都会人ばかりのベスト・テンに
ただ一つの田舎人ブログ
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前売り券を購入していたのに観にいかず、自我を通した。
ブログでの些細なこととはいえ豪快に笑い飛ばして済ませぬゆえにそうはいかなかった由。
『六ヶ所村ラプソディー』の映画を見落とし30日夜、ご紹介いただいた宮崎の自然と未来を守る会の方々や、券の販売をされた師匠にはお詫びいたします。
お詫びとしてここに書くことで許されたし、罪一等減じてもらおう。
鎌仲 ひとみ 監督は、1958年生まれ。富山県の人。東京工科大学、東工大の助教授。
87年には岩波映画とも助監督契約を結び、85年、グループ現代と助監督契約と活動を続けておられる方である。
所属 はメディア学部 ・メディア学科 で教鞭をとり、 メディアジャーナリズム論、社会問題特論 を受け持たれている。
理論と実践この場合は二束のわらじとは言わないであろう。1
「戦禍にみまわれた子供たち」「ヒバクシャ」鎌仲さんは履歴によればNHKのドキュメンタリー番組の仕事が多い
『六ヶ所村ラプソディー』の作品は16mmフィルムによる約2時間のドキュメンタリー自主制作映画である。
つまり、資金やスタッフが限られた中での挑戦だった。
A4の映画案内のチラシ・ポスターがある。
商業サイズでないので白黒のコピー。
やりくりの姿が見えて、いい。

全国から核廃棄物が集まってくる六ヶ所に生きるということは、くらしの根っこに核があることを日々つきつけられ生きる
ことに他ならない。
電気エネルギーを使う日本人全ての難題に、地元の人々は向き合って生きている。
その様々な生き方とくらしを見つめた。
日本の原子力政策は揺ぎなく、産業は巨大だ。
今でも夢のエネルギーとして原子力は位置づけられている。
その原子力とどのように向き合うのか、それは一人一人がどう生きるのかを問われることに等しい。
自分自身の選択を生きる人々の日常。そこから私たちの未来が立ち上がってくる。
                    監督 鎌仲ひとみ

現実に54基の原発があって、再処理工場も2兆2千億円かけて完成
もう後は動くばかりという状態で、しかも村のほとんどがそのことを自分たちが生きていくためには、仕事が必要だから受け入れた。

そういうなかでそれに対して「どうするの?」って、いうことを問わなければならない。
そうするとそれに単純に反対だと言っても変らないじゃないかというふうに多くの人は思う
、そう思うことで今の事態が出来上がるわけだから、そこであきらめるのか、あきらめないのかないのかという選択は、押し付けることはできない。
六ヶ所村の人たちは、その選択を具体的に迫られて、しょうがないんだと言うふうに自分に言い聞かせている

ブログと既に公開した鹿児島県などで拾ってみる。
 内容は、1998年11月、初めてイラクを訪れた鎌仲さんが、劣化ウラン弾が原因と思われる白血病やガンと戦う子どもたちと出会うところから始まる。

このイラクを問題意識の起点として、アメリカのワシントン州ハンフォード:核兵器施設があるとこや日本のヒバクシャ(広島)を
取材し始める。
 この映画は、一般的な放射能被害の恐ろしさ、核兵器の恐ろしさを告発しようとしたものではない。
劣化ウラン弾による被爆とその被害の恐さに焦点を定めたものだ。
ちなみに、子どもの白血病などと放射能被害の因果関係を否定するアメリカが湾岸戦争で使用した劣化ウラン弾は95万発。

 アメリカは、放射能被害(低線量被爆)が出ることを十分、承知で使用している。
広島や長崎の原爆投下後の被爆者の実態を承知しながら使用している。
 「イラク」の市民が何人、死んでも構わない・・・本音ではそうなのではないか。

 広島の原爆が、第2次世界大戦を終わらせたという一方的なプロパガンダを信じている普通のアメリカ人がどれほどいること
か・・・価値観の違い、文化の違いを認められず、人間の命を軽視し、もてあそぶ精神を畏怖する。

くらしの根っこ、そこに核がある使用済み核燃料再処理工場六ヶ所村には核燃料サイクル基地がある。
その中心は使用済み核燃料再処理工場だ。
世界で最も新しいプルトニウム製造工場となる。
ここが稼動すれば日本は新たな原子力時代に入ってゆく。
今、エネルギーをいったいどうするのか、私たちは岐路に立ち、選択を迫られている。

イラクでがんや白血病になった子供たちとの出会い。湾岸戦争で劣化ウラン弾が使われてから、がんの発症率が上がり続けて
いる。しかし、病気と劣化ウラン弾との関係は未だ医学的に因果関係が証明されていない。

子供たちが病気になり続け、死に続けている現場から前作、『ヒバクシャー世界の終わりに』は始まった。身体の中に放射性物質
を取り込んだ現代のヒバクシャに出会う旅の終着点は私たちの足元、六ヶ所村だった。

劣化ウラン弾は原子力産業から出てくる廃棄物から作られている。核の平和利用の副産物なのだ。
2004年、六ヶ所村に原発で使った燃料からプルトニウムを取り出す再処理工場が完成した。
映像は、フランスで再処理された高レベル廃棄物体の受け入れ〜キャスクを点検する作業員
この工場の風下には豊かな農業地帯が広がっている。
菊川さんは12年前からチューリップ祭りを開催し、再処理計画に反対し、くらしに根ざした運動を実践している。
隣接した村々で農業を営む人々、特に有機や無農薬で安心、安全な作物を作ってきた農家もまたこの計画を止めたいと活動してい
る。
一方、六ヶ所村の漁村、泊では職を失った漁師の雇用問題が深刻だ。
村はすでに再処理を受け入れ、経済的にも雇用の面でも必要だという考えが行き渡っている。
2005年、イギリスの再処理工場で事故が起きた。
取材で見えてきたのは事故の影響よりも、44年間日常的に放出されてきた放射性物質の行方だった。
圧倒的な力と経済力に、普通の人々はどうやって立ち向かっていけばいいのだろうか。
その取り組みを、人々の営みをそしてそれぞれの選択を見つめてゆく。
 自分がこの映画を観た中で一番印象に残ったのは、およそ20年前、核燃阻止に燃える青森県の泊の漁民が、国を相手に海を守ろうと頑張り、激しい抵抗を見せた事だ。
誰がどう考えても、海に放射性廃液を流せば、海や海産物は汚染され売れなくなる。
受け継いできたきれいで豊かな海を守り子供達に残していこうとする反対行動は普通に暮らす一般の方にも理解できるだろう。
しかし何か足りない。
なぜ漁民や農民が最初に反対の声を上げるのか、ここに一つのキーワードを入れると、その足りなかったものがだんだん見えてきた
たりなかったキーワード、それは、信仰、祈りである。

 この映画の中で、泊の漁民が砂浜に打ち寄せる波の中から、激しい波でちぎれた昆布をカギで引き寄せている。その昆布は海か
らの贈り物、つまり『寄り物』なのだ。

この『寄り物』とは、浜にうち上がった海からの贈り物の事を指し、それは木であり、石であり、クジラであり、サメでありカツオでもある。

ジンベイザメに付くカツオを釣って大漁したり、シャチに怯えたクジラなどが砂浜に打ち上げられ、それを丘に上げみんなで分け
合ったりしていた。
全国の沿岸に散らばる寄木神社はそういったもの昔からを祀っている。

 そして、その『寄り物』を漁民にもたらしてくれるのが恵比寿様であり、また『寄り物』自体が恵比寿様そのものにもなった。
そして、恵比寿信仰が生まれた。
豊かな感情の農耕、漁民の日本民族。
ひたすら祈り収穫に感謝した。日本人の原点で忘れ去られようとしているものだ。

鎌仲 ひとみ 研究業績 主な作品:映画「バリー夢・うつつ─」「災害は都市を襲う」「proposal for dog brain 犬頭脳の提案」「心の病がい

やされる時」「エンデの遺言─根源からお金を問う」「がんを生き抜く」「戦禍にみまわれた子供たち─湾岸戦争8年後のイラク─

」など「メディア・リテラシーの現在と未来」共著「エンデの遺言」共著「エンデの警鐘」共著「ドキュメンタリーの力」共著
「内部被曝の脅威」共著 「ヒバクシャー世界の終わりに」(映画)

とわの地球環境維持を考えるときに、地球環境に負荷のない自然エネルギーしかないのは明らか。
太陽光発電の普及。
急がねばならない。

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