国際化

2006年5月7日
この世の政治のキーワードを紐解くには化石燃料・エネルギー問題でいい。
小泉首相がアフリカを訪れ、エチオピアでAU委員長と会談した。スーダン・ダルフールの問題である。
この国はフランスとほぼ同じ面積の、広大なサバンナ地帯
 すさまじい規模の人道危機のスーダン・ダルフール
ここ3年ほどの内戦で30万人が殺され、200万人が難民になったという。
このダルフールの紛争解決支援に1870万ドルの途上国援助をわが国は実施する。
アフリカ連合(AU)の仲介でナイジェリアで続けられていた交渉が合意にこぎつけ、中央政府と最大の反政府勢力が和平文書に署名した。 
 ダルフールの惨状は想像を絶する。
アラブ人の民兵組織が同じイスラム教徒の黒人の村落を襲い、無差別としか思えない殺戮や暴行、強姦を繰り返す。
人々は村を捨て、難民キャンプや隣国に逃げ出しているが、そこも襲われる。
約7千人のAUの多国籍部隊がダルフールに展開しているが、停戦を履行させ、監視するにはとても十分とはいえない。
国連のアナン事務総長はAU支援のため、平和維持活動(PKO)の部隊を送る国連決議を欧米などに呼びかけ全世界に理解を求めている。
日本の行動が問われている。
アメリカの代理人としての中国に遅れまいとするオイル・メッセンジャーだけでは友好は深まらない。
付け焼刃てきな野口英世賞では何をかいわんやである。

ITブームが続いている。
東京都江戸川区に住むインド人が千人に達するそうだ。
8年前には100人ほどだったが、ここ数年で急増した。
昨年1年間だけで300人近い増加だという。
コンピューター関連の技術者とその家族が続々と来日している。若い技術者は「日本はハードウエアが得意。インドはソフトウエアが得意。一緒にやっていけるパートナーです」と新聞は伝える。
成田空港にも横浜港にも近いという理由で江戸川区が特に増えてるそうだ。
一昨年、3歳から13歳までを対象にして近くにつくられた「インド国際学校」は、早くも手狭になってしまった。
「親が若いから、子どもも小さい。帰国した時のために、インド式のカリキュラムでヒンディー語や算数を習っておかないといけません。日本の帰国子女問題と同じです」。
受け入れてる国をあげて考えなければならない問題のようだ。
友人、生活での悩み・・どうやらうまく言ってるようだ。 目に見える形でなく、インターネットや携帯電話で結ばれた、困った時にお互いが助け合う新しい「電子上」のインド人街が生まれつつあるようだ。
もともとIT関連労働者・・わけはない。

ゴールデン・ウイークの最終日のアメリカでは30万人の人々がイラク戦争の抗議デモがあったそうだ。
もうイラク戦争を継続できないアメリカの現状の今日である。
それにしてはイランに標準があわせられている際限なきオイル争奪の構図。
米国の若者でイラクがどこにあるか分かっているのは37%だけ――。全米地理協会(本部・ワシントン)が2日発表した調査でこんな結果が出た。この調査は18歳から24歳までの510人を対象にして行われた。
 国名が書かれていない中東の地図を示して、イラク、サウジアラビア、イスラエル、イランの4カ国の位置を答えさせる質問に対して、4カ国とも正しく答えたのはわずか14%。44%は1カ国も正解がなかった。
 戦争開始から3年たった今でも米国のメディアではイラク関連のニュースさかり。
しかし全体の16%はこの国の位置を「分からない」
またやはり米軍の駐留が続くアフガニスタンの位置が分からなかった青年は88%に上った。
 アジアで中国の位置を正確に答えられたのは69%、インドは53%だったのに対して、日本は49%だった。
この時間にお客さんである。
国際化する状況下の日本の行く末を書きたかったがゴールデン・ウイークは休みなし。最終日の夜の夜中でこれではやれない。
鹿児島に14時につき、お昼の仕事はお話が進み一安心なのに・・・
明日からは、ネットやブログも監視され罪となるかっての治安維持法たる共謀罪や憲法改正の国民投票法案そして自衛隊をつかさどる防衛庁の格上げ法案と目白押し。
全てがエネルギー問題で解決できるのではないのか。

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