お昼過ぎに政府専用機が着き、降りてきたのは小泉ともう一人の二人のみ。
タラップを降りてくるところがどうにも様になってない。
世界の指導者たる覇権はかっては米ソにあった。世界は東西に別れ競い合ってた。
軍事的な言葉は東西冷戦の下、として使い、世界は二分され、超実力者同士の直談判として
「頂上会談」「巨頭会談」などと呼ばれ「サミット」と後にマスコミは横文字にした。
換言するなら「サミット」とは米ソ首脳会談を指す言葉であった。
北が6者協議でなく執拗にアメリカとのみ会談を呼びかけるのがその残滓。
この国はせきやんにも少し残ってる今だ冷戦時代の世界観のようだ。
第二次大戦後初の米ソ巨頭会談が59年。
62年のウィーンで初めて顔を合わせたのはケネディ米大統領と老練なフルシチョフ・ソ連共産党第1書記。
ケネディは44歳親子の年齢差。これがいけなかった。
青年大統領を「青二才」と見下したフルシチョフは相手を小バカにする態度で接し
ケネディの怒りをかった。
それが翌年秋のキューバ危機の遠因である。。
世界は核戦争の地獄の淵に立たされ両国の一触即発の動きに一喜一憂した。
冷戦時代の首脳外交にそれだけの緊張感とスリルがあった
サミットとはそういう場である。
世界の命運がかかったような緊張感が根底にある最高の外交の場である。
あろうことか小泉の薄っぺらなとこの馬脚がでて、失笑をかってることが漏れ伝えられてくる。
北のロケット問題で国内は大騒動の最中に酔った勢いで、プレスリーの形態模写。
盟友ゆえその場はどうにかとりなされた訪米での出来事。議会演説もなしと馬鹿にされる三等国扱い。。
サンクトペテルブルグではプーチン大統領主催の夕食会で深酒気味。
オペラ歌手が登場するや舞台に駆け上がって「ハラショー」。
コザックダンスまで踊り出して、翌日、盟友のブッシュ大統領に
「コイズミは少しおとなくした方がいい」と窘(たしな)められたようだ。
ブッシュ、英国首相の会話も休憩中のマイクを切らないままの密談が流れる無緊張感ぶり。
サミット最後の夜にはバルト海に沈む夕日を眺め
「私も沈むゆく夕日だ」と乙女チックなセリフを吐いた。まるで女子大生の旅行気分。」
緊張高まる中東の戦争状態のヨルダンの遺跡ではマフラーを頭にアラビアのロレンス気取り。
総選挙で大勝利した小泉劇場はいまや、世界規模だが所詮田舎芝居が通用するのは日本国内のみ。
生活実感もかわったが、食の前提の料理。
料理するとか、いっちょう上がり!とか言う。
遠山のきんさん風なら・・これにて一件落着である。
その料理に欠かせないのが、金属で作った3本または4本脚のある輪。
火鉢や炉の火の上にかぶせて立て、やかんや鉄瓶などをかけるだいがあった。
五徳である。 五つの徳目。
これが小泉には忘れ去られている。
うまく料理するには準備が要る。
周りを固め自分を昇華する作業の欠落である。。
「論語」に言う温・良・恭・倹・譲
「孫子」に言う智・信・仁・勇・厳
長き任期であったが国は亡んで民のかまどカラは煙が消えている。
鼎(かなえ)の軽重(けいちょう)が問われている。
そういえば7月19日は60年安保改定の岸内閣が退陣した日であった。
放浪する青春を今だ捨て去れてない幼子がいる

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お化けの季節。

2006年7月19日
政府・マスコミがやけに騒ぐときは必ず他の問題の政治的背景を隠す裏の出来事に注意せねばならない。
二度も総理が北に言ったにもかかわらず、横田めぐみ拉致問題ひとつ解決できてない。
ところで、北朝鮮ミサイルでは即戦場となる隣国・韓国、北の同盟国たる中国に比べ大騒ぎの日本。
何故か。やっと馬脚をあらわした。
北朝鮮にかかわる核やミサイル資金に関係する個人や企業の「ブラックリスト」の作成を始めるンだそうな。
18日、安倍官房長官
「安保理決議を受けて、金融資産の移転規制に関する必要な措置を適切に実施していく」
と語り、金融制裁を発動する考えを示した。
外為法では、北朝鮮向けの送金は3千万円相当額以下、
北朝鮮への現金の持ち出しは100万円相当額以下で
、それぞれ報告・届け出の義務が免除される。財務省令の変更で、この基準額の一律引き下げも可能だ。ただ、
「すべての人が対象になり、ミサイル開発などの資金を封じるという国連決議の趣旨に沿わない」(政府関係者)として実施しない方針だ。
日朝間のカネの移動は減少傾向にある。
財務省によると05年度は貿易による支払いを除くカネの移動は30億4300万円。
単純比較できないが、00年度より約3割減ってると言う。
公式発表のたかが30億円で戦争ができるハズがない。
何が制裁だ!笑わせる金額でしかないではないか。
案外こんなもので、似合ったセリフは
「大山鳴動にしてねずみ一匹!」という。
北のGNP国民総生産は2兆円もない。
軍事費は1兆円もない。
オそるに足らぬ額でしかない。
わが国がアメリカに払う沖縄からのグアム移転費は3兆円を越える。
北朝鮮が「戦時動員令」 韓国報道
 韓国紙、中央日報は19日、国連安全保障理事会で北朝鮮のミサイル発射非難決議が採択される直前の16日午前零時(日本時間同)、北朝鮮が朝鮮人民軍と住民に「戦時動員令」を発したと伝えた。
一方、聯合ニュースによると、韓国政府当局者は19日、
「北朝鮮がミサイルを発射した5日ごろに『勤務態勢強化令』が出されたことは把握しているが、
動員令は発令されていない」と報道を否定した。

ではもうひとつのニュースであろうか。
先進国で60年間も戦争にかかわってない国は唯一日本だけである。
何故にこのヘイワの奇跡が維持されてきたのか。
自民党VS野党(総評・社会党ブロック)を中心に二極でうまくアメリカ支配の政治構造を蠢いてきたからである。
日本国エネルギー政策の変更たる石炭から石油へとして全国各地の炭鉱が閉山させられてきた。
60年安保改定と象徴的なフクオカの三井・三池炭鉱労組の首切り反対闘争が国会を取り巻く騒然たる状況を作った。
時のアメリカ大統領・アイク=アイゼンハワーの訪日は取り消されたほどの社会状況があった。
総評・社会党ブロックの中から分裂して民社党が誕生して政治労働界を二分させられた。
民社党は全国区と言うより愛知県と延岡を有する宮崎県で重荷」旗揚げした。に
公明党の衆議員初議席を確保したのも丁度この頃からである。
1960年の安保改定、1970年の第二次安保改定と国論は二分してた政治状況があった。
 共産党は、戦後のレッド・パージで排斥された経験から恐れ、総資本VS総労働の場に正面きって登場できなかった。
社会党、総評は常に分裂される歴史の繰り返しであった。
公労協なる三公社五現業の労組はストライキ権で政府に迫った。
日本の政治を動かす力があったのであるが、今は改組してなきも同然。
第一線での活動家であったゆえ、不思議でならなかった強き背景を持った動きにきずいてはいた。
国鉄、電電公社、郵政公社の三公社に
五現業の国家公務員の塩アルコール造幣専売公社、のことを言う。
マスコミは揶揄って書く
昔軍隊今は総評。肩で風切る公労協。
かって天下の信長さえままならぬものとして、
、鴨川の流れと比叡山の僧侶の専横ぶりに泣いたのと同じである。
さて長々と前触れが長くなったが少々このニュースを理解するにはこの前知識が必要だからである。

左派弱体化へ秘密資金 米CIA、保革両勢力に

 【ワシントン18日共同】米中央情報局(CIA)が1950年代から60年代にかけて、日本の左派勢力を弱体化させ
保守政権の安定化を図るため、当時の岸信介、池田勇人両政権下の自民党有力者と、旧社会党右派を指すとみられる
「左派穏健勢力」に秘密資金を提供、旧民社党結党を促していたことが18日、分かった。
 同日刊行の国務省編さんの外交史料集に明記された。
同省の担当者は「日本政界への秘密工作を米政府として公式に認めたのは初めて」
と共同通信に言明した。
 米ソ冷戦が本格化した当時、日本を反共の「とりで」にしようと、自民党への支援に加え、左派勢力を分断する露骨な内政干渉まで行った米秘密工作の実態が発覚。
日本の戦後政治史や日米関係史の再検証にもつながる重要史実といえそうだ。
昭和史発掘の松本清張は鬼籍で頼めないし、こうなったら立花隆に追求してほしい。
東大を中心とした経済史を追求してるようだが、危急存亡のときさぁ〜出番である。
苦しめてきた支配者の第二組合つくり、たとえば
一例で、沖電気は神奈川で散々なことをして監督署さえ手を上げてたのに、今では宮崎に移転して変貌し、世界一の優良企業にとなってるのは何故か。
全国いたるところにあり、枚挙にいとまがない。
おもに、社会党分裂、総評分裂は何故進められたのか、
なぞが解明できようぞ!
セキヤンのかけてきた人生がムダでなかったことの証明ともなるやも知れず、墓碑銘ともなろう。
倒れていった戦士のお盆の供養ともなろう。
ヤッパリ!不可思議な出来事が今頃資料として公開されたようである。
騒動の中で真実がかき消されるのは断じて許さない。
やはり夏はお化けの季節のようだ。
丸山応挙の掛け軸があるが足はかかれていたっけ?
アレッ??
水のしずくがたたみに・・・・

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