師走

2006年12月8日
昭和23年、焦土の中から人間の生命も一番多く誕生し、団塊の世代といわれる世代を作った時期。
食うや食わずの中に有って、34歳の劇作家、木下順二は戦後3年にして、「夕鶴」を上侍した。
鶴の恩返しの民話を原義にした戯曲
「よひょう、よひょう」
せつない「つう」の声が忘れられない。
中学時の国語の時間の児玉先生。
戯曲風に生徒を参加させた、いい授業だ。
夫「よひょう」が欲の虜になったとき、「つう」はその言葉が聞き取れなくなる。
「え? 何ていったの? 
あんたのいうことが、なんにもわからない。
口の動くのが見えるだけ。声が聞こえるだけ・・・」」、
鶴が人間に変身してよき妻となった「おつう」は女優の山本安英のはまり役。
1037回の公演を記録した。
木下順二、の訃報は、死去の約1カ月後公表された。
死後の儀式はすべてやめようと話し合っての約束があったそうだ
「エェツ!」この方いたんだと不謹慎ながら、この歴史的な人ゆえさらにおどろいた部分がある。。
まさに巨星落う
グローバル経済とかの前に沈んで行く日本の終焉に被ってくる
早朝より熊本・八代を二往復。
深夜のご帰還後も追われているので、より実感として痛感したこの劇作家の残したプレゼントの偉大さに改めて凄みを感じている。
夫婦愛、親子愛と迫ってくる。
「よひょう、よひょう、」
そのさけびに哲学的意味さえ感じている。
遠くにいて連絡が取れない。
御願いのための届かぬ電報の返信。
日と時間に追われている。
師走である。

   サーバー管理者に意思が伝わらぬ。
    どうなってんの
     それにつけても
       不思議な
     30鉄板のカウンター
       うごけ!
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