まってました!

2007年6月26日
しばし青春を味わさせていただいた。
昨夜7時から10時過ぎまで立ち話のままの大議論。
さすがに足腰は尋常ではない。

公立大での弘前の方と。
共通映画がハリウッドでなく「三丁目の・・」
辛い部分はあるが楽しい。

映画も歌舞伎、義太夫、浄瑠璃、も耳学問。
落語からの贈り物。
いまだ本物の義太夫語り知らず。
円生師の前歴に義太夫語りが確かあったので、あんなもんかなぁ〜と納得せざる得ない状態の底浅さ。

金馬、三木助、文楽、円馬、柳枝、今輔
正蔵、馬楽、小さん、
円生師中心にみるとナント贅沢なる同時代の生きた空気を吸っていたんだろう。
あの世に行くのイイとしても芸事持って行くから仕方がない。

当時、頭角を現してきた若手を売るため若手四天王なる言葉。
志ん朝、談志、円楽、円鏡。

若さの醸し出す艶はみずみずしく弟子円楽師が受け継ぎ演じた。「中村仲蔵」。
パランと切ったミエがいい。
「ヨッ!円楽!日本一!」
落語界、落語の雑誌のアップの写真に叫ぶ田舎人。
東京は遠い。

初代中村仲蔵が役者生命を賭け
町中で見た雨宿りの浪人にヒントを経て舞台にかける。

それまではヤマのない六段目の幕ゆえ、
お客さんは楽しみの弁当を開く。なずけて・・弁当幕。
ありがたくない蔑称。

遊女として娘を売った50両をもった老人
その財布をひったくり
驚き騒ぐ老人を白羽が貫く。
「ギェッ!」

掛け稲からセリウは「50両!」だけ。
白い刀。見えを切る。

束の間・・・
猪がバタバタ・・
「ズドド〜ン!」鉄砲の音。

弾丸が定九郎に命中絶命。

人形浄瑠璃で、さえない山賊姿が役者に嫌われていた。端役。
それを黒羽二重、の小袖、顔手足も白塗り。
口から紅を吹き出す。
大きく演出を変えた。芸道をかけた賭けである。

芝居小屋が揺れた
「こんな定九郎は見たこともない」
失敗したと小屋を去る。・・・
あとは落語をお聞きください
これからスグにオチへ。

斧九太夫の息子・九太夫にはモデルがあり、浅野家の討ち入りに参加しなかった家老・大野九郎兵衛。
これをしてるや知らないでやでは楽しみがまた違う。

妖しく咲く悪の華。
悪の美学。
そうではいけない。悪の短さ。
色は長生きしない。

目の覚めるような世の食べ物。
色香が入ってる毒だよ〜ん

「新潮」に揶揄されてる社民党・又市征治幹事長。
二期目の名簿トップに名をつ慣れてるのに権力機構に対するユルフン。みたい。

ケバシさの料理には箸が進まぬのが危険察知の鉄則。
議員会館がいけない。
アベのクノイチ、女ノ一刺客?
1/100の真実があろう。
「こリャァ定九郎ジャァン!」
マッサージだけに6〇〇〇〇円は
「ただのネコジャァない」はずだ。
おそらく落語も歌舞伎も富山人のこの人の教養にはない。

連日の32度を超えてるが、曇りがあり、風があるゆえ何とか越せた日。
高湿潤、高温度この日向の国の人は生きられない。

夏本番の一歩手前。
クルゾ!来るぞ!と予行演習。
これからの2〜3ヶ月はつらい。

吹く風が一時の強い風の力で町の人をかっさらいそう。
すっかりさびしき恥ずかしそうなおつむ状態の事故防止の保護で片手は常時頭。

万葉人や歌詠みの人は青風などと季語を片隅に風流ぶってるわけではないだろうが、どうにもいたたまれない。

梅雨時期に雨がなければ、霧島や尾鈴の峰々
阿蘇山や富士山今降った雨は山肌地下をくぐり100年猶予を経て地下水流水として顔をを出してくる自然の滴る恵み。
こんな少ない降水量の百年後はコンコンとわき水は音をなさずぬに恥ずかしそうに出てくるのでは。
どうも少なくてスミマセン!三平ジャン!

巌滴る、崖滴る,苔滴る清冽なる雨が間断なる滴るを生み出す。
タオルを手に呆然と自然のありがたさを見つめる生命のよみがえってきそうな近くには風穴が存在する。
夏山はあちこちに滴る如くの一片を切り取り人をしばし哲学者にさせる。

漱石文学の面白さは科学者・寺田寅彦らから得た知識が三四郎の野々宮先生にして
どんぐりの安定性から天体の運行と宇宙に飛躍させる。

水島寒月君がレヴュレンド・ハウツンの首吊りの力学の論文から授業を作る。
作家に科学者の筆致が冴えわたるわけだ。

立春の日には卵が立つ!・・??
コロンブスの卵の茹で卵でなく生卵で立つ。??

中谷宇吉郎は科学者の立場で喝破する。
卵の表面の凹凸に注目する。
非科学、非論理をじっくり解き明かす。

誰でもいつでたつのである。
単なる注意力の問題。
飲みながら100円の「ゼロ」にウイスキービンを乗せ、ピサの斜塔よろしく斜めに立たせるのがせきやんの得意ワザ。

楽太郎師に今こそ早口解消でシブミを出し時期に来てる。
円橘アニサンに遠慮せず。「中村仲蔵」の高座を整え噺をさせてみたいものだ。
郷土愛で言うなら歌丸の総領弟子日向の人・歌春にというべきか。
噺はやはり江戸弁。
素性が田舎じゃァどうしようもない。

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