今日の誕生日の花は・・・・・・エンドウ
花言葉は・・・・・・・・・・未来の喜び

マメ科豌豆の起源をブログで追ってみると驚いた。
古代オリエント地方や地中海地方で麦作農耕の発祥とともに栽培化された豆とアル。
何故か。
肥料的役割りの農業技術を古代人が知っていたことにある。
幼き頃から農作物管理を体で覚えた爺はその知恵に驚く
冬場の牛馬の餌の藁に交えての蓮華と役割りが似ている。
エンドウの根っこは蓮華と同じで根粒菌による土の肥沃化に効果があるなどの利用価値を
知っていた事であり、麦類とともに混ぜ植え栽培するようになったことである。
紀元6000年から食してたというNHKのアンンカー
偏差値教育の都っ子でも理科の時間にメンデルの法則でご存知の事であろう。
優性の法則や隔世遺伝とかの記憶があるが上手く説明が出きえない。
体験ではエンドウの種子には丸型としわ型があることを体験で知っている。。
現代の幼子にはハヤシライスの未熟の種子を食用とする場合の呼び方グリンピースで説明がつこう。
花は蝶々が飛んでるように華やかである。
花を愛でるはスィトピー。
出荷額日本一の宮崎日南市。
西武のキャンプ地は松坂以来の今年も賑やかろう。

暁は 花えんどうより 見えはじむ

27日は終日風も無く穏やかなる最高の日向路であった。
ところが飛び火して大変である。
さぁ~マセメディアの良心が試される。
26日議場におけるあの強硬なる町村VS前原大臣の昨日の再掲載
http://www.youtube.com/watch?v=HoY7ycmtC94&feature=aso
情報の可視化は総てに必要である。
メディアの独占物では知らされないまま。
ツィッターは情報化社会に拍車をかける
このようなるものがある。
ーーーーーーーーー
町村信孝議員も政治資金で不動産を購入していた
平野浩(生命保険会社のOBですとアル)
http://twitter.com/h_hirano/status/8277701430
小沢氏が政治資金で不動産を買っていることを口汚く批判していた自民党の町村信孝元官房長官
自身も政治資金で不動産を購入していたことがわかった。
自分が代表を務める信友会が北海道江別市の不動産を取得している。
収支報告書では取得日と記載日が違っている。
小沢一郎幹事長のケースと同じである。

平野浩(生命保険会社のOBですとアル)
http://twitter.com/h_hirano/status/8278048636
町村の資金管理団体「信友会」は01年に1000万円で江別市の不動産―建物を取得
、所有者は町村自身。
信友会は07年にこの建物を600万円で町村本人に売却。
小沢幹事長のケースに酷似している。<日刊ゲンダイ>
町村信孝議員の資金管理団体「信友会」は01年に1000万円で江別市の不動産-建物を取得、所有者は町村自身。
信友会は07年にこの建物を600万円で町村本人に売却。
小沢のケースに酷似している。

日刊ゲンダイの記事。

小沢氏が政治資金で不動産を買っていることを口汚く批判していた自民党の町村信孝元官房長官が政治資金で不動産を購入していたことがわかった。
自分が代表を務める信友会が北海道江別市の不動産を取得している。収支報告書では 取得日と記載日が違っている。小沢氏のケースと同じである。
http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/000020990.pdf
http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/000024666.pdf
平成18年分 その17
資産の項目 建物  1000万円  江別市いずみ野22-8  153.03m
http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/000020990.pdf
平成19年分  その6
不動産(建物)売却による収入 608万円  江別市いずみ野22-8  153.03m
http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/000024666.pdf

収支報告書に1000万の資産と記載されていた建物を町村さんは600万で買った。
これが相場より著しく安いと判断されれば贈与と見なされ脱税の可能性も出てくる。

町村「政治献金で不動産を買うなんて話は未だかつて見た事も聞いた事もありません」

町村「わたしなんか金の出入りは3回目を通している」

テレビ画面では・・大臣ぜ~んぶに質問してたが・・・
チャンチャラオカシ!
ーーーーーーーーーーー
メディアの中で怖い東京地検特捜部に物言う言論機関が未だ残っている。
週刊朝日2/5号、(P22-23)
ジャーナリスト魚住氏はこう言っています。
・・・
<(小沢氏の)弁護士はおそらく公判対策上、小沢氏に説明するなって言っているんじゃないかな。
説明したら、検察にその矛盾点を突かれますからね。
その事情はわかるんですけど、もうそんなことを言っている場合じゃない。
検察と相討ちになるくらいの覚悟でやらないと、日本の政党政治がダメになってしまう。
小沢氏が日本に真の議会制民主主義を根付かせるために働いてきたというのなら
、多少向こう傷を負ってでも、その気持ちに殉じてほしい。

この国のおかれてる情況からその危険性を広報伝播せよッ!
明治維新を成しえた島津のDNAなんであろう。
爺にそう告げられる。

「週刊朝日」2/5号、P22-23

〝小沢聴取"の直前、編集部にこんな情報が寄せられた。
ニュースソースは明かせないが、東京地検特捜部の「関係者」からのリークである。

「小沢は、何があっても必ずやるよ。強硬派筆頭の大鶴(基成・最高検検事)さんは
「証拠は揃った。あとは何でやるかだ」と話している。
狙いはあっせん収賄だが、ダメでも政治資金規正法違反の「共犯」であげられる。
脱税でだってできるからね。
ただ、最後は議員辞職と引き換えに手を打つという方向も残している・・・・・」
実はこの関係者、先週も本誌にこんな情報をもたらしていた。
「いま捜査の指揮棒を振っているのは、特捜部長の佐久間(達哉)さんじゃなくて大鶴さん、大鶴さんは本気だから
、弱腰の〝上〝に活入れて、石川(知裕衆院議員)逮捕にもってったんだ。
石川は任意じゃウソばっか言ってたからな。
週刊朝日もどうせまた検察の悪口書くんだろうけど、早めに路線変更しないと恥かくぞ。
ゼネコンもベラベラ話している。
石川もパクられて完オチだし。
小沢も、もう完全にアウトだ。
在宅でもなんでも起訴して有罪にすれば、公民権停止で、もう議員などやってられない」
この東京地検関係者によると、大阪、京都などの関西の各地検からも敏腕検事6人を呼び寄せ、
さらに〝小沢立件〝に向け応援が増える可能性もあるという。
法務省や最高検は、こうした現場の先走りをかなり気にしているが、
「もう、そんな段階ではない」(同関係者)ようだ。

「相手が民主党なんで、大鶴さんも法務大臣の指揮権発動の可能性もちゃんと視野に入れている。
発動させないためにも、もっとマスコミを使って風を強く吹かせないと。
場合によっては、国会に逮捕許諾請求を出させないといけないかもしれない」(同)

この後、記事はキーマンの最高検検事でありながら、東北ゼネコンの事は検察内の誰よりも詳しいとして
樋渡検事総長に直訴して東京地検の次席検事として大鶴検事が指揮をとっている、との法務省関係者からの話を載せている。

その大鶴検事は例の福島県のダム談合事件で、現場が乗り気でなかったにもかかわらず
「これができるかどうかに俺の出世がかかっている」
とハッパをかけたと言われ、知事だった佐藤栄佐久氏を逮捕・起訴したが、二審で検察側の主張がことごとく覆されて〝実質無罪"判決となり、
このとき検察が頼りにしたのが今回と同じく三重の水谷建設元会長の証言だった。
大鶴氏にとって〝小沢立件"は汚名返上の最後のチャンスでもある。・・・・(「週刊朝日」2/5号、P22-23)


東京新聞26日「本音のコラム」欄「検察の狙い」
、斉藤学精神科医
・・・・今や、「官報複合体」と称せられるようになった「記者クラブ・マスコミ」は、委細承知で、この「小沢汚し」に加担している・・・
まさに、恥も外聞もかなぐり捨てて、「小沢汚し」に専念しているメデイア
暗澹たる気持ちになって来るのである。

平成21年度の自殺者が、3万2753人という27日のニュース
一ヶ月2800人、一日約100人、1時間4人の多くが経済苦。
こんな国はどこにもないという。
、いくら日銀総裁が「二番底は避けられる見通し」と言っても、
庶民の不安が消えることはない。

経済ニュースゼミ のブログで教えていただいた。
26日日銀の白川総裁の記者会見。
「二番底は回避できる!」。

中国の2009年10-12月期の実質GDPは
、前年同期比で10.7%も伸び、
2009年通年でも8.7%の伸び。

品目別寄与度順に並べると‥、
半導体等電子部品、自動車の部分品、プラスチック。
 では、地域別では‥
 米国への輸出は、まだプラスには転じていません。
しかし、EU向けは、17か月振りにプラス
12月の中国向けの輸出は42.6%も伸び、
2か月連続のプラス

27日発表になった我が国の12月の輸出は、
前年同月比12.1%増加の5兆4128億円
前年同月比でプラスになるのは、なんと15ヶ月ぶりのこと。

2008年12月  4兆8305億円 -35.0%
2009年01月  3兆4804億円 -45.7% 
2009年02月  3兆5264億円 -49.4%
2009年03月  4兆1838億円 -45.5%
2009年04月  4兆1958億円 -39.1%
2009年05月  4兆0204億円 -40.9%
2009年06月  4兆5995億円 -35.7%
2009年07月  4兆8440億円 -36.5%
2009年08月  4兆5104億円 -36.0%
2009年09月  5兆1102億円 -30.6%
2009年10月  5兆3085億円 -23.2%
2009年11月  4兆9906億円  -6.3%  
2009年12月  5兆4128億円  12.1%

国家的大支出は戦争費用である。
自民党がアフガン給油法を出す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100126-00000066-jij-pol
現地はどうなってるの
 昨日に続き第二弾

「イラク戦争は国際法違反」=当時の英政府法律顧問-調査委公聴会
1月27日時事通信【ロンドン時事】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100127-00000003-jij-int
 英国のイラク参戦問題を検証する独立調査委員会の公聴会で26日、証人として呼ばれた外務省の元首席法律顧問が
声明を出し、
「イラク侵攻は国際法に反すると(当時)考えていた」
ことを明らかにした。
29日のブレア前首相の召喚を控え、大きな議論を呼びそうだ。
 2001年から06年まで同省顧問を務めたマイケル・ウッド氏は声明で、
「武力行使は国連安保理によって承認されておらず、他のいかなる国際法にも根拠はなかった」
と指摘。当時のストロー外相にも同様の見解を伝えたが、「独断的」だとして拒絶されたという。

〔和平へ?〕国連の「テロ制裁リスト」からタリバンを除外する動き
勝見貴弘(参議院議員秘書)1月27日
http://twitter.com/tkatsumi09j/status/8251324843
ワシントンポスト―
ロシア、国連テロ制裁リストからタリバン関係者を取り除く国連案に反対しないことを表明
CT ロシアが!?

勝見貴弘(参議院議員秘書)
http://twitter.com/tkatsumi09j/status/8251593502
タリバン関係者の制裁リストからの削除はなんと米国が支持しているとのこと。
これでロシアが賛成に回ると10年間変えられなかった国連の伝統が覆るのです。
なんということだろう!      ↓

☆Russia won’t block plan to delist ex-Taliban members from terror watch list (米紙ワシントン・ポスト)
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/01/26/AR2010012602557.html

UNITED NATIONS -- The Russian government has agreed to stop blocking a U.S.-backed proposal to remove five former
Taliban officials from a U.N. list of suspected terrorists,
bolstering Afghan and U.N. efforts to pursue peace talks with the Taliban, Security Council diplomats said.
《関連した動き》
米アフガン大使
 本国政府あて警告極秘電 ニューヨーク・タイムズが全文入手し暴露 
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2010/01/post-3289.html
ニューヨーク・タイムズは駐アフガン大使が昨年11月、本国(米)政府あて送った極秘電2通(同月6日付、9日付)
の全文を入手し、電子版で公開した。
(略)
大使はアフガンのカルザイ大統領を「不十分な戦略パートナー」であり、「主権問題をめぐるあらゆる責任を回避し続けている」と非難。
現地米軍最高司令官、オバマが結局、これを受け容れることになったマックリスタルの米軍増派攻勢提案についても、
詳細にわたる批判を行っていた。
アイケンベリー大使は米陸軍の退役中将。
軍事専門家でもある大使が、米軍の増派・攻勢計画を論難していたことは、注目に値する。        
http://www.nytimes.com/2010/01/26/world/asia/26strategy.html
☆U.S. Envoy’s Cables Show Concerns on Afghan War Plans (米紙ニューヨーク・タイムズ)
WASHINGTON ― The United States ambassador in Kabul warned his superiors here in November
that President Hamid Karzai of Afghanistan “is not an adequate strategic partner” and
“continues to shun responsibility for any sovereign burden,”
according to a classified cable that offers a much bleaker accounting of the risks of sending additional American troops to Afghanistan than was previously known.deepthroat

http://twitter.com/gloomynews/statuses/8184786198
アフガニスタンのカイ・エイダ国連特使がタリバンとの和解に本腰。
テロリスト指定の一部解除、米空軍バクラム基地収容所に拘束されている囚人の容疑見直しなど予定。
米国務省、NATO側も和平に前向き、しかしオバマの米軍増派で戦闘は激化の見通し。    
☆U.N. Seeks to Drop Some Taliban From Terror List (米紙ニューヨーク・タイムズ)
http://www.nytimes.com/2010/01/25/world/asia/25taliban.html
KABUL, Afghanistan ― The leader of the United Nations mission here called on Afghan officials to seek the removal of at least some senior Taliban leaders from the United Nations’
list of terrorists, as a first step toward opening direct negotiations with the insurgent group.

<石川知裕議員>自身の事務所費でも聴取 逮捕容疑以外で初1月27日 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100127-00000048-mai-soci
「TBS RADIO 小島慶子 キラキラ」のジャーナリスト上杉隆さんのポッドキャスト。(以下要旨)
石川議員の女性秘書に赤ちゃんが出来た
、議員会館には育児施設が無いため、石川議員の議員事務所にベビーベッドを置いて働いてもらっていた。
議員が体調を理由に任意の事情聴取に応じなかった1月13日、
検察は
「おまえが来ないのなら、あの女の秘書を呼ぶぞ。小さい赤ちゃんが居るんだろ?困るだろう。」
と言って脅したそうです。
同日午後4時45分、特捜部は令状を見せずに議員会館に入って石川議員の事務所に入り鍵を
内側から掛けて占拠 (違法行為)。
こんなことは日常茶飯事で、報道関係者はみんな知っているが、全く記事にはならない
平野官房長官が政府の会見をオープンにしていれば、検察庁の会見にも我々も入れたはずで、
今のような閉鎖的な記者クラブ軍団による一方的な報道に歯止めが掛かったはず。(要旨終り)

閣議決定 - 一かゼロか

小さな記事、25日の朝刊でいっせいに検察当局の捜査情報について情報漏洩がなかったと閣議決定された旨の報道
がなされている。
これは、昨年の12月に続き、鈴木宗男氏の質問主意書に答えたもの。
  閣議決定ッ!
鈴木宗男議員は今回、石川議員に
 「あなたマスコミにサービスしていろいろしゃべっているのですか?」
と質問したといっています。これに対して石川議員は
 「何もしゃべっていないのに、どこからかもれているみないです」
と答えたともいっています。
これだけの布石を打った上で、質問主意書を出しているのに、今回の閣議決定が意味することを
どう理解すればいいのでしょうか。
検察とマスコミが一体となった今回の攻撃は、まさに民主主義に対する挑戦。
ところが民意で選ばれたはずの民主党による内閣が、検察による情報漏洩はないという。
ソフトランディングさせるメドがたったのか?とも思いたくなりますが
、検察はそんなに甘くないでしょう。
だとしたら、こうして半歩ずつ後退していき、いつか取り返しのつかないことになるのではと危惧します。
「政治主導」?
どこにもみえない。

原口大臣
「そうですね、検察がリークをしていないと閣議決定をしているわけですから=(※2009年12月8日の閣議案件、
『衆議院議員鈴木宗男(民主)提出検察庁による刑事事件に係る情報のリークに対する鳩山由紀夫内閣の
見解に関する質問に対する答弁書について』
、関係者という報道は、私はそれは、私の立場、あるいは人権を保障する立場からすると、何の関係者か分からないわけです。
検察の関係者なのか、被疑者の関係者なのか。
少なくともそこは明確にしなければ、電波という公共のものを使ってですね、
やるにしては、私は不適だというふうに考えています。

 その上で、私自身の反省を考えると、鈴木宗男さんの事件がありました。
あの時に私は
上田さん(上田清司埼玉県知事、元衆議院議員)、
辻元さん(辻元清美衆議院議員)、
あのときは自由党でしたけど達増さん(達増拓也岩手県知事、元衆議院議員)
と組んで4人でやったわけです。
そのほとんどの情報が、今振り返ってみると、当時の権力側から出てきたもの。
あるいは、(秘書の)ムルアカさんについてもそうなんですけど、外務省は旅券を偽造したと、言ったわけです。
偽造するような悪い人間を認めていいのかと、一色になったわけですけども、
彼は日本人として帰化をされている。
法務省は認めているわけです。
ということは、彼の人権というのはいまだに回復されていないわけですね。

 そういうことからすると、あえて言うと、堀江さんの事件についても、似たことが言えるんじゃないかと。
私も、最初に堀江さんと(テレビに)出たのは、ある大手の大きな討論番組でしたけれども、
そこでいわれのないバッシングを堀江さんがされていました。

総務省原口大臣の謙虚さがこの国を救おう。

○週刊誌『プレイボーイ』
 鈴木宗男氏と佐高信の対談-
   暴走する巨悪=検察か、
   稀代の毒=小沢か?”
○日刊ゲンダイ、西松建設に検察の大阪地検の大幹部が天下っていた。それも大久保秘書起訴の6日後

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コメント

せきやん
2010年1月28日5:04

元新聞記者の方のブログがある。
プロの書き手である。
流石に理解しやすい。

試験合格官僚の支配から脱却し、国民に選ばれた政治家が主導する国家へ。
この国の政治を根本改革してほしいと願って、有権者が一票を投じ、民主党政権が誕生したはずだった。
ところが、いま試験合格官僚による、強引な旧体制死守の策動にマスメディアが踊らされ、その扇情報道のあげく
、自らが選んだ政権を否定する国民世論が形成されつつある。
逮捕拘留起訴の強権を持った検察の暴走は、「政治の腐敗を正す」と叫び、武力の脅威によって政党政治を破壊しつくし、
翼賛体制を導いた戦前の青年将校たちと瓜二つだ。
検察が怖くて物が言えない政治家やジャーナリスト、識者たち。
マスメディアはすべて同じ論調の「翼賛報道」を繰り返している。
「われらこそ国家の主人公」。
霞が関の高級官僚にも、標的にした人間を社会的に抹殺できる検察幹部にも、通底した意識だろう。
選挙しだいでただの人になる政治家など、彼らはハナから見下しているのだ。
「まさかこんなに早く、民主党がおかしくなるとはねえ」。
とっくに政界を引退している小泉元首相の講演でのワンフレーズを、テレビは小沢報道に挟み込んで、自民党時代へのノスタルジーをかきたてるかのような伝え方だ。
東京地検特捜部がテレビのワイドショーの論調で事件をつくっていく傾向があることを明らかにしたのは、
佐藤優氏を取り調べた西村検事だった。
西村検事は、外務省のロシア専門家だった佐藤氏を捕まえた理由について
「あなたと鈴木宗男をつなげる事件をつくるためなんだ」と説明し、「あなたは運が悪かったとしかいえない」と話した。
佐藤氏と西村検事は取調室で、しばしば国策捜査について議論した。
以下は、そのなかの一節(佐藤優「国家の罠」より)である。
西村 「政治家に対する国策捜査は近年驚くほどハードルが下がってきてるんだ。
ひと昔前ならば、鈴木さんが貰った数百万円ていどなんか誰も問題にしなかった」
佐藤 「あなたたちが恣意的に適用基準を下げて事件を作り出しているのではないだろうか」
西村 「そうじゃない。僕たちは適用基準を決められない。時々の一般国民の基準で決めなくてはならない」
佐藤 「それは結局、ワイドショーと週刊誌の論調で事件ができていくことになるよ」
西村 「それが今の日本の現実なんだよ」
西村検事は、被疑者である佐藤氏とも立場を超えたコミュニケーションのできる稀有な検事であり、
珍しく正直な人柄と見受けられる。
彼の話からうかがえるのは、例えばみのもんた氏のように声の大きい司会者とその話の流れに逆らえない
コメンテーターたち、あるいは政治など全くわかっていないタレントの意見などが、
間接的に検察の捜査に大きな影響を及ぼしているということだ。
それが昨今の強硬な「無理筋捜査」につながり、裁判で無罪判決が出る背景になっている。
テレビ番組の製作にたずさわる人々は、そういうところまで思いをいたす必要がある。
誰かの悪評を一方的にあげつらい、血祭りにあげるような編集の仕方は、国民の冷静な判断の邪魔になるだけである。

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