緑?の日?

2006年4月29日
国民の休日・旗日なんだそうな。
そういえば天皇誕生日であったが、みどりの日での休暇制度として残ったんだ。
では何をすればいいの?よ-くいわからない。
黄金週間の初日になるわけで日ごろの睡眠不足解消のためおもいっきり寝ているのやも知れない。 
新聞によると
首都圏の幼児をもつ親を対象に調べたところ、29%が午後十時以降に就寝していた。
四割以上とする別の調査結果もある。
小中学生になると、夜ふかしの傾向はさらに強まり、朝ごはんが食べられなくなる。
文部科学省によると、朝ごはんを抜くことがあるという小学生は15%、中学生は22%にのぼっている。
24時間の食事できるジョイフルに行くとよくわかる。
 両親いと共々に連れられた小さな子供の姿が常時である。
家族団欒の光景とはいえ、本来ならば子供が寝ていなければならない時間である。
 「夜ふかしの脳科学」、神山潤小児神経科医著(中公新書)によると日本の子供たちの夜ふかしは、世界でも突出しているという
睡眠不足による脳内ホルモンの分泌異常が、子供の体や心に与える影響を心配している。
糖代謝、脂質代謝、免疫機能を低下させ、将来の発がん率を高め、老化を早めるほか、キレる子やニート、引きこもりの問題にもつながる可能性があるというのだ。 、
「百ます計算」の陰山英男校長の広島県尾道市立土堂小学校での教育現場実践から「早寝早起き朝ごはん」を唱えてる。
テレビを見る時間を制限する保護者の協力を得て早寝早起きを励行してきた。
その結果、朝ごはんを抜く子はほとんどいなくなり、一年間で児童の学力が大幅に向上したという。国の調査でも、朝ごはんをとり、睡眠時間の長い児童ほど、学力、体力テストの結果がいいこともわかっている。
 昨年施行された食育基本法に基づき、今年三月に策定された基本計画でも、五年間で朝食を食べない小学生の割合をゼロにする目標が盛り込まれている。
また、四月二十四日には、PTAや食育推進団体などが進める「早寝早起き朝ごはん」運動の全国協議会が設立された。
もちろん基本は家庭のしつけである。
私どもは田舎の環境で自ら自然の恵みの中でそれを教えられた。
緑の象徴は計り知れない環境たる山々でなく鎮守の森に親しみを感じよう。
神社と神林はそれがあるだけで心を正してくれるといったのは南方熊楠。
「ひとえに神社神林その物の存立ばかりがすでに世道人心の化育に大益あるなり」
私どもは違う形で成長期を育んでくれた。
川原神社のやしろの内と外に分かれての境内のエノ木の実を竹製の鉄砲につめての撃ち合い。
危険極まりない。丁度この時期の幼き頃の遊びの場であった。
そのヤクサンババの信仰の他の村々からさえ称えられた古き歴史を持つ川原神社の鎮守の森は土地改良のときに消えた。
「日本書紀」に孝徳天皇は仏法を尊んだが、神道(かみのみち)を軽んずる振る舞いがあったという記述がある。一体何をしたの
かというと、「生国魂社(いくくにたまのやしろ)の木を切りたまう」とある。神社の木々を切り倒せば、天皇ですら神々をあなどったと史書に書かれてしまうようである
ところで熊楠は神社林の伐採によって研究していた隠花植物や粘菌が絶滅するのを恐れたのだが、「植物の全滅というのは、ちょっとした範囲の変更から、たちまち一斉に起こり、その時いかにあわてるも、容易に回復し得ぬ」と見抜いていた。
日本で最初のエコロジストといわれるわけである
神社を取り巻く鎮守の森は、名前の通り地震や台風、火災にも強い防災の森であると説いているのが、植物生態学者で、世界各地の植林に取り組んでいる宮脇昭さんだ。人が守ってきたその土地本来の木々の森は、また人の命を守る森でもあった
鎮守の森のシイやクスノキはCO2の吸収量が大きいともいう。国学院大学の大崎正治教授のゼミが昨年発表した
東京23区内の鎮守の森調査では、炭素蓄積量は日本の平均的森林の3・3倍だった。同じ面積での樹木の体積は平均の2・8倍になるという
鎮守の森は全国でおよそ8万カ所にのぼる。だが年ごとに約60ヘクタールの森が失われているそうだ。
きょうはみどりの日、ご近所の鎮守の森にでも足を運んで、草木
に宿る神々と静かに語り合ってみるのはどうだろう。
先哲の知恵に思いをはせよう。
世界の文明は豊穣なる自然との調和ができず滅んだ共通の歴史がある。
日本では江戸期にその危機があった。
木材消費の拡大による乱伐が続いた後、徳川幕府はトップダウンで森林管理を実行する「江戸の植林」だ。
初めは伐採量を減らす方策をとったが、次第に植林による管理を広げ、文明崩壊を免れた。
江戸から明治、大正、昭和を経て、現在の日本は国土の3分の2が森林で覆われ、うち4割が人工林だ。第二次世界大戦で一時は
荒廃したが、戦後盛んに植林が行われ、樹木は成熟してきた。
そうした状況で今の日本が抱える問題は、森林資源の利用不足だ。
 日本の森林蓄積量に対する年間伐採量の割合は0.53%に過ぎない。データがある
経済協力開発機構(OECD)加盟国25カ国の中では最も低い。1955年に9割を超えていた日本の木材自給率は、現在2割に満たない。
 森林は、木材が生産され、その収益の一部を整備や保全にまわすことでうまく循環する。木材の活用が滞ると整備も滞り、木々の成長が妨げられる。
その結果、台風などの災害に弱くなったり、土壌が露出して流れるなど森林の「機能不全」が起きる。
人工林だけでなく、近所の里山も手入れをすることで、生物の多様性を確保し、近隣住民の憩いの場としても機能させることができる
 森林の整備や保全を促進するために、まず考えられるのは、国産材の利用促進だ。住宅を建てる時に木のぬくもりが感じられる家を、と考える人は多いはずだ
 今後は、国産材を使用しやすい生産・流通システムを新たに構築していく必要がある。消費者も、国産材を使いたいという意思表示をすることで、その活用を後押しできるはずだ。
林野庁の調査によると、森林作りにかかわるボランティア団体は03年に1165団体。97年と比較すると4倍に増加している。
 活動は主として、里山の整備・保全や環境教育だが、人工林の整備・保全を目的とする団体もある。
傷つけたる妻たる人も参加してるようであるが、心が癒されていればいいのであるがどうであろう。

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