花粉症?

2007年3月7日
スギ花粉症は太古の昔から日本にあった病気ではない。
昭和38年、栃木県日光市で斉藤洋三がはじめて発見し、翌年報告されたのを嚆矢とする。
全国に爆発的な増加があり、5〜10人に1人が罹災という国民病疾患
幸い化石人の私は知らない。

どうやらコショウなどの刺激物が鼻にはいるとくしゃみをするあのきつい状態のようだ。。
スギ花粉症がコショウと根本的に異なるのは、花粉が鼻に入っ
たときに症状がでる人とでない人がいるということ。

スギ花粉飛散は毎年2月上旬に南部九州地方から始まり、桜前線のごとく列島を北上していく。
その後約2カ月間飛び続ける。飛散開始日は暖冬では早め、寒いと遅くなる。

ちなみにここ宮崎では、例年2月8日前後が飛散開始日。
花粉情報も出てる昨今。
やわな社会現象
疾患者の方怒らんといてください。
浅学非才、学彙にかけてましてネ
お詫びにブログからご注意事項がありました。

日常生活)

一般的にいわれている花粉対策。
1)外出時にメガネ、マスクを着用する。花粉対策専用の物も市販されており着用する勇気のある人は使用するとよい。
ごく普通のものでもしないよりはかなり効果はある。
2)外から帰宅したら玄関先で服をはたいて花粉を落とす。上着は脱いで室内着に変える。顔や手を洗い、うがいをする。
3)日中の窓の開放はなるべく避ける。経済的に許せば空気清浄機を使用する。
4)外に干したふとんや洗濯物をとりこむ時、はたいて花粉を落とす。または掃除機で花粉を吸わせる。花粉が大量に飛散する
時期には外に干すことは避ける。
1)は花粉症である本人がとる対策。2)3)4)は家族全員の協力が不可欠。
ふとんや洗濯物に花粉が付いていると夜間就眠中にも強く症状がでてしまう。完璧とはいかないまでも室内に花粉が少ない場
所を作る工夫がぜひとも必要。

啓蟄を過ぎてからの昨日今日と強風と寒さ。
桜も一挙に開花準備が出来つつ準備していよう
山々も庭の木々も新芽を吹いて山青く、万緑の季節
放浪の歌人山頭火は高らかに謳いあげる。
  わけ入っても
     わけ入っても 青き山

スギを凶器の如く恨みなさんなって。
CO2を減らす樹循環型社会の基本をなしている。
人間1人が吸う酸素の量は、スギの木16本が作り出す酸素の量と同じナンだって。

世界の森林は約35億haあり、陸地のうちの、27パーセントを占めている。

このうち先進国区域に15ヘク億タール、発展途上国に20億ヘクタールが不思議の地球に存している。

ところで、90〜95で年平均1259万ヘクタール減少した。
80〜95の15年間ではじつに熱帯林の約1割が減少し
、緑の山がなくなった。ナクナッタ 否!なこれは、破壊である。

この破壊は地球温暖化の一つの要因で、その多くが非伝統的な焼畑をふくむ農地開発や薪炭材の過剰採取に起因する。
生命3千万種の減少や、砂漠化の進行にもつながる重大な地球環境問題である。

循環型社会を創るのは急務である。
大気中の炭素量1に対して地球生態系には約3倍の炭素が貯蔵されており、72パーセントが土壌や有機堆積物中に、28パーセントが生物体にあるとのこと。

陸上生態系に貯蔵される炭素量は2190ギガ※tである。
このうち土壌に1580ギガt、生態系に610ギガtある。

森林生態系の土壌に貯蔵される炭素量は陸上生態系の52%、森林植物体が貯蔵するのは陸上生態系の89%で、森林生態系には1365ギガtの炭素が貯蔵されている。

つまり森林生態系は陸上生態系の62%を貯蔵している。
森林が破壊されるとCO2が吐き出され、大気中のCO2の濃度に大きな影響を与えることになる。
※ギガは単位用の接頭語で109(=10億)

 気候変動枠組条約では森林・バイオマス(木材等)を「温室効果ガスの吸収源及び貯蔵庫」と位置付けている。
気候変動枠組条約締約国は、森林・バイオマスの持続的な管理の促進・保全・保護及びその強化を図ることが求められている。

 森林から生産される木材がどのように温暖化防止と関わるかについてはすでに多くの研究・検討が行なわ れてきた。
IPCC第2次報告書は、林業部門における温暖化対策として、森林の保全、植林の推進、化石燃料に代わるバイオマス燃料の提供など幅広い対策の可能性について報告している。

木材を利用することは、
(1)木材・木製品を保持・使用することによる炭素を貯蔵する効果 
(2)エネルギー集約型の非木質系原料を代替えすることによる炭素排出を削減する効果 
(3)化石エネルギーを代替えすることにより化石燃料中に炭素を隔離し続ける効果
など3つの面で有効といえる。

asahiは01〜02のアマゾン地域で2万5500平方Kがきえていることを写真家港 千寿は報告している。
東京都の12倍、ヨーロっパのベルギー一国がなくなったことであると悲憤している。

1日70平方キロということになり、非日常情的な広さであり、想像してみるが言い。
何反歩、何坪になるのか。

前年の調査より40パーセントを増えているのである。
その背景は、大豆要農地の開拓らしいが、そのほとんどは、ヨーロッパの飼料向け経済的理由はどうであれ、最終的には人間の胃袋が森を墓場にしテいる事実には変わりはない。
つまるところ、地球を破滅に導いているのである。人間の肺にあたる緑の山々。

その地球の肺に急速に拡大する影
。小生も齢50過ぎ、しのびよる影におびえているが、地球の肺の影はそれどころではなく、黄昏は私の比ではない。

そこに光が差してきた。

 国内の木材消費量に占める国産材の割合である木材自給率が上向いている。
 背景には、木材の需給を巡る国際的な構造の変化があるだけに、自給率の上昇は今後も続きそうだ
。国産材の需要増を日本の林業再生につなげるべきだ。

 わが国では、安い輸入材の増加によって林業が衰退し、
その結果、森林が荒廃するという事態が長く進行してきた。

 木材自給率は、90%を上回っていたが近年は10%台に低迷。
 それが、2005年には前年より1・6ポイント上昇して20・0%。
7年ぶりの大台回復だ。

輸入が前年より6・2%減少し、逆に国産材生産は3・8%増えた。
06年も、自給率20%台を維持する見通しだという。

 自給率向上の背景には、急速に経済成長を遂げる中国などの木材輸入量の急増に伴う国際価格の上昇がある。
中国の場合、05年の丸太輸入量は3044万立方メートルと、5年間で倍増した。
宮崎も上海に事務所を儲け売込みに躍起。

 日本はこれまで、インドネシア産ラワンなど安価な南洋材を大量に輸入してきた。
だが、資源の枯渇から東南アジアなどで、伐採規制が強化されている。
 こうした需給の変化で、木材の内外価格差は縮小、逆転している。

 例えば、合板用の国産スギと輸入北洋カラマツは、04年ごろを境に価格が逆転した。
昨年末は、
1立方メートル当たり、国産スギ1万3000円に対し、輸入カラマツは1万7500円。

 木材市況の変化は、従来、放棄されていた間伐材の利用を促進している。
間伐材を薄く削って、住宅用合板に加工する技術開発も進み

、04年度の利用量は284万立方メートルで、10年間で約100万立方メートルも増えた。

 政府は、森林保護と林業振興のための閣僚会議を設け、今後6年間の間伐面積を現行より120万ヘクタール増やし、330万ヘクタールとする目標を打ち出した。
間伐材の利用が進めば、森林の保全や育成、さらには治水効果の維持にもつながる。

 ただ、課題も少なくない。
 日本の森林の3分の2は民有林だが、相続などで自分が森林の所有者になっていることさえ知らない例がある。
地元に所有者が不在の森林は民有林の20%以上あり、山の荒廃の一因になっている。

 荒廃を食い止めるには、林業従事者を増やさねばならない。
現在は半世紀前の7分の1、約6万人に過ぎない。
中高齢者に森林で働いてもらう「緑の雇用」が全国で実施されているが、林業を担う人材の確保、育成は急務だ。

全国1、2を争う林業県宮崎
木脇産業は都城の木材業者
セギで1立法昨年末42000円が今年は47000円
注文も高まり工場処理能力の2倍。
年間丸太2万立方処理を15万立方に引き上げる
住宅メ−カ−の買い手市場が売り手市場でようやく林業にも利益が出る時代が来た

ウッドエナジ−は南郷町で集成材に取り組んでいる。
森林組合等が資本を出し合って設立された。
外材の高騰で価格面で並んだ

ロシア産トドマツ1立方17000円が年末21000円
アジアの経済成長と原油高・ユ−ロ高が輸送費の高騰をまねいたからだ。

品薄で国産材が
24〜38センチ中丸太13500円が14200円
原木が不足する状態が発生している。
林業が盛り返す最後のチャンス
そのまんま知事には神がツイテルのやも知れない。

他用途加工品も新商品が開発された。
木材加工のドリミ−ィ
スギを使った床暖房マット

熱により収縮を収縮をほとんどなくして
スギ材の大量均一加工具術を4年がかりで確立。
フロ−リング材の加工に成功し商品化できた。。
電気カ−ペットに比べ清潔に使用できる

3月末に家庭向けに全国に売り出す
4万9800円

木質形成に直接関与するマスター遺伝子を発見
- 木質バイオマスの生産性と品質の制御につながる成果 -

産業技術研究所が
木質形成に直接関与する遺伝子を世界初 て発見
紙やエタノ−ルになる原料のセルロ−スと未利用資源のリグ
この遺伝子を制御してリグニンを減らすと燃料にしやすくなり、木質が多く強度が出る。

、モデル植物のシロイヌナズナとモデル樹木のポプラを用いて、樹木の骨格や生命の維持に大きく関与している木質細胞
NST1、NST3という二つの遺伝子を突き止めた。
セルロ−スやリグニンを調整することにより
エタノ−ルを作るときにも簡素化できる。
CO2対策に朗報である。
なおCO2処理対策については地下埋設技術をいずれ書きたい。

※バイオマス
生物量。生体量。生物現存量。
食料や資材、燃料など、太陽エネルギーを蓄えた生物を原料とする有機性資源をいう。
地球上のバイオマスの大部分は森林由来の木質バイオマスであり、海洋のバイオマスは300分の1程度と見積られている。

現在、無秩序な森林資源の利用や森林破壊により、年間約1000万ha(0.3%)ずつ森林が減少している。
これに伴って、森林の木質バイオマスに蓄えられた二酸化炭素が放出されることも地球温暖化の原因となっていると考えられている。

\(^o^)/
ハッ・・ハッッ・・クション!
\(^o^)/
あれ?
なんか・・
書かなければよかった・・・

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