルトニウムを1,6トン取り出す。
日本原燃は取り出したプルトニウムを混合酸化物(MOX)燃料に加工する作業を二十四年度から始める予定で、各電力ともこの
MOX燃料を原発で利用していく。
 電事連は平成二十二年度までに全国十六−十八基の原発でプルサーマルを導入する計画。
これに伴うプルトニウム消費量は年間5,5〜6,5トンとなる見通し。
 当初は海外に再処理を委託したプルトニウムを利用するが、二十四年度以降は国内で再処理したプルトニウムも併用していく。

毎日新聞 2006年3月12日 
核燃再処理工場:最終試験に同意へ 青森県知事
 青森県の三村申吾知事は、使用済み核燃料再処理工場(同県六ケ所村)で日本原燃が実施予定の最終試験に同意する意向を固め
た。
4月初旬にも事業者の日本原燃、同村を加えた3者で安全協定を結ぶ。試験では本格操業と同じ工程を実施する。
国内初の商業用の再処理工場が4月にも「実質稼働」する見込みとなった。
 再処理工場は、全国の原発から出る使用済み核燃料からプルトニウムやウランを取り出し、再び原発の燃料にする「核燃料サイ
クル政策」の中核になる施設。
93年から約2兆円をかけた建設工事が始まった。
これまでに劣化ウランを使った試験などを終え
ており、今回の最終試験を経て07年8月の本格操業を予定している。 
 今後、官房長官や経済産業相など国の関係閣僚を交えた「核燃料サイクル協議会」の開催を国に求め、核燃料サイクル政策に変
更がないことを確認する。
4月初旬にも安全協定が締結される見込み。
 最終試験を始めると、放射性物質の一部が大気や海に放出される。
国と原燃は、住民の健康には影響のないレベルとしているが
、同県のほか隣県の岩手県などの市民団体には「試験反対」を求める声がある。

2006年3月12日
原発6基:制御棒46本ひび割れ 保安院が本格調査
 原子炉内の核分裂にブレーキをかける「制御棒」のひび割れが各地の原発で見つかり、判明しただけで原発6基で計46件に上
ることが11日、経済産業省原子力安全・保安院のまとめで分かった。
これほど多くのひび割れが見つかったのは世界でも例がないという。
事業者側は「制御棒が折れることはなく、機能に問題もない」と強調しているが、保安院は「(安全かどうか)判断できない」と
して事態を重視、本格的な調査に乗り出した。
 制御棒は、核分裂を引き起こす中性子を吸収し、核分裂を制御する役割がある。
ひび割れが見つかったものは、中性子の吸収能力が高いハフニウム板を使用していた。
 東京電力は今年1月、福島第1原発6号機で、使用しているハフニウム型制御棒17本のうち9本に破損が見つかったことを公
表。これを受けて保安院は全国の電力会社に点検を指示した。
 その結果、同型の制御棒は、東京、東北、中部、日本原電の4電力の沸騰水型軽水炉23基で計382本使われていたが、
151本を目視点検した結果、新たに同3号機でも5本のひび割れが見つかった。
また、東京電力柏崎刈羽原発と中部電力浜岡原発などの使用済み制御棒にも32本のひび割れがあり、総本数は46本となった。
今後、さらに増える可能性がある。
 このうち、2本はステンレス製のカバーがめくれ上がり、スムーズに出し入れできないものだった。
ひび割れは最長12センチで、1本で40カ所以上のものもあった。制御棒は中性子を吸収するともろくなり、5サイクル(運転
期間が5年余り)が交換の目安とされるが、4サイクルでひび割れが生じたケースもあった。
 保安院防災課の市村知也・事故故障対策室長は
「なぜこれほど大量のひび割れが生じたのか試料分析で解明している。来月までにはっきりさせたい」と話している。
 原子力資料情報室の上沢千尋さんは
「未点検なまま運転中の原発が12基もあり問題だ」と話している。
 ■ことば(制御棒) 原子炉出力を制御するために、燃料集合体の間にくまなく挿入される棒または板状の物質。
中性子を吸収しやすい素材(ボロン、カーバイド、ハフニウムなど)でできており、制御棒を抜き差しすることで、核反応を調整する。
原子炉を緊急に停止する時にはすべての制御棒が挿入される。
そして25日のブログで書いた原発運転の中止判決である。

3月24日石川・志賀原発2号機訴訟:住民側勝訴 
志賀原発2号機に差し止め判決、「被曝の可能性」指摘
また、東芝が米国の原発会社を買収して世界各国に建設して回ることを始めたのは先日ブログに書いた通り。
以上の背景があり、発電コストの問題が如実となろう。
小泉はこの4年の在任中「改革をとめる!」と財政改革を掲げたが約200兆円もの国家借金を増やしている。
田舎から都市へ!個人所得を銀行等大企業へ!が唯一果たした小泉改革の正体なのである
世にも不思議な0金利政策を3年も続けられる政治構造を許しえたものである。
派閥の解消の名の下分散型政党の自民党権力を一手に手中にして、独裁化したからである。
デマゴギーが通り、国民的人気はあるので唯一残そうとしたのが、国家の存立の基盤であるエネルギー問題の道しるべを強行に決めようとしているのである。
何故事を急ぐのか。
このプルサーマルの技術は神の名の下に触れてはならない未知の技術だからである。
世界の先鞭をつければ、この技術で国家が成り立つとの構想があるのであろう。
技術立国で生きてきた日本で化石燃料がまったくなく地球環境問題などを考えるとそリャ〜とびつくわな〜。
チェルノブイリの事故爆発後の奇形児、
3年たったイラクにおけるおびただしい劣化ウラン奇形児。
私の手元にイラクの報告写真集がある。
一番劣化ウランの降り注いだサマワを守る自衛隊員の健康追跡はしてあるのか。
どこまでも陽気な小泉首相は27日夜、06年度予算成立を受け、首相官邸で記者会見した。
200兆円も国の借金を増やした反省など微塵もない様子。
首相は「ポスト小泉」の条件について「小泉内閣が進めてきた改革路線をしっかり進めてほしい」と改革路線の継承を改めて強調
「指導者の3条件と言われている使命感、洞察力、情熱を十分胸に秘めた方を期待している」と語った。
さらに隣国との摩擦を深める在任期間中に靖国参拝を示唆した。
中国の言う通りにすればアジア外交が展開されるものではない」と強調。
終戦記念日の参拝の可能性も含めた質問に答えた。
イラク・サマアで劣化ウランなる放射能被爆中の自衛隊の撤退時期に関しては「今の時点で申し上げる段階にはない」と無責任さ。
プルサーマルについてもその構えでやってればいいものを。
国のエネルギー政策に確固たるものはなく場当たり的。
ところで九州佐賀の玄海3号が何故狙われたのか。
玄界灘に突き出た東松浦半島の北の端
つまり九州の北端、かって太閤秀吉が朝鮮出兵(1592年)の拠点とした名護屋城の城跡のすぐ近くに玄海町はある。
人口は、2000年で6,986人、畜産の頭数はそれ以上と人口よりも多いという農業の町。棚田百選もある風光明媚のところ。
怒られちゃうな〜九州一財政の豊かな町にこんなこと言うの。
3年前にできた発電所の展示館何ぞは100億円も建設費をかけているのだ。
じつわ〜〜ネットユーザーが一番少ない県は……
その "ユーザー数は佐賀県、島根県、徳島県の順だった。
ドンベ!なのである。"
う?ん、コメントが難しい。
♪さ〜〜が♪とやるはなわにまかせよう。
このネタはなかったハズゆえ。
冬は季節風の北風がビュービュー吹いて、作物はなかなかいいものが取れない。そして水がない。
さらに耕作するための道がない。
この上端台地にまともに耕地を作るために、水を引き道を作ろうということで、上端開発事業というものが昭和48年から始った。餌である。狙われるワナ〜
玄界灘には茨城県東海村のJCO臨界事故のお話など伝わらないのか。
推進してる佐賀県知事 古川 康は東大卒後の自治官僚。
我が宮崎の上杉光弘が自治大臣の時の秘書でもあった。
最年少知事でもあり、所有物件ひとつなく こいつは手ごわい。
どにも総理のイスさえ狙ってるフシがHPや文芸春秋などで散見される野心家。生き様はいい。
玄海町長 寺田 司は争点隠しに躍起になっており、昨年9月には一人の議員を除き賛成派が当選。
まず身内をがっちり固めた。
当然のごとく岩国のように寺田町長は住民投票には否定的
、住民投票を実施する考えはない。
ところでプルサーマルを計画している3号機は、1・2号機と出力も違う。
、1・2号機は55万9,000kWで、3・4号機は118万kW、と規模も大きい。また軽水炉でMOX燃料を焚くということは、当初の計画には当然ない代物。
長浜3・4号は出力が87万kWなのに対し、玄海3号は118万kWと1ランク上で、高浜の3ループに対し4ループになっているそれに応じて、MOX燃料集合体の配置や炉内で燃える程度(燃焼度)が異なる。
フランスでは20機のプルサーマルのすべてが90万kW級に制限されており、玄海3号のような高出力のプルサーマルは許可されていない。
プルサーマル導入に海外の実績を論拠にあげてきたことが崩れている。
福島県、新潟県はプルサーマル了解を白紙に戻し、福井県知事も当面の実施を拒否している。
佐賀県や玄海町が全国のトップを切ってわざわざ危険に近づく論拠はどこにもない。
しかもプルトニウムの混合度(MOX燃料集合体の平均プルトニウム富化度)が3.1〜4.6%と玄海3号の6.1%よりはるかに低いのが海外の現状。
島国日本でフランスやドイツの約2倍にも富化度を高くするのは、輸送費などのコストを節約したいという動機によるものと推測されるが危険この上ない。
 このプルトニウム富化度こそが、ウラン燃料と異なるMOX燃料の特性を表す最も重要な指標というべきもので、
、それはフランスでも3.0〜3.7%。
それゆえに、玄海3号プルサーマルが世界に例を見ない危険な「実験」となることは明らかである。
最初に掲げた新聞記事にある青森での再処理では、燃料棒中のすべての放射能をいったんは解き放ち、大量の放射能を大気と海洋へ撒き散らす。
また再処理には莫大な費用がかかる。
 それでもなぜ再処理を行うのか。
再処理を止めれば各原発から発生する使用済み核燃料の行き場がなくなり、原発を止めざるを得なくなるからである。
再処理を選択した本質的な理由が結局はこの問題にある
どうにも読者が逃げる硬派記事となった。何故?
誰かに読まれているとの気負いのようである。
強風で吹き飛びそうな日の都城。
○○工場に100KWの太陽光発電の施設の金額を含めた提案をする。
そのご高所恐怖症の私はこわいのをわすれ、屋上での実寸取り作業。実に寒いッ!空っ風は桜の花崩しか。
花に嵐。
オーナーにお会いしてご提案を受けていただく。
やったー〜!NEDO物件のご了解。
都城の太陽光発電の普及にかけてる方々との共同行動である。
ここのお茶はいい。・・番茶もでばな・・
美人の素が入ってるのか知らないがなんかが違う。
原節子を髣髴させる清楚さ。
心からのおもてなしにひたすら感謝して江戸から明治へと日本国を建設した島津の領地から退散した。
現在のところ太陽光発電がエネルギー問題の解決策に一番いい施設である。
危ないものには気をつけよう。

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