防衛庁が省に昇格した1月9日以来この国は確実に底辺部の深層が動いている、
直後から防衛省直属のスパイ組織の新設準備が報じられた
歴史観、著書のみからの知識経験たる治安維持法時代ではないか。
さらに市街戦対応の新たな特殊部隊構想も浮上してキナ臭さが漂いだした。
軍事国家とはそういうもの。

こと軍事に関する事柄となると、とにかく国民には分からないことが多すぎる。
たとえば国産戦車1台が8億円、備品の空っぽの工具袋1つが7、8万円といわれても性能はもちろん高いか安いかすら分からない。
それを比較検討する情報が国民には簡単に手に入らない。
今、憲法改正や自衛隊軍隊化を目指す連中が一番怖いのは、国民が軍事に関する正しい知識を持ってしまうこと。

シビリアンコントロールなる軍事抑制する政治家なんか、なんとも思っていない。面倒見てる輩、程度であろう。
久間防衛大臣をはじめ戦後最大のスキャンダラス内閣。
肥大化する軍を抑えられるはずがない。

考えて見ればわかろう。
治安組織たる警察権力でさえ怯えきってるのに軍がおさえられようや。

林信吾著「反戦軍事学」(朝日新聞社 720円)でゲンダイ紙面を借り、著者は言う。

「反戦のために、正しい軍事知識をお届けします」
軍事に関する正しい知識なしには
“国のため戦え”という論理になかなか抵抗できない時代が来る。
気分で反戦を唱えられなくなる

まずは近未来の日本軍を想定し、現自衛隊の仕組みを重ね合わせて高卒新兵をモデルに軍隊生活を内部から俯瞰する。
軍の構成単位を手始めに、想定される日本軍の所有武器、訓練、そして現実に恒常化されるであろう海外派兵の実態までを描き出す。

「なぜ反戦なのか、歴史と軍事の実態を踏まえて、ちゃんと反論できるだけの材料を取り揃えました」

靖国問題、戦犯問題、東京裁判問題、改憲問題、さらには徴兵問題、核武装戦争抑止力論を、作家の上坂冬子、元防衛庁長官・石破茂、漫画家のこばやしよしのりら右側論者の言葉を具体的に取り上げ、論破する。
安倍政治の“美しい日本”論も斬って捨てる。

「正しい歴史認識・軍事知識の下では東京裁判は受諾していないとか、核所持戦争抑止論や、軍隊賛美論は成立しません。」
そこを一目瞭然でご理解いただける本にしたつもりです
著者の主張は明快である。

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コメント

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2007年1月26日11:46

私としてこのごろは、戊辰戦争侵略論 をテーマにしています。
 東北会津野は富が蓄積されていました、とか。

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