昭和の裏面史

2007年2月28日
ニューヨークからの風邪=株安のニュースの連鎖で晦日28日ご多忙であろう。

大和人の言い習わしからは驚きではない。
一月往(い)ぬる。
二月逃げる。
三月去る。

年明けから春の初めにかけて、時は速足で通り過ぎていく。
もう2月の末、季語でいう「二月尽(じん)」である

、「どの子にも涼しく風の吹く日かな」。
飯田蛇笏の四男で跡を継ぎ発展させた飯田龍太の作
上3人は戦争に散った。龍太も逝った。

M資金なる戦後の混乱期の資金融資話が未だ出回る。
徳川軍用金やナヒーモスの沈船の財宝引き上げのたぐいだ

ニュヨークから1952年7月の出来事のCIA公文書が27日公表された。
52年10月31日付けのCIA文書
衝撃の「吉田茂暗殺」である。

松本清張のライフワークの金字塔「昭和史発掘」
だったと思う。
・・吉田政権時代に旧日本軍の不穏当なる動き・・
とあり、歴史と切り合ってる作家・保坂正康もいずれ書いてくれるだろう。

元作戦本部作戦課長の服部卓四郎は戦後GHQの秘密工作員であった
将校6名と吉田暗殺を企てた。
公職追放、国粋主義者との思いで、敵対的不満を抱き吉田暗殺
鳩山一郎政権樹立の行動に出ようとしていた。

代表たる元陸軍参謀・辻政彦は
「敵は吉田でなく社会党!」と説得し、断念。させた
険悪なる社会情勢を映している。

衆議院議員に当選した辻政彦が現職のまま61年ラオスでの失踪は世間を沸かせ未だ不明のままである。

きたベトナムから、ラオス入り、ここまでは分かっている
その後63年中国で共産党に拘束、処刑との憶測がある。
この明らかにされた事との関連付けは小説のネタに使えそう。
ほかに・・

戦後最大のフィクサー児玉誉士夫

人格経験でどうしようもない工作員としてはしては不適
プロのうそつき、ペテン師、金作り以外は何も出来ない。

ロッキード事件で名前が出てきて、
自宅に小型機が突撃された。
何も語らず鬼籍に言った。

共産党野坂やソ連から帰った袴田ともども語って欲しかった。
児玉の後を継いだ宮崎・西都の人・西山光喜も昨年逝去
昭和の裏面史は殆ど明らかにされてないも同然である。

それもそうであろう。
「北」拉致で急遽発掘され存在感をました安倍の疑惑。
拉致被害帰国者が北の拉致担当で工作員として乗り込んでたとの報道との整合性さえ明らかにされてないご時世。
ましてや秘密工作CIA!良くぞ公表してくれたものだ。

チェニー福大統領のイラン限定攻撃に日本は乗ったのではあるまいな。
イギリスさえ引き上げたイラク。
それひとつ明らかになってない。

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