緑陰

2010年8月4日 お仕事
今日の誕生日の花は・・・サルスベリ
花言葉は・・・・・・雄弁、潔白

夕空の まったく澄めり さるすべり

2~3日と深夜にビデオで国会論戦を流してネットに見入るTVは「ハゲタカ」「ためしてガッテン」再放送など。
ラジオ深夜便明日への言葉4時~は広島西区出身、呉のひとでもある。
広島大理学部から放送大学、漫画家アシスタントを経た若き漫画家・こうの史代。
明日への言葉
 「女性は戦時下をどう生きたのかを描く」
楽しきおしゃべり27才デビューらしい。
  生きるとは並大抵ではない。
  戦時中は知恵と明るさで生き延びた。
  素晴しいことである。
お話から古事記を次期作品にされるのではないのか。
宮崎で取材なされればいい。

平和があぶない。
このお若き漫画家・こうの史代女史の才能が
国難に答えてくれようや。

小泉純一郎以後の国家の劣化のひずみ綻びが酷い
、新自由主義政治の放任主義タル弱肉強食で勝ち組・負け組と国民の格差を拡げた、
、日本人の最も良き財産である勤勉性が薄らぎ、国民はやる気を失っている。

高齢者の所在不明が相次いでいる。
なぜ何十年も居住実態を確認しなかったのか。

 ・ 足立区の男性111歳 (死亡確認)
 ・ 杉並区の女性113歳
 ・ 八王子市の男性102歳
 ・ 荒川区の男性108歳と103歳
 ・ 名古屋市の男性106歳

年金や各種手当等、何の調べもせず支給するという、
まさに小役人タル、心のこもっていないやり方の典型の官僚仕事
。所在不明の家族もどうなっているのだろうか。
8月この国の民族は絆を確認しあう鎮魂の月
 日本全体の親子、親戚の絆に思いを馳せる
小泉純一郎政権が根ざした市場原理主義の放任政治
国家が率先し誘導したモノ・カネ優先で、失ってはいけない「心」をなくしてしまったツケが出ている。
節度や道義を重んじる日本人の良き文化は、どこに行ってしまったのか。
政治の責任は重い。
ところが自民党は始めての菅内閣にたいする谷垣、石破と菅内閣に実に優しい。
谷垣は「消費税の主張を引っ込めるのか」という。 
苦境の菅政権に大連立の愛の手を差し伸べている。
死に体内閣を擁護している野党議員
鳩山内閣に対応した鋭さはない。
実に奇妙である。
民主党4名の議員の方が野党より鋭い菅内閣の政治姿勢を追及している
「政治の劣化」はあらゆるところに跋扈している。
国家機構が品位なく死滅しつつある。

、政治の課題はここに極まれり。

この現状を見る時、政治家等しく過去を検証し、日本のあるべき姿を考え理念を語るベキにある。
、今一度日本の再生に向けて、与野党の枠組みを超え、挙国一致の思いで取り組んでいく時期に来ている
心ある政治家の胸中はいかに。
鈴木ムネオブログにある、
 「・・私は今、日本の現状を憂いてやまない。私は声なき声に耳を傾け、私なりの発信、行動をして参りたい。
 7月の参議院選挙で当選した議員が、わずか6日間で129万7000円の歳費を受け取ることに・・・」
国家ではなかなかそれが進まない。

「あつい!」
緑陰を決め込み、やむなく本を狩猟する。
全国唯一原発に関する住民投票条例を持つ宮崎串間市の市長選挙
原発誘致を覆い隠し三人を立てた推進派
反対派は一人。
カムフラージュ策が功を奏して当選した推進派賄賂逮捕歴アル市長は
「1年以内に住民投票を実施する」という
この地域独特の不安定地層を無視して疲弊した地方活性化策である。
小泉政治のデフレ解消政治が疎かにされての不景気の蔓延化がなしえていること。
デフレ蔓延化情況があるゆえなんでもあり情況。
いまこそ原点に回帰すべき

八重洲ブックセンターのノンフィクション部門で広瀬隆の「地球温暖化説の崩壊」がランクイン。
これは皮肉というか面白い現象。
YBCは鹿島の本屋さんであり、鹿島といえば原子力平和利用にご熱心だからだ。

政権交代

その象徴たる締めくくりの党首の最終演説の場所
この駅東の東八重洲口なり駅西なり東京駅近辺がとうり相場。

昨年夏の衆議院選の最終日
与野党の党首が最終演説場所としたところ。
麻生と鳩山が互いに池袋駅前を最終演説の場とした背景が分かる。

そんな本がある。
何故池袋駅であったのか。

爺目は西口の池袋演芸場を目指すゆえ50数階の水族館巻建物サンシャインはどうでもいい。
田舎モンには池袋の面白き覚え方がる
東口が西武で西口が東武

要するに、戦後政治のすべては巣鴨プリズン=今の池袋サンシャインで
始り、
事実上の終焉もそこで迎えた。

65年をかけ国民目線の政府を持った。
政権交代

「昭和政権暗闘史」シリーズである。

ハリーポッターで一躍名を成した静山社が刊した文庫本シリーズ。
これがまた霞ヶ関の陰謀にあっているようだ。

これまで3巻出て、続編を楽しみにしていた
なんと今回一気に6巻まで飛んだ。
えっ、4・5巻はどこへ?
察しはつく
そのあたりで主役となるであろう、大勲位がご存命だからか?

1巻 吉田茂VS鳩山一郎
2巻 岸信介VS大野伴睦
3巻 池田勇人VS佐藤栄作
6巻 小沢一郎VS自由民主党

たとえば3巻
任侠や右翼が登場し政界との関わりを知ることもできる。
防衛庁のジェット機の新機種を、
グラマン社からロッキード社に切り替わった背景(P237)は
1958~59年のグラマン事件の真相を衝いている。
「60年安保」の時に、
右翼・ヤクザ・テキヤが左翼に対抗するために
武装を準備していた(P292)のは、
さすがに教科書には載せるわけにもいかないハズ。

著者大下英治1944年、広島の人
広島大文学部から週刊文春記者をへて、作家として政財官界から芸能、犯罪まで幅広いジャンルで旺盛な創作活動をつづけている


国連事務総長の潘基文(バン・キムン)事務総長が3日日本入りした。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/nuclear_weapons/?1280864160
65年を経て初めて6日のヒロシマの祈りに参加するためである。
世界で最初の原爆投下国アメリカも初めて駐日大使ルースが式典に参加する。

ヒロシマ稲葉市長が2日
フィリピンのマグサイサイ賞を受賞とニュースで報じていた。
宮崎知事黒木博が受賞したときアジアのノーベル賞と沸いた記憶がある。
尤もロックフェラー兄弟財団の出資で1988年発足したとありさもありなん。
政治性を感じたものである。

WIKIによると
愛媛伊予市のホームページに
市の偉人が6人紹介されている。

佐伯矩(栄養学の創始者)
岡部仁左衛門(花かつおの創始者)
福岡正信(自然農法の生みの親)
坪内道則(元中日球団監督・野球殿堂入り)
武田大作(ボート)
藤井秀悟(プロ野球投手・北海道日本ハムファイターズ)

ボートの武田大作氏以外はそれなりな知識はあった。
とりわけ福岡正信氏はマグサイサイ賞受賞者で記憶があった。
農家出ゆえ福岡論の自然農法とりわけ田畑を深耕しないでの作付けには興味を持った。
ふーんマグサイサイ賞ねぇー

ところでこの伊予市の広報か総務か
市長か知らないが
いずれも愚かなる人々
地元が送り出した偉人を知らない。

伊予は歴史あるところ。
予樟紀はここを治めた河野氏の残したもの。
日向の祖伊東家も豊後宗麟の元を去り
嫁の里ゆえここを頼った。
秀吉の下、功を立て本拠地都於郡との選択の元県南飫肥にお家再興を果たした。

笑わせるではないか。

虎三の唸る清水次郎長伝石松代参
メインは
次郎長一家の有名人の名を目の前に石松がいるのに
名が出てこない。
「おい寿司くいね」

肝心になるひとが抜け落ちている。
   松岡幸雄(1939~1997)

靖国神社の近くお堀の田安門から歩いてすぐに
瑞鳥ビルがある。
住所で言うなら九段北1-15-15
瑞鳥ビル5F。
ここが出版社「静山社」の本社地

3000万部を超える刊行の
ハリーポッターはここの小社から刊ている。
翻訳家松岡佑子のひとえに著者との個人的人脈からである。

異色の今取り組んでる著書
文庫「昭和政権暗闘史」シリーズもここから出ている。

じつはこの著書にたどり付く動機は不順・
談志の落語 シリーズ著作お喋り立川 談志がここから刊ている。
その談志本に載ってたからである。

松岡幸雄は1979年4月ここに小出版社を立ち上げた。
-国際基督教大でフランス哲学に精通し8年も過ごした。

そこで妻になる出会いがある
佑子が1年生の時、幸雄は5年生

1966年佑子卒業後、松岡幸雄と結婚。
松岡幸雄は学習研究社に入社。

佑子は大学卒業後に就いた同時通訳の仕事は、大学での英語の勉強が全く役に立たないほど高度なもの。
そのため、更なる勉強が必要で苦労したという。
1981年 - この年以降、国際労働機関(ILO)年次総会の同時通訳を担当。
1996年頃 - モントレー国際大学院大学・国際政治学修士。
1998年 - 松岡幸雄死去に伴い、静山社社長に就任。
1999年 - 「ハリー・ポッターと賢者の石」日本語版翻訳。
1999年 - 「ハリー・ポッターと賢者の石」日本語版翻訳。
2001年 - 活動実体を日本に置いたまま、住民票をスイスに移転。
2006年 - 東京国税局の税務調査により2004年までの3年間に約35億円の申告漏れを指摘された
2007年 - 日本・スイスの相互協議により生活の本拠が日本であることが認定された
     これにより、過少申告加算税を含めて約7億円の追徴課税が決定した。

彷徨した彼方から帰還した日本の宇宙船。
よく実績がわからぬが先哲たちの研究成果理解が爺目は未熟ゆえ。
その一人のスティーブン・ホーキング博士
20歳で奇病に悩まされ車椅子さらには言語が奪われる。

強靭なる体力があっても奇病は許さなく襲う
大リーガーの偉人
ルー・ゲーリック選手
の記述偉人伝を読めばいい。

ALS=筋萎縮病。
正確には『筋萎縮性側索硬化症』
この国では遅れてきた対策、その組織
当時「むろ病」と呼ばれていた。
和歌山県紀伊半島の“むろ”地区にALSに罹患する者が多かったからだと言う。
医師のあいだでは通称「アミトロ」と呼ばれていた。

『筋萎縮性側索硬化症』は、運動神経がなくなるために筋肉が痩せ衰えて力が入ら
   なくなる病気
宮崎の会長は車椅子で情熱的に生きておられる平山 真喜男会長
「1992年9月 社長から「これ以上、仕事を続けることは無理だろう。
会社としても二次災害があったら困るので、申し訳ないが辞めてもらうことになった」
と言われる。
この時は病気のことよりも人間として、いや、一家の大黒柱として仕事を失う、
これから仕事が出来なくなる?、
不安と悔しさと惨めさで、このまま死にたいと本心に思ったものです。
涙が怒涛のように溢れ止まらなかった。」
HPにそうある。
1994台風来襲中の7月

「日本ALS協会の松岡幸雄氏が宮崎を訪れました。
 支部設立を是非に!と、強引にお願いし、同じクリスチャンでもあった松岡さんは、
「是非ALS患者さんのために宮崎支部を作りましょう」
と優しい理解をいただくことが出来ました。」
3ヶ月後に支部が結成サル。

「宮崎県支部が発足」
 『JALSA』034号(1995/04/01)に投稿記事がある。

株式会社静山社は民衆史や闘病記の出版を中心とした社会派の小さな出版社
、1986年の筋萎縮性側索硬化症 (ALS) 患者手記の出版を機に、ALSに関する書籍を多く刊行した。
同時に松岡幸雄は、日本ALS協会の設立、支援にも尽力。
事務局も静山社内において奔走した。

1997年、松岡幸雄が死去
社業は妻だった松岡佑子が社長を引き継いだ。

1999年、「ハリー・ポッターと賢者の石」の出版権を松岡佑子が得て翻訳し、
ベストセラーに。その続編も相次いでミリオンセラーとなり、
日本にハリー・ポッターブームをもたらした
松岡幸雄の伝説的な仕事振りが残る。

表・話・編・歴 民衆史や闘病記と、社会に真剣な問いを なげかける本を出版した
著者と議論をし尽くし、納得するまで書き直しを依頼
背景資料の誤りまで指摘する編集ぶりに、すべての著者が舌を巻き、
また本の仕上 がりに満足した。
1986年にALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病と闘う患 者、川口武久さんの手記「しんぼう」を出版
この編集過程からALSの現 状を知り社会の縮図を見る。
「これほどの悲惨な患者の状況を放っては置けない」
と、まったくのボランティアとして、松岡は日本ALS協会設立に向けて活動を始 めた。
14年を経て、会員8000名に達した協会の基礎を固め、
法人化にむけての次 の段階を始めた1997年、肺癌に倒れた。

松岡幸雄(1939~1997) は伊予市が日本国にくれた宝物である。

竜馬伝が快調のようである。
ここからも刊ている。
歴史書にも面白き刊行物がある。

龍馬の運命を決めた五人の男
河合 敦(著)
定価 740円(税込)/2010年2月
ISBN 978-4-86389-029-9 C0121
岩崎弥太郎、武市半平太、後藤象二郎、中岡慎太郎
はいいとしても河田小龍が目新しい教え。。

戦国 名城の姫たち
楠戸 義昭(著)

気持ちがホッとする禅のことば
酒井 大岳(著)

「足るを知れば人は豊かになれる」
「晴れた日を喜び、雨の日も喜ぶ」など読めば悩みが消える禅語集。
著者は日本三大禅師の一人。

天皇家一八〇〇年の謎と秘められた歴史
鈴木 亨(著)
定価 840円(税込)/2009年11月
ISBN 978-4-86389-015-2 C0121

歴史に翻弄されながらも、天皇家は時の権力とどう関わり今日まで続いてきたのか。
その揺るぐことのない天皇家の本質を明らかにする!

松岡幸雄死するとも靖国の森近くの
「静山社」から著作は発せられる。
昭和政権暗闘史4・5巻を幻にさせてはいけない。

何故こうなってるのか。

長くなるので次に引用する。
税法を駆使して国家が威圧する。
ガンバレっ!
静山社

○平成8年マキ町住民投票原発反対勝利
○1996年トラさん逝く<渥美清>
○1978年古賀政男逝く
○1958年京大登山部ヒマラヤ征服<花嫁の峰を冠する>
○1963年東大ヒマラヤ7320mカラコロメ征服

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税法を駆使して国家が威圧する。
ガンバレっ!
静山社

普天間極秘交渉の知られざる“内幕”(日刊ゲンダイ 8/3)

元移設候補・馬毛島オーナー独占告白

内閣が変わっても、普天間問題は迷走続き。きのうの衆院予算委でも、菅首相は「沖縄の理解を得ることを含め、いくつかのプロセスがさらに必要」と発言。11月末の沖縄県知事選後に決着時期を先送りした。
解決の兆しが見えない政府の対応に業を煮やすのが、都内の立石建設工業の立石勲社長(77=顔写真)。普天間の移設先に名前の挙がった鹿児島・種子島沖の無人島「馬毛島」の所有者だ。なぜ、普天間移設は暗礁に乗り上げたのか――。馬毛島のオーナーが、極秘交渉の一端を本紙に打ち明けた。
「官僚組織とは、自分たちの意に沿わない勢力には権力を利用して散々嫌がらせをする。普天間交渉の裏側で、そう実感しました」 昨年12月上旬。突然、立石建設工業と立石社長の自宅に東京国税局の強制調査が入った。グループ企業間での不動産取引で損失が出たように装い、所得10億円を隠した。それが“ガサ入れ”の理由だ。
ちょうど、与党内で馬毛島が移設先に浮上した時期と重なる。
「実は強制調査の2カ月前にも、同じ件で国税局の指摘を受け、修正申告することで話がついていたのです。なのに、有無を言わせず、調査に乗り込み、馬毛島関連の資料一式を押収していった。その数は段ボール約120箱分にも及びます」
不可解な出来事は続いた。鳩山首相の「5月末決着」発言を受け、与党幹部A氏が立石社長に極秘会談を持ちかけた。その席で、与党幹部は押収資料を見なければ、知る由もない事柄をペラペラと話し始めた。「馬毛島は十数年前に旧平和相互銀(旧住友銀に吸収合併)の関連会社から譲り受けたもの。土地の担保など権利関係は複雑です。その一端をA氏が開帳したのですから、国税を通じて押収資料が政府全体に流れているのだと悟りました」

◆背後に官僚、政治家、ゼネコンの“大きな力”を感じた

馬毛島を「国に売ってほしい」と持ちかけたA氏。対する立石社長は「売れば価格が高いと批判されかねない。沖縄の米軍用地の半分の賃料で、国が借り上げて欲しい」と譲らない。交渉は数回に及んだが、まとまることはなかった。
「A氏によれば、北沢防衛相が、権利関係の複雑さに難色を示す防衛官僚の意向をくみ、クビを縦に振らなかったそうです」
この間にも、鳩山内閣の副大臣が馬毛島を極秘視察するなど、水面下交渉は続いていた。そして、5月末に鳩山前首相がセットした全国知事会の直前、立石社長に“朗報”がもたらされた。
「鹿児島県知事が徳之島案は反対するが、馬毛島案は受け入れる可能性がある」
ところが、知事会の当日に所得隠しの一件が、当局からマスコミに一斉リークされたのだ。
「これで一縷(いちる)の望みが消えました。旧政権が決めた辺野古移設案は、官僚、政治家、大手ゼネコンの利権の巣窟(そうくつ)といいます。一連の出来事は、背後に何か“大きな力”が働いたとしか思えないのです」
少なくとも立石社長の目には、普天間の迷走劇はそう映っている。

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