生き様

2006年5月14日
大和の国もすてたぁ〜もんじゃぁ〜ない。
歯を折りご心配をいただくメールを頂き、弱ってる涙腺はとどめを知らない。
前歯を折ってすっかりお爺ちゃんになって二日目。微熱が続き、痛みもジンジンして歯全体が実に辛い。
知り合いに頼みポンタールを分けていただき誤魔化している。
ただ身体は正直なもので肩こりとなって現れ誤魔化しがきかない。
壮絶なる時間の日々ゆえ治療はありがたきご忠告をいただいても無理。
わたしの性格からしてそうで、物事をやりとげるまではたとい健康問題といえど私事はダメである。
広島ーソフトバンクでのキャッチャー山崎の前歯三本折っても出場し続けた精神に通ずる。
睡眠時間さえもったいないほどだ。
名画「楢山節考」の主役になった名優 田中絹江は役づくりに前歯を折った。
おりんがスクリーンに現れたときはどうにもその壮絶さを事前に知っていたためうまく映画にとここめなかった記憶がある。
男が涙ぐんで、見られるのを憚ってのことも重なったからでもある。
この映画はリメイクされ「楢山節考」第36回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞(1983年) 
そのときは 監督 今村昌平, 出演 緒方拳 坂本スミ子 せきやんの世代は、監督木下恵介、 田中絹江(おりん) 高橋貞二(辰平)こちらを推挙する。当然フイルムは白黒。
伊豆の踊り子の主役が誰かでその人がわかるのと同じである。
大昔の信州の山奥、食料に乏しく口減らしの為に年寄りは70歳になると山へ入るしきたりになっている。
今ではこの話は実際に記録とかには残ってはいないそうだが、どうにも人為的に棄却されたのであろう。
著者・深沢七郎 ゆえのドキュメンタリー、タッチになってるのは文才のなせる業。
日曜日の今日は昨日雨で延期の太陽光発電パネルを一時おろす作業。
いずれにしろありがたき前歯の治療の忠告はお蔵入りでご難に立ち向かうせきやん。
ご難続きは日テレ「笑点」の司会者。円楽から歌丸に交代したが、歌丸師は入院手術という。
16日の手術は腰の痛み切除のため。落語家にとって腰は職業病
関節をネジで止めるのは出血を伴うので椎間板と脊柱を削るんだそうな。
全身麻酔で2時間。翌日から歩行は大丈夫らしい。7月6日横浜にぎわい座での「牡丹灯篭」は聴ける様だ。
脱腸,胆嚢の摘出、蓄膿症に大腸s字結腸摘出と病気のベテランと著書に書いてる69歳。
総領弟子は宮崎の日向の桂歌春。
12日の入院では「きった貼ったの世界」と落語家らしいコメント。
落語家四天王との雑誌を飾った志ん朝、談志、円楽、円鏡=円蔵の高座はは望めぬ時代の変遷。
小さんVS円生の対立から高座を追われてた談志、円楽派のうち、談志派が高座に戻る。
83年協会脱会後というから実に23年ぶりで、4派分立落語界に信奉が吹きそうである。
談志も70歳である。家元とする立川流の真打ちが6月から寄席の定席(10日間の興行)に初めて出演する。
東京・国立演芸場の6月上席に立川談笑(40)が出演し、その後も真打ちが出演予定。
定席の出演は落語協会、落語芸術協会に所属の落語家に限られており、立川流は協会脱会後、出演を許されなかった。
6月上席から立川流が1人ずつ出演することがこのほど決まった。
 「2年前から弟子のために何とか出演できないか」と談志の願いがかなったもの。
談志は「国の施設に出られない団体があるのはおかしい」と表現してきたが、演芸場が両協会と協議し、許可を得た。ただ、トリと中トリ(中入り前の出番)を除いての出演。
 鈴本演芸場、新宿末広亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場と東京の4つの寄席で両協会は交互に興行を行っている。
立川流、円楽一門は出演できず、余一会など特別公演での出演があるのみ。
定席出演は“不可”で国立演芸場もこれまではそれにならって両協会の落語家で番組を作ってきた。
 6月上席(1〜10日)ではリポーターでも活動する立川談笑が、7月は25時間落語にも挑戦した立川談慶(40)が登場。
その後、立川談春(39)、立川志らく(42)の若手実力派も出演予定。
談笑は「勉強の場も増えるし楽しみにしている。『こんなものか』と思われないようにしたい」
談慶は「寄席に思い入れが人一倍強かったので、ありがたいこと」と喜ぶ。
昨今、落語ブームと言われながら、4派分立が続いてきた落語界に風穴が開いた
柴田錬太郎、藤沢周平亡き後の時代劇作家はNHK柳生十番勝負で放映中の津本陽を除いてない。
その選者の浅田次郎、逢坂剛氏らが絶賛したのが第68回小説現代新人賞の犬養六岐である。
1964年大阪市生まれ。大阪教育大学卒後、堺市で公務員11年勤務の後、33歳のとき作家を目指し辞職
。ゲームのシナリオライターなどを経て、2000年、「筋違い半介」で第68回小説現代新人賞を受賞し、作家デビューする。
「腹を切りたければ、お好きにどうぞ」
「人が眉をひそめるような嫌われ者の、横紙破りの正義、それが書きたかった」と語る犬飼六岐。
最新刊の「筋違い半介」講談社刊 1800円
権力を持つ者の悪事を討つ痛快・時代小説短編集。
旗本の三男の出ながら嫌われ者の岡っ引き・半介。唯一、実家で優しく接してくれた兄嫁の頼みで、家を継いだ兄の切腹の真相を暴きだすピカレスク(悪漢)ものの一編。
「受賞作は、日課の犬の散歩の途中に“筋の通った話はとにかく虫が好かねえ”という言葉がフッと思い浮かんで、仕上がった作品。
もともと世間のお手本になるような人より、世間の嫌われ者の方に愛着がありましたから(笑い)。11年間勤めた公務員を辞め、賞をいただく前の話ですから、“将来、自分はどうなるんやろう”という当時の不安な気持ちも反映した主人公だと思いますね」
7編とも、あまのじゃくだが憎めない主人公が多い。また「筋違い半介」も他の6作も、弱者の側からの強者への糾弾、正義の行使という視点で書かれているが。
「そこは自分で実体験した苦い現実から来ているかもしれません。組織の中の上役・管理職には、部下に嫌われてもやらなきゃならない職務がある。下の者は下の者で、命令には逆らえない、なんともいえない無力感がある。結果はよかれあしかれ、その場その場で精いっぱいやるしかない。半介の場合は、家臣も上役も互いに悪意も善意もあったでしょうが、結果、人一人死ぬ悪い目が出てしまう。で、最後に半介に“腹を切りたかったら切ったらいい、好きにしてくれ”(笑い)と言わせていますが、これ、私の本音なんです」
ペンネームにもあまのじゃく的な雰囲気があるが?
「愛犬の名前がロッキー、その犬を飼う私は誰? と、これもそのまんまのネーミングです。今回は、武家、町家の人々、農村で生きる人々を主人公にしていますが、彼らは身分や暮らす場所、職にかかわらず、皆、意地を張って、四苦八苦して、そして人を笑わせながら生きている人たち。ちょっとひねた笑いかもしれませんが、読み手の人にはこういう笑い、正義もあるんだということを楽しんでいただきたいですね」
この度量で元お役人。
太陽光発電の設置増もこの器量でよいようである。

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