戦後60年の日本。わが国以外に、世界のどの国が戦争にかかわらなかった国があろうか。
明治期に若き日本の指導者たちは中国は分割され列強支配を目のあたりにした。
日本の将来を懸念して幕藩体制を変える明治維新を成功裏に導いた。最小限の戦いでの政治的な革命を成し遂げた訳けである。
武士道が支配し、自然への畏敬を持ち神仏を尊び、きわめてモラルの高い勤勉で禁欲なる民族であったからである。
あらゆる物を受け入れ帰納消化できる文化技術をもった民族である。
昨日○○さんと鹿児島で、今日はイオンで○○さんと寿司まどかでの回転寿司。
「すし」は世界用語となり、独占的に世界を席巻している。
この回転の方式も日本で誕生し今では頑固なパリジャンでも受け入れている。
ところがこの国のどこか危うい。

中華の国とは尖閣問題で火種が燃え上がろうとしている。
韓国とは竹島、北とは拉致に核武装と一衣帯水の国々と一触即発の状況である。
その状況下政令経熱はそれぞれの国々と同じ状況を呈している。
半日デモで揺れる 中国・北京で日本式スーパーが大繁盛 してるようである。  
サービスとは何なのかがこの国に馴染もうとしてるようである。
「歓迎光臨(いらっしゃいませ)」「稍微等一下(少々お待ちを)」
これにお辞儀をしながら笑顔での接客。
私どもではすごく当たり前がこの国にはない。
プライドの高い北京人にはこれは大変なことなんであるらしい。
日本のイトーヨーカ堂、ヨークベニマルが社運をかけて第一号をオープンさせさらに、続々と開業させようとしてる。
トイレがきれい、チラシをみて来た、新鮮で管理がいい。傷んだものも平気で売る民族系スーパーは見習うべきだ。と驚くべきことを新聞が報じていた。
さらにカルフールなど欧米系スーパー、民族系でも大手の華聯でも日本に見習えである。
 礼儀正しい、新鮮、衛生的。さらにチラシ商法、イベント・セール、試食といった工夫がある。
仏系カルフールは62店舗を展開、年間売り上げは全国五位の162億4000万元(一元=約13円)一店舗あたり売り上げは2億6000万元。
ヨーカ堂は「一店舗あたりの年間売り上げ平均が6億−7億元」。
4月2日の反日デモの襲撃後も、買い物客でにぎわってるという。
日本式がスーパー戦国時代の勝者になることが読み取れる。
勝者はスポーツの世界が一番よくわかる。
恐れなき果敢なる挑戦をした日本人は野茂英雄投手を草分けとして異論はなかろう。
大リーガーの第1号は64年の村上雅則だが帰国して日本でも投手を演じた。
日本球界への復帰という退路を断って大リーグに挑んだ姿勢が違う。
今日のニュースでは日米を通じて200勝の金字塔を打ち立てたと誇らしげに文字が躍っている。
日本での78勝に大リーグで122勝。
日米延べ8球団で積み重ねた勝ち星である。
草魂の鈴木啓二監督は野茂渡米にあたり、あらゆる面から反対した。よもや忘れてないだろう侮蔑の言葉。
トルネード投法から繰り出すストレート。落差の大きいフォークボールは、大リーグの球状で唸りっぱなし。
感動したのは日本人だけではない。
大リーグ労使の銭優先ににうんざりし、野球離れが進んでいた米国のファンを球状にとり戻した。
日米延べ8球団で積み重ねた勝ち星以外に多大なる貢献をした。
日本球界への復帰という退路を断って大リーグに挑んだ野茂の功績はどの言葉をもってしても語ることができない。
石毛監督の四国リ−グ、欣ちゃん球団の宮崎・日向の本拠地の新チームとプロに夢を繋ぐ取り組みがなされている。
野茂投手は鳴り物入りでプロに入ったのではない。
社会人野球の新日鉄堺に3年間在籍した後であった。
その義理と恩を忘れない律儀さには脱帽である。
一昨年、「NOMOベースボールクラブ」を設立したのだ。
都市対抗野球や企業チームの廃部が進む中ゆえ価値がある。
1000本安打のイチローや大リーガー4番バッター松井秀喜ら新たなヒーローを生み、さらに、多くの日本のトップ選手の大リーグ挑戦に道を開いた。
他方国内の野球界の危機を深めたがバブル経済の崩壊以降、さまざまな面で自信を失いかけた日本人に勇気と希望を与えてくれた野茂こそ国民栄誉賞がよく似合いそうである。
挫けず果敢なる挑戦!苦しい日々が続くが負けるわけにはいかない。
勇気とパワーをいただいた。まだ!がんばる!

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