権力者。礎

2008年3月13日
壮絶死の一言に尽きる。
ノンフィクション作家、柳原和子の訃報を何日か遅れで新聞で教えて頂いた。
10年あまりに及ぶ闘病の末に57歳で逝った。

自らの身体をかけての著述には驚嘆する。人間賛歌。
1997年の女性特有のガンの罹患を有す事がわかると
「がん患者学」「百万回の永訣」等の著書に病魔との闘いを克明に記録。

患者の立場からの徹底した取材と本音の自分をさらけ出す姿は
同じ病に苦しむ人々にどれほどの勇気をもたらしたことか。
健康人さえ勇気を与え元気にもしただろう。

世界40カ国に暮らす日本人108人のインタビューを集めた600ページ近い
「在外日本人」は足かけ4年をかけてひとりで各国を訪ね歩き、テープに声を拾った。

ひたすらなる努力のみに尽きる。それだけで作り上げた著書。
文脈に言霊が宿る。

口癖は「10年残る作品でなければ本として世に送り出す意味がない」だったとも教えてくれる。
見知らぬ方とはいえ同年代ゆえとても他人様とも思えぬ。
この時代人特有の清冽、誠実さ純粋さを共有するゆえ。

日本をしょってる30代40代人に伝えねばならぬ団塊世代の生き方である。
ションベン垂れの20代には作り上げられた国家機構のレールをタダ走ってるにしか爺には見えぬ。

いかように努力しブログコメントを書こうにも悪罵蔑視が根底にあるゆえ徒労。
ブログ道徳論とか正当性の錦の御旗をどのように掲げようと
所詮竹に木を継ぐ類で衣の法衣の下には鎧がチョロチョロ。

風車に立向かう御伽噺はセルバンテスから嘲笑されよう。
「懲りない奴だ!私の著書を紐解け!”」

お出でいただいた大企業の方の言動にまだ日本の美徳を感じる。、
「年下ですから・・・・」

虚構のブログの世界に無い、実体験のみを信じ生きる日本ビジネススタイルを言葉一つに見る。
残念ながら安料亭でも上下=カミシモの儀礼はある。
「おひとつどうぞ!・・」
「いいえ・・こちらから・・」
もちろん挙動総てに信頼を感じるこの若き日本をショッテル若人。

「タノンマッセ〜」
がんじがらめのこの日本の将来。

ブログ人の道徳観を若き人が教えるがそれでは
世間は認めるはずが無い。

老い先なき者には時間は何よりもの宝、無駄には過ごせぬ。
世代間の断絶で融和は望めぬのは教壇に立つエセ教育者の愚息から身につまされている。

世界的スターの殺人疑惑のセンセショナールの同時代に生きたゆえの強烈さで記憶の違いに過ぎぬ。
「太陽は・・・」は単なる原題無視のありがちな商業主義からきたもの。
太陽シリーズは三本アリ柳の下のドジョウ狙いであったのは明らか。

「太陽は知っている」は世界を梨本レポーター的感慨に陥れたものであった。
若きものには、当時の学校授業をサボッテまでの好奇心での行動。
現代人にこの態度の映画鑑賞のエネルギーは皆無はであろうテ。

偏差値世代のおりこうさんは相容れぬいい加減さ=鷹揚さを持ち合わせているのであえて触れぬだけ。
企業戦士の世界をまたにかけた人々群があったれ場こそ今日の繁栄がある。
力なきものは国内を走り回った。

それが正義との思いを越え利害打算に打克っての生活職業をかけての利害無き行動であった。
純でうぶなる全身全霊を著書に込め、逝った同時代人との同じ心根である。
ご冥福を供に戦い抜いた証としてもお祈りせずにいられない。

神々が県どのあちこちに住む国の宮崎は他県にない風景が楽しめる。

初日はホテル金住が会場。
二階大広間に設けた神庭で、県無形民俗文化財の船引神楽(清武町)が披露された。
田植えを振り付けた「三笠舞」や豊作を感謝する「箕取舞」など11番。
魔よけの舞「注連鬼神(しめきじん)」は、
鬼面を着けた舞い手が太鼓の音に合わせて力強く体を動かし、来場者を引き付けた。
大淀河畔のホテル街で始まった宮崎たまゆら温泉かぐらまつりの夜、宮崎市吾妻町・ホテル金住である。
毎週末ホテルを変えて開催されている。

東国原知事の真骨頂。
 「フィルムコミッション(FC)による地域活性化シンポジウム」(九州経済産業局主催)
、宮崎市の市民プラザで先日あった。
東国原知事(宮崎FC会長)や映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」監督の山崎貴さんらがパネルディスカッションに登場。
来場した300人の県民、行政関係者に、映画、ドラマなどのロケ実施や誘致活動への理解と協力を訴えた。

 テーマは「FC活動と地域の活性化」。
パネリストは二人のほかに、同映画プロデューサーの安藤親広(株式会社ROBOT)、
天草フィルム・コミッション担当部長の小山真一、宮崎文化本舗代表理事の石田達也。
コーディネーターは日本システム開発主任研究員の木田悟が務めた。

 東国原知事は、本県の日照時間の長さと風光明美なロケーションをPRした上で、
「撮影スタッフが数カ月滞在するのに加え、また『冬のソナタ』のように撮影地が観光スポットになる可能性もある。
その経済効果は大きい」と強調した。

同僚は知事の後援会カードがついたと大喜び。
2000円会費で寄付は50万以下。
このカードがないと各種入場に不便を帰す。
神が地上に使えしたとしか思えぬ子の人とは着実なる政治網を作り上げ
磐石なる組織を築き上げている。

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