名古屋の元気度

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日本シリーズが始まる
それ以前中日Vセールが全国各地に飛び火して活況を呈している
松坂屋、イオン、イトーヨーカ堂は近江とともに名高い伊勢＝三重商人の本拠地である。
それが「大いなる田舎」と名古屋が呼ばれたのは明治からズーットだ。
東京、京都、大阪の3都に次ぐ大都市にもかかわらずにそうである。
それが、元気元年、名古屋の景気がいい。
ケチな地域性で知られる名古屋人も、2年ぶりのお祭りに財布のヒモを緩めている。、
中日ドラゴンズのリーグ優勝を祝し、お膝元の東海地区を中心にアッチもコッチもVセールで大賑わい。
百貨店やスーパーには落合博満監督の背番号「66」などにちなんだ特価品がズラリと並んでいる。
2年前と大きく変わったのが、セールの全国的な広がりだ。
当初は中京地区で優勝セールの話
それが全国に拡大。あわせて関西地区11店舗で『阪神タイガース　夢と感動をありがとうセール』をやっていますので、セ・リーグ関連では177店舗。集客は2ケタ増に膨らんでいる。
三重県発祥の岡田＝イオンはグループの「ジャスコ」や「マックスバリュ」などが一部を除く全国490店舗で開催中
宮崎の九州一の売り場面積のイオンでもそうだ。
セブン＆アイホールディングスも傘下の「イトーヨーカ堂」が166店舗で実施している。
当初は中京地区で優勝セールの話だったが、全国に拡大。
あわせて関西地区11店舗で『阪神タイガース　夢と感動をありがとうセール』
、セ・リーグ関連では177店舗。
集客は2ケタ増に膨らんでいるそうだ。
名古屋は非常に保守的で地味だったためケチな地域性と呼ばれたらしい。
それには訳があった。
林董一・愛知学院大名誉教授は名古屋史に詳しい。
「辛酸をなめた維新前後の2大体験が主因」と説く
　尾張藩主が長州征伐の総督に任命され、名古屋商人から膨大な借金を集めたが、財政難で棒引きにされたこと。
もう一つは、徳川ご三家の筆頭でありながら幕府に背き、反対する藩士14人を処刑までして官軍に付いた
ところが新政府に冷遇されたことだ。
「二つの屈辱が名古屋人の骨の髄まで染みわたり、気風にまで響いた」と見る。
　あれから130年余り。
昨今の名古屋の躍進ぶりは先日も書いた。
どうやら、中部国際空港と愛知万博の成功で得た自信と誇りが積年の地域制的かんがえかたをかえたようだ。
一過性でなく、未来に力強くつなげる象徴が、名古屋駅周辺の超高層ビル群だ。
06年は名古屋の年。
「大いなる田舎」の見納め。
これジャァ〜日本シリーズは闘わずして決まったようなもの。
地域にさえ勢いがある。
中日がリーグ優勝した翌年は株高になるというジンクスも見過ごせない。
せきやんも白蛇にかかわる神社に太陽光発電を施工する。
あやかりたい蛇年女に縁ができた。オーナーである。
事業家の最高の徳をを兼ね備えておられる
昇り竜が宿ったようだ。残り二ヶ月。
この勢いにあやかって、日本経済が昇り竜になればいい。

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