今日の誕生日の花は・・ノハラアザミ野原薊
花言葉は・・・・・・・心の成長

キク科のアザミ属でこれらは頭状花序=花が筒状花のみで構成されており、花の色は主に紫色。
葉は縁がとげ状を呈し、葉が極端に深く裂けている。
絵画に丁度の素材。
ただ地方変異が非常に多く、日本では100種以上あるらしい。そのほとんどが日本の固有種とされる。
花期は8月から10月頃生育旺盛で土手などにどこにもあり切り花には風情もあり最高。
お花屋さんで色とりどりの艶やかなる時期に合ってない花で失金するべきではない。

21日あさの4時前、丁度ラジオから「キク」♪庭の仕草も・・とか流れている。
その後♪「野菊」「旅愁」「里の秋」「浜千鳥」・・・とつづく
♪遠い山から吹いてくる気高く清くにおう花、綺麗な野菊・・♪

実はせつなきノスタルジーに浸っている。
幼子は朝早くマダ暗いのに堤防に向かう。
牛馬の餌たる草を運ぶ竹で編んだ苅る駕籠を肩で天秤の如く調子を取り
前後を調整しながらの落語のボテフリ状態で堤防の草を苅ってかえる。
早朝ゆえ露で膝から下はビジョビジョ状態。
それを待っている同じ続き屋根にいる家族がいる。
その主の牛馬の鳴き声と会話をする。
「モゥゥゥ~」
馬は「ヒヒィ~~ン」でなく鼻息での「フッ~」と会話或いは両足の全身の動きデ会話してくる。
周りの状況をオモンバカッテ鳴き声で大きな声は出さない。
「今帰ったバカりじゃぁ~ねぇか~」
「ちょっとマッチヨレッ!」
餌か、水か、運動したいか、塩分がほしいか
家族の一員ゆえすぐ解る。
餌を苅ってきた者が怒ると見分けをつけ、ようしたもので聞き分けもイイ。
鎌で苅ってきた苅る駕籠から餌の草を出す。
ギロチンもどきの藁切りでカットして稲の茎たる藁に混ぜて
ハミ桶に入れてやるがスグには食べさせない。
意地悪と言うより農作業時に会わせた調教を日々する。
「マダッ!」
「ヨ~シッ!」
「クエッ!」

ところがこれにアザミを知らずに切り込んでたら大変!
馬は鼻息で上手く残しているが牛はダメ。
反芻胃の乱暴さの食欲、かみ分けの持ち前の強さが仇。
一緒に食べてしまう。
口から薄黄色っぽい泡を吹き出し苦しみのうめき声・・
農家で5軒などで共同利用の農集電話に飛びつく。
獣医師さんに緊急のお願いをする。
下剤を飲ませ浣腸処理。
朝ナゾは義務教育たる学校に遅れてしまう。
リッパに大きく育った者たちは皆都会に働きに出た。
田舎には思い出の楽しみのみが残っている。

屋敷内の庭の端には大雨の増水したとき川で取り上げた流れ木が焚き物の燃料用に干してある。
ボッッ~と誰かが座ってて子の成長を見ている気配を感じる。
彼岸、敬老の在りし日の追憶。
夢だったのかうつろだったのか・・・
「とぅ~ちゃん・・かぁちゃぁ~~ん!」
明治期の生まれだった故にトウにいない。
永久にお話さえ出来ない。

流木に 敬老の日 父母憩う

20日午後3:00~17:00
NHK教育チャンネルで 日本の話芸 落語の拡大時間枠放送であった。
東京・ニッショーホールで録画
 出演者は香番順ではない。
前の二席は、やしきたかじんのそこまで言って委員会と被ってたので噺を楽しめなかった。
鈴々舎馬風
三遊亭小遊三
桂  米丸「浮世床」
三遊亭圓歌「中沢家の人々」
柳家小三治「馬の田楽」
桂  歌丸「小言幸兵衛」

小三治師匠のあのフラで峠を越えて荷を運ぶノンビリ時代の職業のお話。
20日お昼のお噺の一席はじっくりかみしめさせられる。
スピード化した現代社会のガツガツした管理社会とラジオで一瞬江戸期にタイムスリップしてくれたことが中国の世界を席巻してる状況にこの国の未来を考えた。
牛馬は生活のあちこちに存在してた。

ブログに著書解説がある。
『中国が世界をメチャクチャにする』 ジェームズ・キング著 栗原百代 訳1,680円 
ジェームズ・キング
英国エジンバラ大学東洋語学科卒業。
中国・山東大学留学。
1985年から『フィナンシャル・タイムズ』記者。
87~89年、東京支局駐在、
98~2005年、北京支局長。
現在、BBC、CNNで中国問題のレギュラー解説者をつとめる。
03年、ヨーロッパ・オンライン報道賞、05年、「今年の経済記者」賞を受賞。
本書が初めての著作となる。北京在住。

製造業の没落、デフレ輸出、知的所有権の侵害、原油高騰、森林破壊。13億のマンパワーをもつ国はいかにして世界経済を脅かすに至ったか。
英国のベテランジャーナリストが驚くべき事態この著作で暴いた。
「アメリカは強欲さから内部分裂するだろうとレーニンは言った。レーニンは正しかった」
ソ連がロックフォードに心理的な衝撃を与えることは、もはやなくなった。
永久にその影響を残すよう定められていたのは、もう一つの共産主義の怪物、中国だった・・・

崩壊したアメリカ製造業の現状とはいえ、中国からの挑戦にワシントンはどう対処したか。
あのロックフォードさえ滅びる運命にある
中国との競争は構造的にも質的にも不公平。
中国は、対ドルの通貨価値を割安に固定して、輸出の大きな競争力としていた。
労働者の状況がまるで違い原価が人為的に低く抑えられている。
アメリカの戦闘機の翼を研磨する機械、ロケットの燃料タンクの性能を高める技術を開発
原子カ発電所のタービンを動かす装置や、Bー2ステルス爆撃機をレーダーに映らないようにする素材を塗る機械も米国はつくった。

こうした機密は北京政府にはとりわけ貴重なもの
大連企業はそれを手に入れる寸前までいった。
国防総省や中央情報局=CIAなどの防衛機関は、この中国企業がプロダクションシステムズを通じてミリングマシンをねらっていることにまったく気づいていなかった
自動車産業はコウである。
中国の部品を輸入して、自社製の比較的ハイテクな部品と合わせ、製造していた実態での顧客ネットワークに販売していった。
中国製品の質はまずまずで、商売はうまくいく。
だが、中国の技術がさらに進歩し、アメリカの熟練工をかかえてきた高性能の製品をつくりだすのを箒駆逐された。
中国の価格はこちらの数分の一まで下がる。その状況では、残されるビジネス上の財産は販売網だけ。いつか中国製品を販売するしかなくなる可能性まですすんでいた。

19日19:30~クローズアップ現代での中国進出大キャンペーン「アジアのボリュームゾーンを狙え」。ボリュームゾーンとは年収が45万~315万の収入層。
国谷キャスターが言うにはもはや欧米の市場は狙えないから中国に活路を見出せという
番組ではダイキンが中国市場に本格参入するために中国企業と合弁すると言う
代償として中国が未開発のインバーターの技術を提供する。
他にもイナックスヤクボタの状況をテレビは追っていた。
ただアメリカの物作りが滅んだことカラすれば中国企業は技術を手に入れたらダイキンを追い出して、新技術の新型クーラーを格安で売り出すだろう。
このようにして中国は13億の巨大市場を餌にして世界の先進企業の技術を手に入れてきた。
中国の経済発展にもっとも貢献しているのはアメリカのグローバル企業であり、
「中国が世界をメチャクチャにする」ではボーイング社を例にあげている。

アメリカのロックフォードは東京や大阪の下町にあるような機械工業部品の生産地だった。
多くが数十人規模の中小企業であり自動車のエンジンを作る精密工作機械など高い技術力を持っていた。そこに中国企業が三分の一の価格で部品の販売攻勢をかけてきて、一つまた一つと伝統ある金属加工会社が倒産して行った。
そして倒産した会社の機会や設計図や操作ノウハウを中国が買いあさっていった。

アメリカ政府はこのような国防上も影響のある中小企業を保護する事もなく見捨てて、
300万人もの雇用が失われていった。
GMやクライスラーが新世代の自動車が作れなくなったのは、このような中小企業が倒産してなくなってしまったからであり、GMやクライスラーは中国の安い部品で自動車を作るようになった。

ボーイング社は世界最大の航空機メーカー
だが安い部品は中国から輸入して組み立てている。
GMやボーイング社のようなグローバル企業から見れば、国内で生産するよりも人件費がただのような中国で部品を作ったほうが合理的だ。
中国は広い国土と膨大な人口を持つから自動車や航空機の巨大市場になる可能性がある。
事実中国は今年になりついに世界一の自動車大国になった。

中国の自動車メーカーは400社もある
、自動車が国産化できるようになったのも早くからアメリカのメーカーの下請工場として部品を作ってきたからであり、アメリカのグローバル企業は日本やヨーロッパと対抗するには中国の安いコストで対抗する必要があった。
だからアメリカは中国の人民元の切り下げにも協力した。
80年代は1ドル2元が90年代には1ドル8元にまで切り下げられた。
GMやボーイングにとってはその方がいいからだ。

アメリカ政府は国家戦略として製造業は切り捨てて金融立国を目指した。
1997年のアジア金融危機はアメリカが仕掛けたものであり、アメリカ資本は倒産したアジアの企業を買いあさった。
韓国の主要銀行はすべて外資に買収されて経済植民地になってしまった
。物作りは中国や韓国や台湾に任せて金融で稼ぐのが一番効率がいい・・・はずだった。

しかしアメリカはバブルは破裂して金融立国戦略は破綻した。
製造業はロックフォードの例を見るまでも無く会社は倒産して熟練工もいなくなった
。新製品を作ろうと思っても国内では作る事が出来ない。
製造工場がいったん無くなれば元に戻す事はできない。
工場は海外に自由に移転させられるが、人は移す事ができない。
失業した熟練工は時給7ドルのウォルマートの販売店員になるしかなかった。

この光景は現在に日本で起きている光景と同じであり、
トヨタやキヤノンといったグローバル企業は工場を中国に移転して国内は空洞化してしまった。
経済的にはそれが合理的なのだが、中国はアンフェアな国。
技術を手に入れたら格安で販売攻勢をかけてくるだろう。
NHKはアジアの巨大市場を手に入れるには技術を移転させていくしかないと言う
、ただそれはアメリカと同じ道を行けと言うことでもある。
この国がモノズクリを捨てる国内労働構造にしてはイケナイ。
金融立国はこの国の勤労性からそぐわない。
また戦後の団塊の世代が社会的に退場しないと馴染まない。

講談社の新雑誌「g2」が創刊された。
昨年惜しまれた廃刊された「月刊現代」後継誌である。
国家崩壊状況下ギリギリで国家が救われて民主党政権誕生と同じ思いを持つ。
民主党政権の各大臣が所管の問題点の改善を矢継ぎ早に打ち出し生きる希望を持つアノ感情である。
ノンフィクション・ジャーナリズムの復興の希望をみたように感じる
 様相を新たにしてネット時代に対応したあり方になっている。
執筆陣に元公明党委員長矢野絢也、作家柳美里
宮崎・高千穂のヒト作家髙山文彦
沢木耕太郎は東京のヒト
後の二人は99年に「火花 北条民雄の生涯」角川文庫刊、
78年に「テロルの決算」文藝春秋刊で共に大宅壮一ノンフィクション賞を受賞してる適宜のヒト
矢野絢也が常連執筆者なら同じ公明を追われた小沢一郎信奉者の元大臣の二見伸明も執筆陣に加えてほしいモノ。
ただこの年代にのみ深さが理解できる抱腹絶倒の永六輔VS矢崎泰久「ぢぢ放談」=時事と爺のシャレは
篠田博之の主唱する『創』に移管されたまま。
永六輔は1933年生まれでテレビは嫌いだが、ラジオは深く愛している。
メデアの現状の実情の差からである。、
ハガキから進められるレギュラー番組をもう四十年以上も続けている。
老いの問題はある意味で深刻。
「週刊現代」8月8日号のコラムで大橋巨泉が友人である南田洋子さんの闘病をテレビで見てショックを受けたと
書いている。
このブログの爺らでさえ戦争を直接に知らない。
戦争を体験し、戦後平和を希求してきた永六輔さんらの世代の人たちには、団塊の世代の指針であり少しでも長く活躍してほしい

「g2」に優れたる読み物がある。
岡田外務大臣の奮闘ぶりの核密約を含めた戦後国家密約を11月をメドに総て出せ!の命令書に匹敵する
手応えアル読み物が掲載されている。
「沖縄密約事件 西山太吉の妻 37年目の初告白」は実にタイムリーなる企画。
政府の嘘・証拠隠滅が裁かれず、その嘘をあばいた個人が罰せられる。
そのような不条理劇のなかで、個人がどのような苦悩を背負わされたのか。
なんか朦朧としてまして・・夢見ごこちです。

○どこからか森喜朗元総理の息子が事情徴集の噂が流れてい ます。

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