必要的起訴

2011年2月2日 お仕事
今日の誕生日の花は・・・セツブンソウ
花ことばは・・・・・・・光輝

キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草。
関東地方以西に分布し、石灰岩地域に多く見られる。
花びらのように見えるのは萼。
花は退化して蜜腺で目立たない。
 普通は白いが,黄色い花の咲くものはキバナセツブンソウ=黄花節分草。
 春に芽を出し,節分の頃に咲くからこの名。
写真はコチラ↓
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/ranunculaceae/setsubunsou/setubunsou.htm
高橋悦男は(昭和9年7月9日~)、静岡下田の人。
早稲田名誉教授で俳人で「海」創刊主宰

咲くだけの 光集めて 節分草


メデイアの矜持をかなぐり捨てた朝日新聞の変節振りはブロガー間では認知済み。
管直人に三ッつの踏み絵を踏ませ、こともあろうに一国の総理が飲んだ。

消費税増税、TPP参加、小沢一郎斬り

1月晦日に小沢一郎斬りに管政権が後押ししている。

小沢一郎起訴にニュースウィーク竹田編集長「起訴されたこと自体が異常だ」と特ダネで発言!
、週刊朝日山口一臣編集長、「強制起訴に関する明日の新聞記事はチェックする必要がある」
とニコニコ生放送で言っていた。

その各社の社説

朝日新聞:小沢氏起訴―市民の判断に意義がある

日経新聞:民主党は小沢元代表の起訴でけじめを

読売新聞:小沢氏強制起訴 政治的なけじめをつける時だ

毎日新聞:小沢元代表起訴 まず離党してけじめを

産経新聞:小沢氏強制起訴 やはり議員辞職しかない 国民代表の結論無視するな

一面から三面、社会面まで、まあ予想どおりの展開。

そんな中、東京新聞の2月1日付け、三面の『核心』は他の報道に比して、より客観的報道と言える。

有罪立証ハードル高く

小沢元代表強制起訴 新証拠補強できず  小沢一郎民主党元代表が政治資金規正法違反罪で起訴されたことで、検察審査会の議決に基づく強制起訴事件は四件となった。
いずれも検察が犯罪を証明する証拠がないと不起訴にした事件だけに、法曹界では「無罪の公算が大きい」と指摘する声も。
小沢元代表を起訴した指定弁護士が有罪を立証するのも、高いハードルが待ち受ける。(社会部・小川慎一)
新証拠 補強できず
■難 航
「有罪と判断されるべき事件だ」
ほぼ百日間の補充捜査を終え、小沢元代表を強制起訴した指定弁護士の大室俊三弁護士は記者会見で、有罪立証に自信を見せた。
だが、強制起訴事件で、指定弁護士が法廷での立証に使う証拠の大半は、不起訴と判断した検察が集めたものだ。
同じような証拠を使って有罪を立証するのは容易ではない。
大室弁護士は当初、「証拠に弱い部分はある」とし、小沢元代表や元秘書らへの事情聴取で証拠を補強する方針だった。だが聴取はいずれも拒否された。
補充捜査の実態は、特捜部が集めた証拠の分析が中心だった。
検察審査会制度に詳しく、刑事弁護に精通する山下幸夫弁護士は「議決で取り上げている供述証拠などでは、小沢氏と元秘書との共謀の立証は相当難しい」と指摘する。

■基 準
「検察の起訴基準に沿って市民が判断すると想定していたが、審査会は起訴のハードルを下げてしまった」
検察幹部が話すように、検察は「有罪判決を得られる高度の見込み」がある場合にのみ起訴する。
中でも国会議員の起訴は「裁判で無罪になることは許されない」(検察幹部)として、より慎重に判断されている。
一方、小沢元代表の強制起訴を決めた東京第五検察審査会の議決は、強制起訴を「国民の責任において、公正な刑事裁判の法廷で黒白をつけようとする制度である」とし、検察と別の基準が許されると指摘している。
法廷決着を強く望む市民の声が反映される傾向がある強制起訴制度。
その是非については、元裁判官の秋山賢三弁護士が
「冤罪を生む可能性を高くする」
と話すなど、法曹界でも意見が割れている。

検審 在り方に一石
■疑 問
検察審査会の在り方については、民主党内でも議論の過程が不透明であるとする批判があり、審査補助員として審査する市民に法的な助言をする弁護士を選ぶ方法などを疑問視する声も出ている。
日弁連で審査補助員や指定弁護士の研修を担当した山下弁護士は議決に法的拘束力を持たせた制度を評価しつつ、
「現行では審査補助員が一人のため、市民が弁護士の意見に左右される恐れが懸念される。
補助員を二人にしたり、議論の回数を公表したりするなど疑念を持たれないようにする必要がある」と提言している。

深夜までニコニコ生放送でやっていた「緊急討論! 小沢一郎氏強制起訴」
の中で郷原弁護士が起訴状のコピーと思われる紙を持ちながら、これは酷いものだ、とコメント。

内容は有料の朝日新聞の『Asahi Judiciary』で見られる
産経の記事で大まかにわかる。
起訴内容の要旨(産経新聞1.31 )

≪【第1】
小沢一郎被告は、自己の資金管理団体である陸山会の会計責任者であった大久保隆規被告と、その職務を補佐する者であった石川知裕被告と共謀の上、平成17年3月31日ごろ、東京都新宿区の東京都選挙管理委員会において、
(1)陸山会が16年10月12日ごろ、小沢被告から4億円の借り入れをしたにもかかわらず、これを16年の収入として計上しないことにより、同年分の政治資金収支報告書の「本年の収入額」欄に、これが5億8002万4645円であったとの虚偽の記入をし、
(2)陸山会が16年10月5日と同月29日、土地取得費等として計3億5261万6788円を支払ったにもかかわらず、これを同年の支出として計上しないことにより、真実の「支出総額」が4億7381万9519円であったのに、収支報告書の「支出総額」欄に、3億5261万6788円過小の1億2120万2731円であったとの虚偽の記入をし、
(3)陸山会が16年10月29日、東京都世田谷区深沢8丁目の土地2筆を取得したのに、これを収支報告書に資産として記載せず、収支報告書を都選管を経て総務大臣に提出し、もって収支報告書に虚偽の記入をし、記載すべき事項を記載しなかった。
【第2】
小沢被告は、大久保被告と、その職務を補佐する者であった池田光智被告と共謀の上、18年3月28日ごろ、都選管において、
(1)陸山会が17年中に土地取得費等として計3億5261万6788円を支払っていないにもかかわらず、これを同年の支出として計上することにより、真実の「支出総額」が3億2734万7401円であったのに、同年分の収支報告書の「支出総額」欄に、3億5261万6788円過大の6億7996万4189円であったとの虚偽の記入をし、
(2)陸山会が前記土地2筆を取得したのは16年10月29日であるのに、収支報告書の「資産等の項目別内訳」の「年月日」欄に取得年月日が17年1月7日であるとの虚偽の記入をし、収支報告書を都選管を経て総務大臣に提出し、もって収支報告書に虚偽の記入をしたものである。≫

従来の検察審査会の虚偽議決の内容をまとめた程度の、あの吉田繁実弁護士と何ら変わらない。
これに3人がかりで何で4ヶ月もかかるのか?
この弁護士たちのモチベーションとは何なのか?
スタンスは?
立ち位置は?など疑問だらけだが、弁護士という職業の性質に視点を移せば、下記の会見内容と合わせ見えてくるものがある。

まず弁護士は、依頼人が極悪人であろうが、法を犯していようが、クライアントとして兎に角守る立場にたっているということだ。

この場合は検察官役とはなっているものの、検察審査会が依頼人でその議決を絶対視して、強制起訴をすることは決まっているが、その議決にそって公判で有罪に持ち込むことが仕事となっている。

会見では記者質問に次のように答えている。

村本道夫(56)、
大室俊三(61)、
山本健一(46)

――東京地検特捜部が不起訴にした事案です。
補充捜査をされて、証拠などに目を通したわけですが、有罪に持ち込む自信というか、有罪の部分を埋めることができたのかお聞きしたい。

 大室弁護士: 結論から言えば、私は、できたと思っております。

 村本弁護士: 私たちの職務というのは、必ずしも、有罪だと確信したから起訴するのではなくて
、起訴することが法令で決まっておる。
その中で、起訴しない条件はなかった、と判断したから起訴したということです。
弁護士は弁護士なりに(東京地検特捜部とは)少し違った目から見れたかなという思いはあります。

 山本弁護士: 私も別に有罪を獲得できると思ったから起訴したというよりは、起訴が議決されたから起訴した、ということではあります
けども、ただし、検察官の職務を行う弁護士としてこの事件にあたるわけですから、
当然、検察審査会の議決に従って有罪判決が得られるよう、できるだけのことをしたいと思っております。

――職責に基づいて起訴しなければならないというご発言があったが、一法曹人として、自分たちで有罪を立証できると考えられて起訴したのか確認したい。

 大室弁護士: まず自分たちが内心どういうふうに思っているのかというのはたぶん語るのは適切ではないと思います。ただ、抽象的な言い方をすれば、私自身は、小沢氏を起訴することが法曹としての良心に恥じない、というふうには思っています。その程度で勘弁してください。
(Asahi Judiciary 1月31日) 
検察官役の大室弁護士らによって、取り敢えず起訴状の体裁が整ったようである。
検察審査会の「起訴相当」二度議決で、
速やかに「指定弁護士は起訴しなければならない」
3人の弁護士が毎日のように東京地検に通い
たかが起訴状を書くのに5か月近くを要した
事実関係を認識するまでに、弁護士であっても5カ月も掛かった
ところがである。
素人集団のハズの富士ソフトがプログラムした国民から選ばれた11名の東京第五検察審査会の審査員
吉田繁実なる補助員弁護士がいると言えど
一回目の議決にない被疑事実まで書き加える技量の持ち主
小沢氏強制起訴。指定弁護士の村本・山本両氏は「有罪を確信したからではなく、起訴が議決されたから、法令で決まっているから起訴した」、大室弁護士は「起訴議決に記載された犯罪事実を起訴し、裁判所の判断に委ねるのが職責」と述べた。彼らに有罪の確信はなく、推定無罪の原則はより強く働く
マスメディアの報道姿勢や社説
郷原弁護士が3弁護士の起訴状を読んで、「こりゃ酷い」の一言、まぁそんなものだろう。大室を除いた2弁護士は、「起訴するのが仕事だから・・・」、

愛知トリプル選挙の菅民主党の「超ウルトラ大惨敗」の責任を全面的に小沢一郎に押しつけようと云う魂胆なのだろう
与謝野や藤井を引っ張り出して、大増税作戦を演じ、選挙に負ける為に負ける材料を先々と提供し続ける菅・岡田政権
受難の小沢一郎なんだが、この小沢事件はこの国の暗部を教えてくれた。
 いろんな意見もアル。
阪口徳雄提供:弁護士阪口徳雄の自由発言
小沢強制起訴状(政治とカネ238) - 弁護士阪口徳雄の自由発言 - BLOGOS(ブロゴス) - livedoor ニュー
http://news.livedoor.com/article/detail/5310189/

天木直人のブログには我々は小沢一郎に感謝しなければならない時が来るだろうとアル。

「法曹としての良心に恥じない」?
この場合の〝良心〟については、
 ≪憲法76条3項に「裁判官はその良心に従い」という文言があり、
 「裁判官としての良心」というときには、法令に従うということがもっとも重要で、
 自己の個人的良心に従えば基礎すべきでないと考えても、法令に従って起訴することが「法律家としての良 心」ということ≫
ということだ。

ただ、仙谷由人との関係も取りざたされていて、同じ第二弁護士会の中でも三人ともある会に所属しているというこは偶然とは思えない。
日刊ゲンダイ1/13記事。

≪○検察官役は皆「身内」だった
仙谷由人官房長官(64)の交代機運の高まりは、意外な人々にも影響を及ぼすことになりそうだ。
ズバリ、小沢一郎元代表の強制起訴に向けて捜査を進めている検察官役の指定弁護士3人である。
主任格の大室俊三氏(61)を筆頭に村本道夫氏(56)、山本健一氏(46)の3弁護士とも、仙谷と同じ「第二東京弁護士会」に所属。
あまり知られていないこと。
全員とも「全友会」という二弁内の同じ人権派の“派閥”に仲良く名を連ねているー。
仙谷と村本氏は、東大法学部の先輩・後輩でもある。
「東京の弁護士会は3つに分かれ、さらに各会ごとに主義主張に応じた派閥が存在します。
会長選などでは派閥ごとに所属弁護士が票の取りまとめに奔走してきました。
仙谷らが所属する全友会は1970年に発足。
当初は学生運動経験者で若い人権派弁護士の集団でしたが、その後、多くの新人弁護士を入会させ、二弁を代表する一大派閥に発展したのです」
仙谷はよほど派閥に思い入れがあるのだろう。
政界進出後も、年1回開かれる全友会の総会にたびたび出席してきた。
先日、大室「われわれの捜査は政治の影響を受けたくない」
と語っていたが、小沢裁判の指定弁護士が揃って小沢憎しの仙谷に近い人物なのだ。
政治的意図を勘繰られても、仕方ない。
指定弁護士の選定には、二弁内部からも「仙谷氏の意向が働いたのではないか」との声が聞こえる。
二弁所属のある弁護士は「指定弁護士の選定には慎重な意見が多かったのに……」と、こう打ち明けた。
「指定弁護士の人選は、東京だと3弁護士会が1年ごとの持ち回りで担当します。
昨年は二弁の番でした。ー
当然『政治色を排除すべきだ』との意見が上がったのですが、フタを開けると、3人とも仙谷氏と同じ派閥の弁護士で驚きました」≫


小沢一郎の件はどんなに今、小沢は有罪だと思っていても
国民に全てを説明すれば必ず無実だと確信するだろう。 
そのようなことは多くのブログ、サイト、フリージャーナリストの方々が精力的に真実を伝えている
、本来はそのようなことはマスメディアがやらなければならない仕事である。

しかしそれは期待はできない。 
 マスゴミも企業であるが故にお上(官僚組織)と米国に弱みを握られているのと同時に利権を与えられているからだ。

小沢一郎の有罪・無罪が一番早く決まるのはその前の西松建設や陸山会問題での大久保秘書や石川議員が無罪になれば小沢氏は裁判をしなくとも無罪になる。 
 西松建設の件も検察側の証人(西松建設の経理部長)までもが大久保秘書の無罪を決定付ける証言をしたために、もうすでにこの件の裁判はない。

残る石川議員の件だが、先日も報道されてたように石川氏が事情聴取の際にICレコーダーで録音してそれ(検察官による誘導自白)が暴露され、今度の裁判でもそれを証拠採用されることになった。

大阪地検の証拠改ざんで逮捕され、小沢一郎の件でも捜査等に関わっていた前田被告(元検事)の調書なども証拠採用しないことにもなっている。 

日刊ゲンダイのツイートに衝撃的なツイートがなされていた。


日刊ゲンダイ 1日【小沢強制起訴】 衝撃 石川再聴取の録音全容 
「4億円が汚い金というのは検察が勝手に言ってるだけ。証拠がないんだから」
と担当検事が語ったデタラメ さ。

日刊ゲンダイ 1日【小沢強制起訴】
「裏ガネ授受」疑惑のキーマン 水谷建設元会長 本紙に激白 
「(1億円裏ガネ証言は)ワケ分かりません」
「石川(議員)の『イ』の字も知りません」 
「大久保(秘書)なんて会ったこともない」

この石川議員が録音した内容も証拠採用された中に入っている。
この中でもう検事が自ら認めているではないか。
衝撃 石川再聴取の録音全
「4億円が汚い金というのは検察が勝手に言ってるだけ。証拠がないんだから」
と担当検事が語ったデタラメ さ。

石川議員は完全無罪確実だ。
 ということは、小沢一郎はその時点で完全無罪なのである。

だから小沢一郎は離党も議員辞職もする必要もない
堂々と胸を張って主張し国会議員としてこの国の未来に
日本を良い方向に導くために頑張って頂きたい。

わらわすでない。
法律用語に「強制起訴」なる言葉はない。
メデイアが勝手に作ったものー
検察審査会の議決による起訴は「強制起訴」が通名となってしまっている
法律家のブログでは・・・こうアル。
法律用語的には「必要的起訴」というご意見をいただいた。
「検審起訴」も検察と紛らわしいので、このほうがスッキリするかもしれない。とアル
メデイアの横暴ぶりはあちこちに生じている。

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