石油の行方
2007年6月17日中東がまさに燃え上がらんとしている。
イスラエルにおけるパレスチナ自治国家が崩壊寸前。
ハマス・ファタハに分かれての対立の再燃だ。
このさまよえる民に安住の地はないのであろうか。
イスラエルの東のヨルダン川西には240万人ファタハ影響の人が住む。
5656平方キロは愛媛県と同じぐらいの広さ。
地中海側ガザ地区はハマスの影響下140万。365平方キロで種子島と同じくらい
93年のオスロ合意でこの二つの地域はパレスチナ自治区となった。
2000年にイスラエルがガザに再侵攻
05年ガザ地区からイスラエル軍は撤退した。
今回の出来事もアメリカの介入が顕著に見える。
自由、民主主義、選挙制度は米国の他国を見る基準の民意の基本ではなかったのか。
すべてをかなぐり捨ててようやくパレスチナ自治区の連立ができた片方に肩入れすれば紛争は激化するのは自明の理。
イラクの失敗を生かそうとせず戦果を拡大させるだけのブッシュは何を考えているのか。
同じ民族なのに何故ににらみ合うのか。
ハマス・ファタハについて調べてみた。
ハマスは、イスラム原理主義でも、、サウジアラビアのワッハーブ派やアルカイダとは別の、
エジプトの「ムスリム同胞団」系の組織。
そのため、アルカイダなどとの、テロ組織とは、全く別の組織。
ムスリム同胞団やハマスは、本来住民の福祉を向上させる事を目的とし、住民に何も施さないイスラエル政府に比して食料品を届け医療を施している。よって選挙でも勝利した。
、
ハマスの自爆テロ活動はテロではなく、イスラエルへのレジスタンス。
旧パレスチナ地区のイスラエル人を狙ったもので、イスラエルへの抗議が目的。
ハマスは、旧パレスチナの地域を離れた地区への攻撃は、行っていない。。
欧米諸国は、ハマスに対し、武装解除を迫るが、イスラエル側が、武装解除しない限り、説得力はない。
指導者も暗殺で失われ明らかにされない状態もある。
アハメド・ヤシン師
ハマスの設立者、過激な発言で、イスラエル当局に逮捕。二度目の逮捕の時はヨルダンに逮捕されたモサド要員
との捕虜交換で釈放。
87年にハマスを設立。
PLOはイスラエルと暫定自治に合意したが、ハマスはそれに反対。そのためPLOとは別路線
2004年3月22日、早朝の礼拝を終えて車で移動中にイスラエルに暗殺さる。
アブドゥル・アジズ・ランティシ
ハマスの最高幹部で広報担当。実質的にNo.2。
ヤシン師が暗殺されるとハマスのリーダーとなることを宣言。
2003年6月10日、暗殺は未遂。同乗していた彼の息子は重症。
2004年4月18日、、再度イスラエル国防軍の暗殺目的のアタックヘリが、ランティシ師の乗る車にミサイルを発射し、
ついに暗殺さる。
ムハンマド・ディーフ野戦司令官
ハマスはヤシン師とランティシ師が相次いでイスラエル国防軍に暗殺されたので、
リーダーを公表してないがこの人が指導者。
ファタハは、パレスチナ解放機構における最大党派。
名称のファタハは、アラビア語の「パレスチナ民族解放運動」
(Harakat al-Tahrir al-Watani al-Filastini)の頭文字を逆に綴った物。
1957年1月1日に設立。
初代議長はヤーセル・アラファートで、
1967年にパレスチナ解放機構(PLO)に加入。
当初はイスラエルへのテロ攻撃を繰り返しており、その後1970年に傘下のパレスチナ解放人民戦線が起こした
PFLP旅客機同時ハイジャック事件がきっかけとなり、これに怒ったフセイン1世国王が引き起こしたヨルダン内戦の末に、
PLOは本拠地を置いていたヨルダンから追放される。
そのためミュンヘンオリンピック事件で知られる秘密テロ組織黒い九月を結成。
1980年代には穏健路線へ転換。
自治政府成立後は長らく与党の地位にあったが、2006年1月のパレスチナ評議会選挙ではハマスに敗れ下野。
昨年からの動きなのでご記憶はあろうと思われる。
06年1・25 パレスチナ評議会選挙でハマスが勝利した。
3・29 ハマス内閣の発足
4・7 米欧援助停止を発表
12・16 アッパス自治政府議長が選挙前倒しを発表抗争激化
07年3・17 ハマス・ファタハ統一政府
3・25 ライス米国務長官アッパス議長イスラエル首相と会談
4・17 ライス米国務長官自治財務省と協議
5・16 イスラエル軍がガザ地区ハマス施設を空爆
6・9 ガザでハマス・ファタハが衝突
6・12 麻生外務大臣アブアムル自治外相に支援を約束。
6・14 アッパス議長政府解散バニヤ首相解任。ハマスは 継続してると報道している。統一政府が崩壊寸前。
イランの影響力シーア派の拡大はレバノン内紛やエジプトの後退穏健派の弱体と写る米国。
民主的選挙が行われたパレスチナはハマスが勝利台頭。
穏健派ファタハとの二重権力構造であった。
シーア派台頭をアメリカは面白くない。
戦争をどこかでしなければ成り立たない産軍複合経済のアメリカ。
ようやく見つけた飯の種。
ただ、世界の世論が光る。
「テロの温床になる。」
理由なんぞ後にくっつければいい。
イラク戦争がもたらした中東の地殻変動である。
大量破壊兵器を保有といってイラクに戦争を仕掛け泥沼化してるのはどこの国のせいだ。
石油争奪戦を背景にしたキリストVSイシラムの戦いの様相を帯びてきている。
日本の国内問題などことの重大さからして、ものの数ではないほどの大問題である。
新聞は一面に取り上げようともしない。
ことは日本のアキレス腱、最大の脆弱点の石油である。
それも小泉5年半の時代にアジアからの輸入を減らし中近東一辺倒にしたツケがここになって顕著に不安として現れている。
石油は当たり前だが空輸陸送ができない。
紅海を経てインド洋、マラッカ海峡を経て国内に来る。
アジアとの連携なしに日本の現状の産業生活形態はない。
参議院選挙対策のとりわけ年金問題などで国内問題のみしかない阿部内閣。
15日は都内のガン治療病院、人気二人とのツーショット。松浦亜弥の薬物乱用防止のポスター
16日は九州佐賀で田植えの演出、。
ガソリン漬けで成り立ってるのをお忘れか、国のあり方なんぞお構いなし。
小泉の検察を利用した橋本竜太郎、野中務を辞任に追い込んだ手法はまだ生きてるようだ。
ドン・青木幹雄に関する島根のお国の国策操作を始めた。
出雲、石見両地区とも土建業者は竹下の残した財産。
経世会最後の潰し。
選挙の国内対策どこではないハズだが暢気なこの国。
このようなときの危急存亡の危機なるナショナリズムはどこにも見受けることが出来ない。
この国の指導者はこの国が石油で成り立ってるのをお忘れのようである。
なに怒ってるの?
父の日のプレゼント計画ある人27パーセントらしい。
ご安心召されよ。殿方。
イスラエルにおけるパレスチナ自治国家が崩壊寸前。
ハマス・ファタハに分かれての対立の再燃だ。
このさまよえる民に安住の地はないのであろうか。
イスラエルの東のヨルダン川西には240万人ファタハ影響の人が住む。
5656平方キロは愛媛県と同じぐらいの広さ。
地中海側ガザ地区はハマスの影響下140万。365平方キロで種子島と同じくらい
93年のオスロ合意でこの二つの地域はパレスチナ自治区となった。
2000年にイスラエルがガザに再侵攻
05年ガザ地区からイスラエル軍は撤退した。
今回の出来事もアメリカの介入が顕著に見える。
自由、民主主義、選挙制度は米国の他国を見る基準の民意の基本ではなかったのか。
すべてをかなぐり捨ててようやくパレスチナ自治区の連立ができた片方に肩入れすれば紛争は激化するのは自明の理。
イラクの失敗を生かそうとせず戦果を拡大させるだけのブッシュは何を考えているのか。
同じ民族なのに何故ににらみ合うのか。
ハマス・ファタハについて調べてみた。
ハマスは、イスラム原理主義でも、、サウジアラビアのワッハーブ派やアルカイダとは別の、
エジプトの「ムスリム同胞団」系の組織。
そのため、アルカイダなどとの、テロ組織とは、全く別の組織。
ムスリム同胞団やハマスは、本来住民の福祉を向上させる事を目的とし、住民に何も施さないイスラエル政府に比して食料品を届け医療を施している。よって選挙でも勝利した。
、
ハマスの自爆テロ活動はテロではなく、イスラエルへのレジスタンス。
旧パレスチナ地区のイスラエル人を狙ったもので、イスラエルへの抗議が目的。
ハマスは、旧パレスチナの地域を離れた地区への攻撃は、行っていない。。
欧米諸国は、ハマスに対し、武装解除を迫るが、イスラエル側が、武装解除しない限り、説得力はない。
指導者も暗殺で失われ明らかにされない状態もある。
アハメド・ヤシン師
ハマスの設立者、過激な発言で、イスラエル当局に逮捕。二度目の逮捕の時はヨルダンに逮捕されたモサド要員
との捕虜交換で釈放。
87年にハマスを設立。
PLOはイスラエルと暫定自治に合意したが、ハマスはそれに反対。そのためPLOとは別路線
2004年3月22日、早朝の礼拝を終えて車で移動中にイスラエルに暗殺さる。
アブドゥル・アジズ・ランティシ
ハマスの最高幹部で広報担当。実質的にNo.2。
ヤシン師が暗殺されるとハマスのリーダーとなることを宣言。
2003年6月10日、暗殺は未遂。同乗していた彼の息子は重症。
2004年4月18日、、再度イスラエル国防軍の暗殺目的のアタックヘリが、ランティシ師の乗る車にミサイルを発射し、
ついに暗殺さる。
ムハンマド・ディーフ野戦司令官
ハマスはヤシン師とランティシ師が相次いでイスラエル国防軍に暗殺されたので、
リーダーを公表してないがこの人が指導者。
ファタハは、パレスチナ解放機構における最大党派。
名称のファタハは、アラビア語の「パレスチナ民族解放運動」
(Harakat al-Tahrir al-Watani al-Filastini)の頭文字を逆に綴った物。
1957年1月1日に設立。
初代議長はヤーセル・アラファートで、
1967年にパレスチナ解放機構(PLO)に加入。
当初はイスラエルへのテロ攻撃を繰り返しており、その後1970年に傘下のパレスチナ解放人民戦線が起こした
PFLP旅客機同時ハイジャック事件がきっかけとなり、これに怒ったフセイン1世国王が引き起こしたヨルダン内戦の末に、
PLOは本拠地を置いていたヨルダンから追放される。
そのためミュンヘンオリンピック事件で知られる秘密テロ組織黒い九月を結成。
1980年代には穏健路線へ転換。
自治政府成立後は長らく与党の地位にあったが、2006年1月のパレスチナ評議会選挙ではハマスに敗れ下野。
昨年からの動きなのでご記憶はあろうと思われる。
06年1・25 パレスチナ評議会選挙でハマスが勝利した。
3・29 ハマス内閣の発足
4・7 米欧援助停止を発表
12・16 アッパス自治政府議長が選挙前倒しを発表抗争激化
07年3・17 ハマス・ファタハ統一政府
3・25 ライス米国務長官アッパス議長イスラエル首相と会談
4・17 ライス米国務長官自治財務省と協議
5・16 イスラエル軍がガザ地区ハマス施設を空爆
6・9 ガザでハマス・ファタハが衝突
6・12 麻生外務大臣アブアムル自治外相に支援を約束。
6・14 アッパス議長政府解散バニヤ首相解任。ハマスは 継続してると報道している。統一政府が崩壊寸前。
イランの影響力シーア派の拡大はレバノン内紛やエジプトの後退穏健派の弱体と写る米国。
民主的選挙が行われたパレスチナはハマスが勝利台頭。
穏健派ファタハとの二重権力構造であった。
シーア派台頭をアメリカは面白くない。
戦争をどこかでしなければ成り立たない産軍複合経済のアメリカ。
ようやく見つけた飯の種。
ただ、世界の世論が光る。
「テロの温床になる。」
理由なんぞ後にくっつければいい。
イラク戦争がもたらした中東の地殻変動である。
大量破壊兵器を保有といってイラクに戦争を仕掛け泥沼化してるのはどこの国のせいだ。
石油争奪戦を背景にしたキリストVSイシラムの戦いの様相を帯びてきている。
日本の国内問題などことの重大さからして、ものの数ではないほどの大問題である。
新聞は一面に取り上げようともしない。
ことは日本のアキレス腱、最大の脆弱点の石油である。
それも小泉5年半の時代にアジアからの輸入を減らし中近東一辺倒にしたツケがここになって顕著に不安として現れている。
石油は当たり前だが空輸陸送ができない。
紅海を経てインド洋、マラッカ海峡を経て国内に来る。
アジアとの連携なしに日本の現状の産業生活形態はない。
参議院選挙対策のとりわけ年金問題などで国内問題のみしかない阿部内閣。
15日は都内のガン治療病院、人気二人とのツーショット。松浦亜弥の薬物乱用防止のポスター
16日は九州佐賀で田植えの演出、。
ガソリン漬けで成り立ってるのをお忘れか、国のあり方なんぞお構いなし。
小泉の検察を利用した橋本竜太郎、野中務を辞任に追い込んだ手法はまだ生きてるようだ。
ドン・青木幹雄に関する島根のお国の国策操作を始めた。
出雲、石見両地区とも土建業者は竹下の残した財産。
経世会最後の潰し。
選挙の国内対策どこではないハズだが暢気なこの国。
このようなときの危急存亡の危機なるナショナリズムはどこにも見受けることが出来ない。
この国の指導者はこの国が石油で成り立ってるのをお忘れのようである。
なに怒ってるの?
父の日のプレゼント計画ある人27パーセントらしい。
ご安心召されよ。殿方。
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