縦書き

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書道の基本に「天」と「地」を教わる。
日本語の文字と文は天と地を持つ現実の世界を写しとる一つの表現として
天（上）から地（下）に向かって垂直に書かれる」石川九楊著「縦に書け！」。
書家・石川は、パソコンで書かれた横書きの文章の横行に、日本語の危機を感じとる。
東野圭吾の作品「手紙」が映画化された。
当世人気の作家の映像化である。、
最初と最後にある桜の場面が何とも美しい。
桜は日本の象徴であり、華やかさに悲しさが重なる。
だから桜を使っていながら地味なデザインがありうる。
受刑者たちが書いた手紙に、目立たぬように押される、刑務所の検閲印もそれだ。
これ以前に『秘密』『g@me.原作は『ゲームの名は誘拐』など
がすでに映画化されており、映画スキゆえ一場面だけ出演している
1958年2月4日 - は、大阪府大阪市生れ、府大工学部を出てサラリーマンを経験して。
1985年に『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビュー
1999年には『秘密』で第52回日本推理作家協会賞（長編部門）受賞。2006年、『容疑者Xの献身』で第6回本格ミステリ大賞（小説部門）、そして第134回直木賞を受賞。
初期の作風は、学園物、本格推理、サスペンス、パロディ、エンターテイメントなど多彩。エンジニア出身であるためか、天空の蜂 の原子力発電や脳移植などの科学に通暁した作品も多い
客室乗務員をしている姉と、教師をしている姉がいる。彼女たちの職業を参考にして『殺人現場は雲の上』、『浪花少年探偵団』シリーズを執筆した。
1度の結婚歴があるが、現在は独身である。
猫派で飼ってる「夢吉」は、方々に出演する。もとは捨て猫。
ところで「手紙」のあらすじはこうだ。
無期懲役囚の兄は、弟にたびたび手紙を書く。
弟はきちんと返事を書くが、検閲印を気づかれ、差別を受ける。
受刑者たちが書いた手紙に、目立たぬように押される、刑務所の検閲印もそれだ。
最初と最後にある桜の場面が何とも美しい。
桜は日本の象徴であり、華やかさに悲しさが重なる。
だから桜を使っていながら地味なデザインがありうる。
兄を恨み、手紙を書くのをやめてしまう。
弟を慕う少女は、彼に無断で、彼を装って書き続ける。
筆跡がわからぬようにパソコンを使う。
兄は「これも読みやすくていい」と弟からの手紙と信じて疑わない。
自分が慕うひとが兄に対してどんな気持ちを持っているのか、少女はわかっていたからだ。
心があればパソコンで書いても伝わる。
映像で見ると、手紙は縦書きだった。心が伝わる手紙は縦書きだろう。
ブログのように横書きでは事務連絡である。
しょせんブログ、たかがブログ、されどブログ。
これからの文化ゆえ定まるところがない。　

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