大寒の朝は雨上がり。
その場しのぎの宗教観の民族には今年の冬は水の神への祈りはいらないのかもしれない。

なんだったか、この世には似たものが3人いる。
個人に照らせば、貧しさからの希望の明かりでもあった。
里見八犬伝の影響が抜けきれていないのやも知れない。

「おまえは橋の下の川に落ちていたのを拾ってきた」
だれでも冗談の大人の言葉に傷ついてた経験がある事からきてるのかもしれない。

自分にソックリのことをドップルゲンガー、生き写しという。
体験したら死んでしまうとは都市伝説と現代の幼児の世界の秘話で語られる。

時節柄の擬似体験知識の吸収でみるならば、「歯車」での芥川が暗示し描いた作品で十分であろう。
「河童」でその世界に入り、その世界は人間が重んじる人道正義等が笑われるようなものに成り果てていた。
皮肉もここまでくれば上等である。

中東歴訪で60年も続く建国イスラエルに肩入れする傀儡イスラエル政権が今では米国にとって鬼っこ
となってる状況と同じだ。
パレスチナ難民70万人は三代を経て400万。
ハマスの政治的生活共同体支援のパレスチナには混沌が続こう。

西岸90パーセントの占領地域の返還が簡単には進むまい。
サウジ、クゥエート、エジプトまで歴訪したが今ごろになって
付け焼刃的に訪問してても、どの国も信用はしない。

エムルズ海峡のアメリカ駆逐艦をイランのボートが激突爆破
などと怪電波を根拠に流しても対イラン戦争は始めることは出来ない。
昨年12月にはカタールの湾岸会議にイラン大統領を招いたほどだ。
砂漠の国に豊富な水の国の河童を置き換える日本の文化の皮肉をブッシュはわかるまい。

それでもイラン戦争が近づいている。
テロ特措法の採決から来る軍事物資輸送のノハズの130輸送機の飛行が
米軍人輸送に使われてることで明らかだ。

節分での鬼の暑気払のこの国は霊との共同生活が個人では朝晩、地域では4季ごとに祭りとして繰り返される。
国家象徴のトップの皇居奥でさえ今だ祈りが天皇の最大の仕事である国に見習うべきだ。

 第138回芥川賞・直木賞は、芥川賞が川上未映子(31)の「乳(ちち)と卵(らん)」
、直木賞が桜庭一樹(36)の『私の男』に決まった。

経過は複雑、中国人で初の候補になった楊逸(ヤン・イー)(43)が当初、トップに立っていたが、激論の末に、
川上未映子「逆転勝利」を果たした。

川上未映子の「乳と卵」
「文体が滑らかで、かつ抑制が利いている。壊れた関係の母子が東京に来てカタルシスに至るまでが上手に構築されている
思わぬ効果がCDの伸び。
この人マルチ人間勝手の歌手。
うちに帰ろう
夢見る器械
頭の中と世界の結婚
シングル三曲である。

桜庭一樹(36)・・男だろ?
推理ファンからお叱りを受けよう。
「赤朽葉家の伝説」推理作家賞を受けてる
堂々の入賞でブレイクしての直木賞。

「私の男」
24歳花16歳上の養父
「父娘」の禁断の愛を描き反道徳的・反社会的で不快という見方、批判を覚悟しての水推薦。人間存在の毒と蜜を書いたファンタジー的作品、存在感と才能を感じると評価した。
本人の弁が新聞に出ている。
  「男の子と母親、女の子と父親特、別なるつながりを感じ    る。
   良識を取っ払ったものを読者に突きつけてみたかった。」
渡辺純一と違い主人公を生かし生きる贖罪を課した。

初恋も誌上からでシャーロックホームズ。
ヘルマンヘッセさらにはガルシア・マルケスをこよなく愛読してきた。
祖父母の買ってくれた文学全集のつき一冊がこの人の今日を作った
99年ライトノベル佳作入選。空手初段。鳥取の人。

2月封切りの「歓喜の歌」
立川志の輔の創作落語が原作、師・談志出演とくればみないわけにはいかない。
声えあわせ歌う楽しさ

大晦日、使用会場の会館に同じ時刻に、ニつのママさんコーラスをダブらせてしまった。
対照的な描写で進む。セレブ側は20年続いており市長の妻がリーダー。
安田成美引入る庶民ママさんコーラス

うた魂、春休み合唱部に熱中する高校生。
全国大会常連はかすみが引入る。
大きく口を開ける合唱部に彼氏から笑われ傷つく。

季節の変動に大袈裟に傷つく人がいるようなもの。
この世に心配のタネはつきないが、とり越し苦労ならこれは勘違いで丁度いい。

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