kiokunosumini

2009年7月10日 お仕事
いつもご愛読させていただいてる方の母親とのやりとりを
DNAがなせる技かと自問されていた。
実に面白きお話で爺の自信のことでもある。
それは教壇に立つ子らと爺の子育ての記憶にも残る。
社会人だけでなく、社会改革奔走の日々ゆえ
それも九州狭し東京までも手荒い子育てであったことを恥じいている。
幼子の女の子を一人上野の猿山のところに残し、いい気なモンである。
今思うとゾッとする。
置き引き、捨子ではないか。
幼き子ら二人きりおむつをしての草原の国モンゴルに旅出させたあの手荒さは成ってはいない。
風邪を引いたりで大変であったらしい。
中国故宮の宝物の記憶はチョット聞いたことはあるがまるでお話をしていない。
ただ台湾にもう一つ故宮博物館があり、蒋介石の国民党軍がすべて持ちだしてることは子らは知らないハズ。
その程度の幼き頃の経験で会ったようであるから体験は無理無謀であった矢も知れない。
変骨、世渡りベタはDNAのようで会話はナイ。
母親の羊水揺籃期にまさるハズがない。
ただ思うのである。
子育て環境は二役会っての真っ当なる社会人に育つ。
厳しき役と優しき役。
厳しき役は実に損であるが立派は別にして
ドロップアウトせず社会人でいることはいいではないかと思う。
親より先立つ不幸にないのも幸せなんだろう。
う思うことにしてしている。
♪安寿恋しやホ~ヤレホ~、厨子王恋しやホ~ヤレホ~♪
森鴎外描く物語の結末にまだ至ってはいない。
菊池寛の恩讐の彼方の青の洞門の大分の耶馬溪にも至ってない。

三島由紀夫の数多き著作で記憶に残る「仮面の告白」という自伝的作品がある。
自分の生まれたときの記憶を記した衝撃的な部分があるからだ。
産湯を使ってる、たらいに差し込んでる淡い光をを冒頭に描く。
そんなことを覚えているのだろうか。
特異な能力の三島流の文学上の虚構かも知れない

金閣寺とも度収録されてる全集の一冊として高校生自分に手に入れた本である。
青春の多感期たる表現の潮騒は石坂洋次郎の延長で野菊の墓なぞ共々中学自分に読んで単純で良かったが
他の作品群は難しく理解はできてなかった。
まだ谷崎潤一郎の妖艶なる者の方がその時期ゆえ楽しんだ者だ。

この時期は早熟なるマルクスかぶれでその滋養をつけるためだけの
付属的に文学作品の読書ゆえ動機不純で文学にさえ縁がなかったハズである。
まったく無学を恥じいる。

日本人最初の文学に於けるノーベル賞は師・川端康成が得たのは
本来は世界的に愛されてた三島文学があればこそ。
本来は三島由紀夫が受賞したも同然で鎌倉の川端邸の取材などのハレの場には
本人に成り代わりインタビューを含め三島由紀夫が最初から最後まで仕切った。

三つ子の魂百までと言うが本当であろうか。
脳記憶は羊水揺籃期の10月10日の頃から始まってるらしい。
胎児教育が注目されている。
母親がお腹の子に絵本を読み聞かせる。
誕生後に読んでやると手足ヲバタバタして聞き入るという。
旦那が読むと泣いているだけ
赤ちゃん脳に記憶があるからだ。
胎児の頃から脳は発達続けている証左である。
ただ、脳記憶が
4~5才になると一段と発達する過程で記憶がほとんど消えてしまうらしい。
赤ちゃん脳に記憶する能力がないのでなく幼児期にドンドン消えていくというわけだ
何百万人に一人の異脳なるがその普通からハズれるんであろう。

柳田邦男の著作で学んだ。
テレビ出ずっぱりの脳学者茂木健一郎はどうにも胡散臭い
NHKで先日特殊メイクで尊敬する老けたあの写真のアインシュタインにして貰い満足してた。
本来尊敬してる方を飯のタネにしない。
恐れおおくて出来ないはずだ。
柳田邦男は作家とあるが航空事故なぞの時のパイロット心理を読み解くとき
テレビで拝見することが出来る。
新潮45最後のページを飾る記事の連載は楽しみである。
そこでいつも教えていただく。

詩人・三木卓の著作の「北原白秋」筑摩書房刊にある。
白秋の実家は商家で忙しく乳母が母親代わりだったが
チフスで死んだのが2歳半の時。
その葬儀の模様を記憶してて回想記に残す。
・・・・
朱欒=ザボンのはなの白く散るかげから通ってゆく葬列を見て
私は初めて乳母の死を知った。
・・・・・
何故記憶があるのか。
白秋もその直前にチフスに罹患して危うく死を免れたので乳母の葬列が
恐怖で自分のことと写ったんであろう。
疑似の死の恐怖体験である。
もちろん文章は言語感覚なきゆえその二歳半の時に綴ったものでなく
言葉の表現は出来なく、大成し熟してからのもの。
例えその時は言葉で表現できなくとも記憶は鮮明に残り大人になり、文章に正確に刻んだんだと予測できる。

井上靖は「あすなろ物語」を初め幼少期の回想を小説化したものが多い。
晩年のエッセー集「わが一期一会」毎日新聞社刊にあじさいがある。

幼き頃アジサイのはなに好きになれないモノを感じてたという。
あちこちの庭や道脇に梅雨時に雨に濡れ重たそうに咲くどこか病的な暗い影を感じ臭いの鋭いドクダミのはなと共に見るのを避けた幼少期の記憶。
あの頃表現できなかった
・・・
雨をしっとり吸って重たげであり、多少憂鬱でもあり、こうした梅雨の時期に咲かねばならぬはなと
しての諦めを持っている。
・・・・
深く沈んだ感情を早くも幼き頃に抱いていたというところが大事だと井上靖は言う。

言葉で表現することが出来ない幼少期なのに子供がそこまで鋭くkんじてることを大人は
つゆほども気づかない。
子供にとっては悲劇である。
柳田邦男はこの話を「言葉の力、生きる力」新潮文庫刊に書く。

大人と子供のずれは絵本作家の作品で修正修復される。
ミュージカルになってる「葉っぱのフデリー」は絵本から生まれた
その宮崎公演が迫ってるがあの98才現役医師の日野原重明が舞台に立っている。
あの歳で数年先までスケジュールがつまっている多忙なる人がである。
今日は確かカナダにある頃。
シュリーマンは幼き頃のトロイの木馬の話なぞを信じ発掘に努めホメロスの詩人の話をゲンダイに蘇らした。
幼さと職人気質は紙一重。
イチローはインタビュアー泣かせ。
何故か。
取材記者の不勉強ゆえつっけんどんに答える。
ものは言わず喋っている。
おそらくこうだろう。
 そんなおざなりな質問をしないでほしい。

麻生総理の日々の会見ではない。

帰国後の12日東京都議選はどうなるんであろうか。
引きずり下ろしが与野党から起きている。
不信任決議がでれば自民党員は反対しよう。
では引きずり下ろしの大義名分を失いし小泉一派は
麻生政権のママ総選挙突入である。

東京・山ノ手線界隈の世界一のインフラ整備から宮崎みたいな田舎とは
当然都政の政策課題は違う。
国家予算の15兆補正ノ中の道路建設などと国家がからんだインフラ整備である。
地方自治体でも東京都議会の選挙は特殊なのである。
土台地方自治体が金融機関を抱えきれるはずがない。
石原資金がチャント懐具合自由に、手当してくれるのだ。

植草一秀元早大教授のブログを借りればキチンと整理してある。

東京都が抱える問題に対する評価である。
石原都政の大きな懸案は新銀行東京累積損失と築地市場の移転問題だ。
石原慎太郎都知事の目玉政策のひとつの「新銀行東京」は巨大な損失を発生し続けている。、2008年3月期までの累積損失額は1000億円を突破した。
損失を拡大し続けてきた石原都政に対して、東京都民はどのような評価を下すのか。
石原都政に対する評価が都議選のもう一つの焦点である。
民主党の大塚耕平参議院議員は2008年11月13日の参議院財務金融委員会で、
築地移転に絡む巨大金銭疑惑について、重大な質問を行なっている。
大塚議員は、通称「石原ファンド」と呼ばれる「東京チャレンジファンド」という東京都が出資して主体となって作ったファンド、農林中央金庫、「東京魚市場卸共同組合」との間のやり取りで、
「東京魚市場卸共同組合」の9億3000万円の債務が棒引きにされた疑惑について、詳細な追及を行なった。
大塚議員は
「築地廃止の反対派の皆さんへの懐柔策としてこの借金を棒引きしたのではないかと、今、築地市場ではずいぶん議論になっているわけです」
と述べて、石原都政が強引に築地から豊洲への移転を誘導しているとの疑惑を追及した。
、築地市場の土壌汚染が問題視される豊洲への移転には、多数の反対者が存在する。

「きっこのブログ」様が6月7日記事から「民放連の世論調査に情報操作の疑い」と引用がある。
  民放連が発表したオリンピック招致に関する数値が情報操作されたものであったことを指摘されている。
実際の調査結果では、
賛成35.5%、
反対60.3%
であったという。

スポーツはいまや、巨大利権ビジネスになっている。
政治家がスポーツ団体と関わりを持つのは、それが巨大利権と結び付いているからである場合が多い。
また、電通に代表される広告代理店にとってビッグイベントは文字通りのドル箱である。この巨大利権に群がる人々がオリンピック招致活動を熱心に展開しているのだ
都議選はオリンピック招致に熱心な石原都政に対する信任投票の意味合いを持つと言えるだろう。

ネットをみても都議選がなかなか伝わってこない。
こんなのを見受ける程度。
都議選投票日が近づく中、北多摩1区(定数3)が揺れている。
新銀行東京の融資話で公明党現職に不正があったと断定した「北多摩市民新聞(発行・矢野穂積東村山市議)」
なるビラが自称「行動右翼」の手で選挙区内に撒かれた。
その後、撒いた張本人は告発されて窮地に立っているものの、
ビラの発行元である矢野穂積東村山市議はダンマリを決め込んでいる。
公明党には少なからずダメージがあると思われるが、黙認なのか黙殺なのか?
だんまりは続く。
潔白であるならば断固闘うべきであろう。
一方、独身を売りにしていたはずの新人(元市議)に妻子がいることが突如明らかになり、
選対は対応に苦慮していると聞く。
いやいや、驚くに値しない。
市議時代から居眠り王子、Mr.不勉強とも呼ばれ、自らの立身出世以外興味が無いことは
周知の事実であった人間を公認候補にした自らの不明を、関係者は恥ずべきであろう。
さぁ~あと二日だが不気味に静かである。

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