12連敗の17位のトリニータが優勝を伺う浦和に勝った。
シャムスカ監督に変わっただけでこんなにも違うものか。
うどんさんらのサポーターの応援が雰囲気を変えたのである。
中日に連勝の巨人より関心のなかったサッカーに目が行ってる私の心理行為は情熱の移転、覚醒なんであろう。
ところで政治が同じように心理がもてあそばれたのでは国民の行く末がかかってるゆえ許されることではない。
どうにも圧倒的勝利の自民党のようである。
672万がすでに投票をおえ昨日を考えると不在者投票は836万人と過去最大を数えるそうだ、
これまで中選挙区の投票率は70%のラインをはさんで上下しながら、低い時でも60%台後半でとどまっていた。
小選挙区制が導入された1996年の第41回衆院選以降の投票率(小選挙区)は、59.65%、62.49%(2000年)、59.86%(2003年)と低い水準で推移してきた、
「20―30歳代の若い世代」の投票行動をどうするのか危惧していたのだ
ところが議会制代議制を無視した違憲性の強い解散劇に国民は沸騰している。
4年の国政を託すのに国民の課題は郵政しかないのか。
地元の意見を国政に生かすために代議士を!としてたのに地元に縁のないマドンナ・刺客候補者の低年齢化で無党派層のわかものを取り込んだ。
ところでこのような国民を愚弄するアジテーターがいままであったろうか。
小泉劇場の主のことである。
衆議院選挙は郵政民営化の是非だけを問う国民投票ではない。
次の衆院選までの最長で4年間、どの政党に国政のかじ取りを委ねるのかを決める場でありる。さらに代議員選挙ゆえ、それはどの党首を国のリーダーに選ぶかということに直結する。
今回の選挙はテレビのワイドショーなどでも大きく取り上げられている
防衛、赤字国債、税制、社会保障などのあらゆる政策は選挙結果で変わる。
それらは小泉マジック演説でかき消されている。
渡辺美智雄元副総理によれば
「火事は最初の5分、選挙は最後の5分が勝負」なのだそうだ。
きょうの選挙にまだまに合う。
この国をどうするのか。
昔の選挙制度の中選挙区当時の衆院選では「アナウンスメント効果」が顕著になるといわれた。
「判官びいき」心理が強まりト投票前と逆の結果が出たことがある。
しかし、定数1の小選挙区制では死票は増えるが、投票結果はより劇的になるケースも多い。風一つで政権交代も可能になる政治状況が生まれるのが小選挙区制のメリットだ、といわれている。
新聞によるとこうだ。
「アナウンスメント効果」とは対照的な「バンドワゴン効果」と呼ばれている。バンドワゴンとは楽隊馬車で、要するに「勝ち馬に乗る」心理が働くというのだ。
今回で4度目の小選挙区選挙で、有権者も「判官びいき」よりも「勝ち馬に乗る」ことを優先されるようになっている。
人口構成変化による「デジタル社会」が生んだ若者本位の「デジタル選挙」が圧倒的勝利の自民党にしそうである。
選挙の流れを紐解こう。
郵政民営化法案に反対した造反組を公認しなかった。
そればかりか、造反組の選挙区に公募を主体とした「刺客候補」を送り込み、地元に縁のないのに予想以上に善戦している。
高い支持率の小泉首相の後ろ盾が「勝ち馬」心理を煽っているのだ、小泉首相支持を売り物にすることで、有権者に国会議員を通じて、首相を選択するような感覚まで持たせてしまう。疑似首相公選制ともいえる行動である。
投票の基準をどこにおけばよいのか。
田舎を含めた全国区の党が都市政党に脱皮した自民党なのである。
郵政民営化も都市対地方の対立と捉えることができる。
だが、小泉劇場ではそれを全国共通の課題と国民に認識させ、地域代表色を極めて希薄にしている、戦後60年で選挙民にとっても陳情政治の効果が薄らいでいることもたしかな事実である。
選挙の問題点
比例区重複制は滑り止めであったり、著名人起用のために乱用である。
00年6月の衆院選では比例定数180なのに敗者復活が79人
前回の03年11月は一気に120人。定数の実に66%である。
今回も、自民、民主両党だけで、小選挙区立候補者の97%、ほとんど全部が重複組で、だれもが2回の当選チャンスをうかがうのは、尋常でない。
政治家に若返りが必要なのか。
候補1132人は、20代は27人、民主党がもっとも多く10人、共産党8人、自民党3人。
選挙戦を有利に展開するために、候補の低年齢化を狙ったことがはっきりしている。
自民党新人候補124人の平均年齢が46・3歳(前回より0・9歳若い)。
民主党新人候補111人が平均年齢が40・7歳(同1・9歳)と若返った。
全候補の平均年齢も50・5歳(自民53・0歳、民主46・8歳)で、前回を下回った。
公募制を採用したことも、低年齢化に弾みをつけている
東京オリンピックをきに成長期の日本あのころとは違うはずだ、
当時小渕恵三、橋本龍太郎がともに26歳、最年少の2世議員で当選した。
小渕の悲劇の死から5年余、今回は橋本も引退して、戦前派の時代は終わろうとしている。今回、戦後生まれの候補882人で78%。
国政は老・壮・青のバランスと、年を重ねた老練の経験、知恵が不可欠だ。高齢化のなか、安直に政治家だけの低年齢化を急ぐと国を誤る。平均年齢50・5歳はいかにも低すぎないか。
暴走政治の小泉劇場ゆえなおさらである。
郵政を聞くと誰しもがこうだ。
郵政民営化という大義を成就するためには、もはや議論の段階ではなく、小泉を陣頭に腹を据えて<覚悟>して突き進む。
<覚悟>は心構えと同義である。 この2文字、やはり血なまぐさい戦国時代を連想させる。生死をともにする覚悟、腹を切る覚悟。 手法でなく覚悟、と言い切っていいのか。
後藤田正晴元副総理は
「代議制民主主義だよ、日本は。立法府で通らなかった法律案を、(衆院解散によって)実質的に国民投票に掛けるのと同じような手続きになりつつあるのは、代議制の上からみて、行きすぎではないか。憲法改正のように、国民投票の手続きが憲法で決まっているならよいのだけどね」(21日の民放テレビで)
国会で廃案になった法案の是非を、解散で改めて国民の判断に委ねる手法は、代議制の基本ルールにもとる、と長老は異を唱えるのだ。<覚悟>だけで論破できるのか。
さらに、刺客作戦の正当性。小泉は論拠を、
「有権者に郵政民営化の是非について選択肢を与える必要がある。だって、(刺客を)立てなければ、ほかの候補は全部反対なんだから、賛成の有権者は投票する候補がいないでしょう」
と繰り返してきた。一見、有権者側に立った理屈だ。しかし、有権者の選択肢はそう単純でない。、郵政に反対だが自民支持は投票する候補がいない。 つまり、有権者側を装いながら、<自民支持は賛成に>という枠に押し込めようとする意図が明白だ。自己矛盾である。小泉マジックだ
さらに政敵の断罪!橋本龍太郎元首相の引退。橋本は比例中国ブロックからの出馬に意欲を示していた、
小泉の「比例単独の立候補は認めない」 というひと声で、道が閉ざされた。橋本は68歳、比例単独候補の定年73歳にも抵触しないのになぜなのか。比例単独を認めない方針は全党的に貫くのか。
中曽根康弘、宮沢喜一に続く3人目の首相経験者はずしと映る。旧橋本派にトドメを刺す狙いかもしれないが、政界はまた貴重な人材を失った。人材なくして、政治のあすはない。
平和を語る鳥飼謙二を地元代表にできないものか。
順位引き上げにどうぞ、元気をください。
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有難うございます。
シャムスカ監督に変わっただけでこんなにも違うものか。
うどんさんらのサポーターの応援が雰囲気を変えたのである。
中日に連勝の巨人より関心のなかったサッカーに目が行ってる私の心理行為は情熱の移転、覚醒なんであろう。
ところで政治が同じように心理がもてあそばれたのでは国民の行く末がかかってるゆえ許されることではない。
どうにも圧倒的勝利の自民党のようである。
672万がすでに投票をおえ昨日を考えると不在者投票は836万人と過去最大を数えるそうだ、
これまで中選挙区の投票率は70%のラインをはさんで上下しながら、低い時でも60%台後半でとどまっていた。
小選挙区制が導入された1996年の第41回衆院選以降の投票率(小選挙区)は、59.65%、62.49%(2000年)、59.86%(2003年)と低い水準で推移してきた、
「20―30歳代の若い世代」の投票行動をどうするのか危惧していたのだ
ところが議会制代議制を無視した違憲性の強い解散劇に国民は沸騰している。
4年の国政を託すのに国民の課題は郵政しかないのか。
地元の意見を国政に生かすために代議士を!としてたのに地元に縁のないマドンナ・刺客候補者の低年齢化で無党派層のわかものを取り込んだ。
ところでこのような国民を愚弄するアジテーターがいままであったろうか。
小泉劇場の主のことである。
衆議院選挙は郵政民営化の是非だけを問う国民投票ではない。
次の衆院選までの最長で4年間、どの政党に国政のかじ取りを委ねるのかを決める場でありる。さらに代議員選挙ゆえ、それはどの党首を国のリーダーに選ぶかということに直結する。
今回の選挙はテレビのワイドショーなどでも大きく取り上げられている
防衛、赤字国債、税制、社会保障などのあらゆる政策は選挙結果で変わる。
それらは小泉マジック演説でかき消されている。
渡辺美智雄元副総理によれば
「火事は最初の5分、選挙は最後の5分が勝負」なのだそうだ。
きょうの選挙にまだまに合う。
この国をどうするのか。
昔の選挙制度の中選挙区当時の衆院選では「アナウンスメント効果」が顕著になるといわれた。
「判官びいき」心理が強まりト投票前と逆の結果が出たことがある。
しかし、定数1の小選挙区制では死票は増えるが、投票結果はより劇的になるケースも多い。風一つで政権交代も可能になる政治状況が生まれるのが小選挙区制のメリットだ、といわれている。
新聞によるとこうだ。
「アナウンスメント効果」とは対照的な「バンドワゴン効果」と呼ばれている。バンドワゴンとは楽隊馬車で、要するに「勝ち馬に乗る」心理が働くというのだ。
今回で4度目の小選挙区選挙で、有権者も「判官びいき」よりも「勝ち馬に乗る」ことを優先されるようになっている。
人口構成変化による「デジタル社会」が生んだ若者本位の「デジタル選挙」が圧倒的勝利の自民党にしそうである。
選挙の流れを紐解こう。
郵政民営化法案に反対した造反組を公認しなかった。
そればかりか、造反組の選挙区に公募を主体とした「刺客候補」を送り込み、地元に縁のないのに予想以上に善戦している。
高い支持率の小泉首相の後ろ盾が「勝ち馬」心理を煽っているのだ、小泉首相支持を売り物にすることで、有権者に国会議員を通じて、首相を選択するような感覚まで持たせてしまう。疑似首相公選制ともいえる行動である。
投票の基準をどこにおけばよいのか。
田舎を含めた全国区の党が都市政党に脱皮した自民党なのである。
郵政民営化も都市対地方の対立と捉えることができる。
だが、小泉劇場ではそれを全国共通の課題と国民に認識させ、地域代表色を極めて希薄にしている、戦後60年で選挙民にとっても陳情政治の効果が薄らいでいることもたしかな事実である。
選挙の問題点
比例区重複制は滑り止めであったり、著名人起用のために乱用である。
00年6月の衆院選では比例定数180なのに敗者復活が79人
前回の03年11月は一気に120人。定数の実に66%である。
今回も、自民、民主両党だけで、小選挙区立候補者の97%、ほとんど全部が重複組で、だれもが2回の当選チャンスをうかがうのは、尋常でない。
政治家に若返りが必要なのか。
候補1132人は、20代は27人、民主党がもっとも多く10人、共産党8人、自民党3人。
選挙戦を有利に展開するために、候補の低年齢化を狙ったことがはっきりしている。
自民党新人候補124人の平均年齢が46・3歳(前回より0・9歳若い)。
民主党新人候補111人が平均年齢が40・7歳(同1・9歳)と若返った。
全候補の平均年齢も50・5歳(自民53・0歳、民主46・8歳)で、前回を下回った。
公募制を採用したことも、低年齢化に弾みをつけている
東京オリンピックをきに成長期の日本あのころとは違うはずだ、
当時小渕恵三、橋本龍太郎がともに26歳、最年少の2世議員で当選した。
小渕の悲劇の死から5年余、今回は橋本も引退して、戦前派の時代は終わろうとしている。今回、戦後生まれの候補882人で78%。
国政は老・壮・青のバランスと、年を重ねた老練の経験、知恵が不可欠だ。高齢化のなか、安直に政治家だけの低年齢化を急ぐと国を誤る。平均年齢50・5歳はいかにも低すぎないか。
暴走政治の小泉劇場ゆえなおさらである。
郵政を聞くと誰しもがこうだ。
郵政民営化という大義を成就するためには、もはや議論の段階ではなく、小泉を陣頭に腹を据えて<覚悟>して突き進む。
<覚悟>は心構えと同義である。 この2文字、やはり血なまぐさい戦国時代を連想させる。生死をともにする覚悟、腹を切る覚悟。 手法でなく覚悟、と言い切っていいのか。
後藤田正晴元副総理は
「代議制民主主義だよ、日本は。立法府で通らなかった法律案を、(衆院解散によって)実質的に国民投票に掛けるのと同じような手続きになりつつあるのは、代議制の上からみて、行きすぎではないか。憲法改正のように、国民投票の手続きが憲法で決まっているならよいのだけどね」(21日の民放テレビで)
国会で廃案になった法案の是非を、解散で改めて国民の判断に委ねる手法は、代議制の基本ルールにもとる、と長老は異を唱えるのだ。<覚悟>だけで論破できるのか。
さらに、刺客作戦の正当性。小泉は論拠を、
「有権者に郵政民営化の是非について選択肢を与える必要がある。だって、(刺客を)立てなければ、ほかの候補は全部反対なんだから、賛成の有権者は投票する候補がいないでしょう」
と繰り返してきた。一見、有権者側に立った理屈だ。しかし、有権者の選択肢はそう単純でない。、郵政に反対だが自民支持は投票する候補がいない。 つまり、有権者側を装いながら、<自民支持は賛成に>という枠に押し込めようとする意図が明白だ。自己矛盾である。小泉マジックだ
さらに政敵の断罪!橋本龍太郎元首相の引退。橋本は比例中国ブロックからの出馬に意欲を示していた、
小泉の「比例単独の立候補は認めない」 というひと声で、道が閉ざされた。橋本は68歳、比例単独候補の定年73歳にも抵触しないのになぜなのか。比例単独を認めない方針は全党的に貫くのか。
中曽根康弘、宮沢喜一に続く3人目の首相経験者はずしと映る。旧橋本派にトドメを刺す狙いかもしれないが、政界はまた貴重な人材を失った。人材なくして、政治のあすはない。
平和を語る鳥飼謙二を地元代表にできないものか。
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