く名優散る

2006年12月21日
声優の異色派は多いがアニメのムーミン、ともなれば絶品である。
妖艶さや霊妙さに穏やかさに純真さを備えた独特の声
宮崎の人たる今井美樹ばりのタラコ口。大きな目には独特の輝き。
形容することが愚かな程の幅広さ。、
ゆったりと転がすようにして演じ分けた。
それが演じるのでなくキャラ、地の部分があったというのだ。
彼女の語り、演技は人々を現実から別世界へと誘う
それが新聞記事で理解できた
幼い頃から、とにかくよく眠る人だったそうだ。
「学校の授業も、半分以上眠っていただろう」
睡眠過多症の他に高所恐怖症、方向音痴などを自認していた
俳人でもあったが、号を「眠女(みんじょ)」にした(岸田今日子『あの季(とき)この季(とき)』知恵の森文庫)。
黒猫の 影は動かず 紅葉散る
中学2年の時の歌は岸田家での発表会の作
父は劇作家の岸田国士
東京市四谷区(現・新宿区)に陸軍軍人・岸田庄蔵の長男として薫陶を受けた。
岸田家は旧和歌山藩士の家系。徳川御三家・紀の国の人
そのDNAをあますとこなく披露してくれた。岸田今日子
1950年に『キティ颱風』で初舞台。
1960年、三島由紀夫演出の『サロメ』で主役に抜擢されて以降花道を歩いた。
1954年、同じ文学座の俳優仲谷昇と結婚。
流産を乗り越えて、1968年に待望の長女を出産する。その後、仲谷とは1978年に離婚した。
映画では1962年に『破戒』などの演技で毎日映画コンクール助演女優賞、
1964年には『砂の女』でブルーリボン助演女優賞。
1963年、杉村春子ら文学座幹部の運営に限界を感じていた芥川比呂志、小池朝雄、神山繁、山崎努らと共に文学座を脱退。
1975年には「演劇集団 円」の設立に参加し、『壊れた風景』、『うしろの正面だあれ』、『トラップ・ストリート』など、別役実書き下ろしの大半の作品に出演。
近寄りがたい大女優の妖艶さとユーモラスな役もこなす硬軟自在の演技。
さすがの、宮沢りえもこの素質には脱帽であろう。

壊れてたのが直ってるみたいです。
    試していただけないでしょうか。
       御願いいたします。
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