大垢しぐれ

2011年11月29日 お仕事
今日の誕生日の花は・・・・イチョウ
花ことばは・・・・・長寿

銀杏、公孫樹、鴨脚樹、学名:Ginkgo biloba)はイチョウ科裸子植物門イチョウ綱の中で唯一の現存している種。
3億年前からシダ類とともに在する
氷河期には中国で生き残る
300年デモ生き病気になりにくく、土地を選ばない
和名の由来については、葉の形をアヒルの足に見立てた 中国語: 鴨脚 (yājiǎo; イアチァオ)の転訛であるとする通説ー
種子植物であるイチョウにも精子があることを世界で初めて発見したのは、日本人の平瀬作五郎(東京大学)で、1896年のことである。
現在、東大小石川植物園に発見のもととなった株が残っており、東大の附属施設である同園のシンボルになっている。
ヨーロッパの銀杏は細菌による死滅により1693年、長崎からケンペルにより再び持ち込まれたものー
青森深浦町にある「北金ヶ沢のイチョウ」で、幹周は22mを越え、日本で有数の巨木
宮崎高岡町雄々しき去川の大銀杏は黄色く色づかずにライトアップ。
昨年の写真はコチラ↓
http://www.pmiyazaki.com/kouyou/sarukawa/#new
国指定天然記念物去川のイチョウ (指定 昭和10年12月24日)
島津藩主初代忠久公(1179~1227年)が薩摩街道であったこの地に植えられたもの。
 この事から推定で、樹齢は約800年。
去川のイチョウは幹がまっすぐ伸びた直幹形。
目通り幹囲は11.2mと九州一、高さ約41m、

グルメ全盛、食の名店で訊ねればお叱りを受けようか
イチョウ材のまな板は高級品ー

岡本 眸(1928年1月6日 - )は、東京生まれ。本名は曽根朝子。
聖心女子を経て富安風生、岸風三楼に師事。
1980年、俳誌「朝」を創刊、主宰
岡本眸の俳句

おでん屋に同じ淋しさおなじ唄
かたまつて同じ事務服日向ぼこ
きのふより今日枯深し飯白し
さみしさのいま声出さば鴨のこゑ
はつふゆという籠り音を愛すかな
はろかなるものに昨日と桐の花
ひかり飛ぶ時間のひまの更衣
わが十指われにかしづく寒の入
わが町や雀隠れにすずめ居て
ポピー咲く帽子が好きで旅好きで
鰯雲二人で佇てば別れめく
雲の峰一人の家を一人発ち
火と話し水と話して冬ごもり
覚めてまだ今日を思はず白障子
寒卵狂ひもせずに朝が来て
山枯るる音なき音の充満す
秋深むひと日ひと日を飯炊いて
春菜束購ふ裏返しうらがえし
初電車待つといつもの位置に立つ
喪主といふ妻の終の座秋袷
大寒の明日へきちんと枕置く
日脚伸ぶ亡夫の椅子に甥が居て
日傘さすとき突堤をおもひ出す
白玉や子のなき夫をひとり占め
霧冷えや秘書のつとめに鍵多く
目の前の些事こそ大事日照草
柚子湯沁む無数の傷のあるごとく
立冬の女生きいき両手に荷
螢籠螢の死後も闇に置く

家を覆ういちょうハラハラと散り
ついに家の窓が見えるようになる
ささやかな日々の暮らしが続いてる
NHKラジオ深夜便伊藤健三アンカー教えるきょうの一句

  銀杏散り 尽くして家に 窓残る
   岡本眸

大阪ダブル選挙で示された、
自民はイヤ、
民主もダメ
の思いは全国の有権者が持っている。
でも、その受け皿がなかった。
みんなの党だけでは迫力不足。
そんなところに大阪維新の会が圧勝し、道筋をつけた。

野田内閣は2年前の政権交代公約にない消費税増税来年3月にを閣議決定する予定だ。
年内に党内合意のスケジュールを勧めている.
予算の成立の問題もからむ。
来春に向けて政局は大激動期に入った。
民主党も自民党も分裂騒動が始まる。
TPP、
消費税、
さらに
憲法9条と憲法25条
憲法改正問題をめぐって
2大政党がガラガラポンの状態になっていく

TPP、消費税増税をめぐって民主党内は半々に分裂状態だ。
といって反対派は党を割って出て新党を結成するまでの踏ん切りはついていない。
それが大阪ダブル選挙で一気に加速の流れにー。
民主野田政権は崩壊民主党も自民党も分裂し
年内か来春までに政界再編の大騒動が起きるだろう

自民党が馬脚をあらわしたー

自民党はアメリカからみ捨てられた
この国を支配するアメリカは 民主党B(前原・野田・枝野・仙谷・玄葉・岡田etc.)が政権にある立場上、
米国のカウンターパートの役目を
自民党清和会から奪ってしまった。

小沢鳩山山田元農相一派を政権から離してる限り 自民の政権への復権はなかろう
 谷垣自民はこれに対抗する必要性からTPPに反対してるポーズに徹してきた。
 いわば、属国内の奴隷利権の争いみたいなものゆえかー

28日内外ニュースの東京懇談会で自民党の谷垣禎一総裁は
環太平洋経済連携協定・TPPへの対応をめぐり、政府に交渉に関する情報提供を求めた上で
「政府がしっかりやるならバックアップしないといけない場合もある」
  と述べ、協力する可能性を示唆した。
自民・谷垣が政府に情報提供求める
自民党がTPPへの交渉参加の是非を明確にしないことに
党内外から批判が出ていることを意識した発言とみられる。
http://www.asahi.com/politics/update/1128/TKY201111280451.html?ref=goo

団体としてTPPに鋭く対立行動をとってるは農民組織のJAー
JA要望を代弁する野党政治代表部を失ったことになるー

55政治体制では政権与党に対峙する三分の一政治勢力社会党が取り上げたハズだがー

社民党は魑魅魍魎のドロドロの政治状況が読めないー
寝技師不在で腐臭漂う永田町の中での政治論が語れない。
いざ鎌倉へ馳せ参じきれぬー
お詫びをシナケレバならぬー
東大出の弁護士宮崎の人福島瑞穂には
緊迫の政治スケジュールの年内禁足令が出せないー

28日、社民党は福島瑞穂党首が30日~12月4日の日程で訪米すると発表
ttp://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011112800898
脱原発に取り組む活動家として福島を紹介した米外交誌フォーリンポリシーが
ワシントンで開くレセプションに出席する
ワカッテェないなぁー
大阪ダブル選の結果の緊急性がー
福島党首30日訪米の途につくー
ど阿呆メっ!!

27日応援弁士辻元清美が大阪市長選で橋下徹を猛批判したとか記事に出ている
どうなんだろう政治的信条の脆さ
 3年後くらいには、二人で熱い抱擁をかわしているー http://chelse.iza.ne.jp/images/user/20110727/1479937.jpg
橋下徹と前原誠司って、思想も政策も人格もほぼ同じですよ
  右翼新自由主義ー

橋下大阪市長の政治手法は小泉純一郎の政治手法とよく言われる
その小泉政治と対峙し続けたのが野中ー
橋下に対峙したのが政治の右傾化や独裁を嫌う野中広務元自民党幹事長ー
大阪毎日放送社長室長出自の平松を応援した

橋下の最終応援弁士は核武装を唱える
・大阪都構想を批判し続けている石原慎太郎東京都知事ー
・名古屋税金「0」の党も続いた
・小沢一郎一派もー
新たな政治勢力が見えてきた

橋下は、TPP推進派で、TPPを党として推進しており、
バックに竹中平蔵のいる外資族の集団「みんなの党」が党として橋下を支持している
マッキンゼーしこみの指南役がシナリオを描いてるー

詳しく解説するブログがある
大阪市の水道事業を外資に売却したいだけのことだ。
http://blog.livedoor.jp/sky7777777777/(少し重いです)

財務官僚内閣がゴリ押しする「社会保障と税の一体改革」、
28日の小宮山厚生労働大臣
http://www.youtube.com/watch?v=ewQhEyB_VFs&feature=share
12月1日の世界エイズデーを前に東京・渋谷ではイベントが開かれ、エイズの予防を訴えました。

いまこの小宮山の政治家失格が暴かれつつある
  メッキが剥げるのは実に早い

元NHKアナ小宮山洋子をピエロ役での
年金の財源不足喧伝の陰謀――

10月に突如、「年金受給年齢68歳引き上げ」の厚生労働省案が噴き出した。

小宮山洋子厚労相が、世論の反発に慌て、
 来年の通常国会に法案を提出しない、と言ったことから、騒ぎはひとまず収まる。

しかし、厚労省は「撤回したわけではない。引き続き検討する」と保留の構えー。

ただこれってぇ
何ダッタンだろう

年金支給財源は逼迫してたのかー

現実は、年金は切羽詰まった財政状況にない。

厚生年金で給付額のほぼ4年分に相当する140兆円の年金積立金がある。
万一、保険料収入がなくなり、積立金を取り崩していっても4年近くは持つわけだ。

野田政府はなぜ、
ことさら財源不足を喧伝するのか。

答えは、別にアルー

消費増税法案を年明けの通常国会に提出して成立させるために、
「いま、そこにある年金の危機」
・・・・
を・・
つくり出す必要があるー。

消費増税法案の肴にされただけー

年金はいま、本当はどんな財政事情なのか。
 ゲンダイに数字を示す記事がアル

厚労省が09年2月に発表した「国民年金及び厚生年金に係る財政の現況及び見通し」と題する年金財政の検証結果報告書がある。
これによると、厚生年金で財政の余裕度を示す積立金の
10年度末の見通しは141・1兆円。給付額の3・9倍
余裕のある米国の3・5倍(07年)を上回る。
11年度は同141・7兆円、同3・8倍の見通し。

実績はどうだったか。
09年度末の積立金は厚生年金、国民年金双方で見通しを約4兆円上回った。
10年度は未定だが、運用損などで厚生年金と国民年金を合わせ「見通しを4兆円超下回る」と年金局数理課はみる。
両年度で見通しを若干下回る程度。
「受給年齢引き上げ」をすぐに行わざるを得ないような
崩壊状況にあるわけではない。

しかし、
年金の安定財源確保もあって、10年代半ばまでに消費税を10%に引き上げる――
このシナリオ「社会保障・税一体改革成案」を菅内閣が6月に政府決定し、
その早期実現のために、年金の財源不足問題を急迫しているかのように演出した――のだ。

野田総理は無責任にも、国民への説明抜きで、
官僚にハンドルを任せて財務省路線をひた走る。

「説明しない総理」の下、「社会保障と税の一体改革」が動き出した。

消費税をはじめ、国民の負担がずっしりと重くなる内容ーだ。
民主党政権はいま、「脱官僚」どころか官僚を代弁する官僚社会主義への道を進む。
それは、責任を負わない官の決定を優先する「無責任国家」への道だ。

野田内閣は勝栄次郎財務次官操る「財務官僚内閣」といってよい。
「安全運転」と称して、財務官僚の指南に沿って
・消費増税、
・年金改悪、
・TPP参加の国家売り渡し、
・大震災復興増税
の陰謀を推し進めてきたからだ。

先頃のG20首脳会議で突然「10年代半ばまでに段階的に消費税10%へ引き上げ」を発表、
国際公約してしまったことが、その特性を物語る。

約1000兆円にも上るこの国の借金問題。
考えてみれば、財政の所管官庁は財務省である。
巨大債務を積み上げた責任が当の財務省にあるはずだが、それは頬かぶり。

財務省OBが言う。
「政治ばかりに責任があるわけではない。われわれの財政規律にも問題があった」
ところが、借金のツケは増税、年金、医療費などの形で国民がそっくり支払うシナリオがいま、着々と進む。

その前にやるべきムダな歳出の削減、
とりわけ国会議員の定数や歳費の削減、
民主党マニフェストでうたった「公務員の人件費2割カット」
は棚上げしたままだ。
「国民に丸ごと負担」を実現するために、
政府は国民洗脳工作が必要になる。
TPP大増税を日々目くらましー

警鐘を鳴らす
ブログ
から

右翼のフラッグシップとしての橋下徹 - 改憲と戦争に一歩近づく

大阪ダブル選での「維新の会」の圧勝は、一言で言えば右翼の勝利であり、
日本の政治が憲法改定と対中戦争に向けて一歩前へ進んだことを意味する。

橋下徹は明快な政治目標を持っている
それを実現するべく中央政界に打って出るだろう
ポピュリズムの政治を自在に動かせる若い間に、
つまり、賞味期限が切れる前に、
より過激な思想と政策で人気を取る若いライバルが出現する前に、
政権の座を狙うだろう。

改憲は右翼の宿念の悲願だが、永田町を一瞥したところ、
それを実現できる強力なパワーを持った政治家は存在しない。

9条の壁を崩すには力が要る。
石破茂や前原誠司にはその能力と意思がないこと、
安倍晋三は無能すぎて期待できないことを右翼はよく知っている。
石破茂や前原誠司や、その同類項の愚物たちは、総理に就く機会を得れば、
すぐに「村山談話を踏襲し」の立場に転じることを右翼は見抜いている。

そうした右翼にとって、最も期待を託せる過激派が橋下徹であり、
自らの衝動や執念と同一化できる希望の星なのである。

橋下徹の今回の勝利は、憲法9条にとって大きな危機の出来であると同時に、
憲法25条にとっても絶体絶命の深刻な事態の到来である。
多くを説明するまでもなく、今、生活保護が重要な政策テーマに上がり、
財政難を理由に水際作戦が復活しようとしている。
その現場として措定されているのは、特に大阪市だ。

大阪の選挙戦について、中央の報道では情報が少なく、生活保護の問題がどのように争点になっていたか詳らかではない。
だが、橋下徹が新市長になれば、当然、従来の政策方針は変わる。
猛毒の「北九州モデル」の殺虫剤スプレーが、容赦なく大阪の対象者に噴射されることは想像に難くなく、
追い詰められて自殺する者が頻出するのではないか。

橋下徹が府知事になって以降、府職員で多くの自殺者が出たと聞いているが、
橋下徹には生い立ちに由来する独特のサディズムの精神性があり、弱者を敵として追い詰め、死滅に追いやってカタルシスを
覚える倒錯した嗜虐性がある。

政敵=左翼と弱者=貧困層に惨めな最期を与えることで、
自らの生い立ちの屈辱と怨恨を晴らそうとする復讐衝動の心理が基底にある。
この辺りは、同じ不遇に育った前原誠司ならある程度は接近できるが、
ボンボン育ちの石破茂には真似のできない凄絶な領域ではないか。

その意味では、確かにヒトラーと対照させて考察して無意味でもなさそうで
、フランクフルト学派の誰かに分析を手伝ってもらいたいところだ。
類似したサンプルとして、身の毛もよだつ新自由主義者の前衛で、
中産層に対する最も残忍で冷酷な死刑執行人であった竹中平蔵がいる。
ウェーバーの言うパーリア・カピタリスムスの類型。
  その屈折した攻撃性。

マスコミやネットでは、選挙を「橋下徹vs既成政党」の戦いだったと論評し、
既成政党に対する批判票を橋下徹が集め、民衆の不満を吸収したと肯定的に語っている。

橋下徹の凶悪で粗暴な右翼思想に対する危惧や警戒の念が毫もなく、
橋下徹とそれを支持する大衆との関係が、客観的な政治として、
悪性で重症の毒々しいポピュリズムであるという認識がない。

マスコミはともかく、三宅雪子や河上みつえのような小沢一郎の子分たちがそう言い、
橋下徹を持ち上げて囃しているところが不気味であり、それに小沢信者が頷いて靡いている風景に寒気を感じる。

国民全体の右翼化というのは、もうずっと25年も前から続いている現象だ。
大きな奔流であり、周囲の姿を徐々に変え、深まり広がり固まっているトレンドである。

流れに棹さす動きは、芽生えてもなかなか大きくならない。

橋下徹の生々しい現実は、日本がすでに全体主義の国家と化している恐怖と絶望を教える。

中国や北朝鮮と内実が近く、韓国ほども民主主義の契機がないことを気づかせる。

政治の対立がないのであり、方向性は橋下徹が示していて、それが刺激的だから、橋下徹に少し違和感を感じるだけである。

同じなのだ。
民主党も自民党もみんなの党も、野田佳彦も小沢一郎も田中康夫も、思想と政策は橋下徹と同じ方向である。
橋下徹はフラッグシップなのだ。
この国の右翼と新自由主義の。

右翼・新自由主義のアクティブはそれをよく知っていて、だから橋下徹をリーダーとして担ぐのであり、
橋下徹の下に結集しようとするのである。

橋下徹が、右翼が理想とする政治の実現に最もスピードとパフォーマンスがあるのであり、
その理想の障害となるものを除去するのに、橋下徹の剛腕と冷酷以上のものはないのだ。

憲法9条と憲法25条を守ろうとする者、9条と25条を政治信条とする者は、現実を直視して真剣に考えなくてはいけない。
それが正しい社会理念でありながら、それを崩そうとする立場の方が大衆の圧倒的支持を集め、日毎に勢力を拡大しているこ
とを。

どうすれば、右翼と新自由主義に抵抗し、これ以上の勢力拡大を阻止できるかを。
リアルに考えなくてはいけない。

この10年間を振り返ると、ずっと橋下徹的な右翼と新自由主義のブームとトレンドが続いてきた。
それは間違いない。

小泉純一郎のブームがあり、堀江貴文のブームがあり、安倍晋三のブームがあった。

だが、一度だけ、そうした時流とは逆の動きが興った時期がある。
右翼・新自由主義にとっては逆流と停頓の局面があった。
それは、2007年から2009年にかけての3年間であり、
NHKが「ワーキングプア」を放送し、反貧困を掲げて湯浅誠が登場し、
民主党が「国民の生活が第一」と「東アジア共同体」の公約と構想で支持を集めていた頃である。

その時間と空間は、一般市民にとって時代が正しい方向に流れていた。
反動の木枯らしが吹き荒れる時世の今、当時を振り返って、あるいは「日本の春」と呼ぶことができるかもしれない。

その一時期は、橋下徹の熱狂的ブームは低調になっていたし、日米同盟真理教のトーンも後退していたし、
ネット右翼の反中、反共プロパガンダも、北京五輪前の一時を除いて騒音が小さくなっていた。
また、そのときは、米国でも草の根市民が巻き返し、大統領候補の中で最左翼で最もワシントンから隔絶したオバマを選ぶ政
治があった。
同じときに同期をとって起こっている。
つまり、世界はシンクロナイズして動いている。

オバマが裏切り、ブッシュ政治とコンパチブルなネオリベとネオコンの方向に舵を切り、米国でも「春」の期待が裏切られ、
茶会が跳梁する反動の冬が到来した。

日本も、それにシンクロして民主党政権が裏切り、右翼と新自由主義の潮流を逆戻りさせ、小泉・安倍の時代を復活させた。
米国では、それに対してOWSが対抗の動きを作り始めている。

要するに、われわれは、もう一度、9条と25条のムーブメントを興す必要があり、OWSとシンクロする新しい流れを日本に生成
させなくてはいけないのだ。

裏切った民主党を捨て、裏切った湯浅誠と反貧困を捨て、
新しいシンボルとリーダーを立て、新しい運動でチャレンジしなくてはいけない。

そうでなければ、右翼と新自由主義のレジームとフリーハンドを食い止めることができない。
消費税の次は道州制と外国人移民があり、同時に改憲の動きがある。
改憲がアジェンダになり、選挙の争点になる。

橋下徹が東京に出て政界再編するときは、堂々と改憲日程を公約にセットするだろうし、単に政権狙いだけで動くことはない
だろう。
民主党と自民党は一つに纏まるはずで、改憲の争点で割れることはない。

フラッグシップとしての橋下徹は、右翼(自称保守)勢力を全て糾合するのであり、改憲賛成の「自称保守」は全員が橋下徹
に追従し、落ちこぼれなく(民・自・み・公の)大政翼賛会を組織できるだろう。

現在、TPPに反対だとか、消費税増税に反対だとか、脱原発だとか、口先で言っている民主と自民の議員は、時が来れば、全
て賛成派に転向する。

小沢一郎が消費税で政権に揺さぶりをかけているのは、単なる政局の駆け引きであって、本気で消費税増税に反対を貫く意思
など毛頭ない。
今回、橋下徹の選挙戦に、反対派の側で参戦した面々で名前が挙がっていたのは、
香山リカ、山口二郎、辻元清美、佐高信である。

後付けで言うのは不作法で恐縮だけれども、この4人の名前を聞いたとき、何となく結果が見えていた感じがする。
政治状況を正視したとき、逆効果になるではないかと誰もが思うはずだ。
この4人は日本の政治の実相が見えていないし、自分の客観的位置が理解できていない。
この4人では人を説得することができない。

垢と埃に塗れた俗物連中では、9条と25条の価値を再生できない。
3年前の湯浅誠のようなニューフェイスでないと、9条と25条の意味を政治甦生させることはできない。
そもそも、この4人そのものが、どこまで9条と25条に本気なのか疑わしい。

辻元清美がそれを言うのは冗談だろう。
香山リカと山口二郎の仲良しコンビが大阪に来たのは、遊び半分の余興にしか見えないし、大阪の市民が二人の話に熱心に耳
を傾けたとは思えない。
著名人のトークショーを聞いた程度のものではないか。

最も真摯に今回の敗北を捉え、不首尾と不面目を直視しなくてはならないのは、この選挙戦に熱心に参加した共産党の関係者
と支持者である。
尤も、宗教信者であるコアな共産党支持者は、中央幹部同様、反省や総括をしたりはせず、自分たちが間違っていたとは絶対
に考えない習性を持っていて、宗教信者に助言は無用だ。
考えるべきは周辺にいる共産党支持者で、わずかでも自らの思考回路を持っている者たちである。最早、このままでは9条も
25条も潰れて壊されるという危機感を持つべきであり、それを避けるためにどのような政治の可能性があるか、憲法を生き残
らせるにはどうすればよいか、一人一人が自問自答し、アイディアを具体的に探し、イマジネーションを有効に組み立てるべ
きなのだ。

この選挙は、単に「独裁」云々や人格云々でなく、伏在した一つの要素として、イデオロギーが争点の選挙の構図になった。
そう仕組んだのは橋下徹と右翼の側で、何故なら、イデオロギーの政治戦になれば、現状、必ず勝つのは右翼であり、負ける
のは右翼が攻撃する側だからである。

9条と25条を死守しようとする側には力が要るし、それ以上に知恵が要る。
しかし、知恵を出しているようには見えない。
脱イデオロギーせよと言うのではない。

イデオロギーの戦いを仕掛けられて、それを逆手に取って勝つ戦略と方策は何かという問題である。
イデオロギーの戦いを仕掛けられているのは、NYのOWSも同じなのだ。

ブログランキング参加
      マウス・クリック
\(^_^)/\(^_^)/\(^_^)/\(^_^)/\(^_^)/\(^_^)/   
        ↓ ↓ 
   http://localkyushu.blogmura.com/miyazaki_town    
       ↑ ↑

\(^_^)/\(^_^)/\(^_^)/\(^_^)/\(^_^)/\(^_^)/
         嬉しいな

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索