7月3日の日記
2004年7月3日これがいい。思い立ったが吉日。
急遽大淀川沿いのホテル街に立つプラザホテル14階でのビヤガーデンに繰り出すことになった。
誰言うともなくの企画である。専務は動きが速い。社長に掛け合い15枚の3.500円飲み放題、食い放題券をせしめてきた.
あちこちと連絡を取り合い全員の集合となる。
ビアー企画はもともと6日にグループで企画してある。
よってこのことの前倒しだ。
「社長はこんなに分厚く券を持っていた。」と語る不思議さは私にはない。
訝しがるがそれは簡単なことだ。
プラザはブライダル会場。撮影の仕事をしているところである。
どうやら保証代わりを金券で済ましたようである。
チリモミリョウの世界、私的にそう結論付ける。
久しぶりに見る政令指定都市の夜景。
確実に斜陽化している。かっては不夜城の如く輝いていた一角は見るも無残。
橘通のネオンは煌びいておらず、町を分ける道路のネオンラインもない。
何の特徴もない夜景。住宅都市化してる。
ギリシャ、ローマからすれば、街の火は明るいだろうがあまりにも他県の状況を見聞きしてきた。
よって街の火の現象はまさに幻滅。
今では市長たる津村財閥の坊ちゃんは為政者としてどのように見てるのであろうか。
我ら庶民とは違う感覚でのみ、この夜景を見てることであろうがその心境は単なる満足感のみではないのか。
偏狭なる程の郷土愛がほしい。
一面何処も活気がないが日向灘方面がイオンの進出で3年後大きく変わるのか。街の流動化が起こるのであろう。
資本は貪欲でこのような状況下を作り新たな移動を始める。
冷酷無比な資本の牙が蠢きまわった形跡を見てとれる。
大淀川には屋形船が這いずり回っている。アレじゃ風情がない。
風景に色を添えるには情緒が必要である。現代が求めている観光の要素である。
今年世界遺産に登録されたドイツのドレスデンを見よ!
歴史と民族の伝統を謳い文句に世界にアピールしている。
廃墟から創られた街にすぎないではないか。そのヒトラーの過ちを見事にカバーした。
それが世界の観光地になろうとの折り紙つきの認知としての世界遺産である。
しかるに宮崎はどうか。
豊な水量を誇る恵みが生かされてない。
街づくりはグローバルの体系化でしょうヨ。
豊な自然のキャンバスに描くが、テーマではなかったのか。
中核たる宮崎交通は久しぶりの黒字化のようであるがどうも鳴りを潜めている。
修行ゾーンと娯楽、温泉の組み合わせ。楽湯楽遊の言葉だけが沸き踊っている。
ネーミングの問題だけではない。
岩切章太郎を亡くしシーガイヤで佐藤棟梁を失い商法違反で高島屋の代表日高啓はその座を追われ,郷土つくりの人物はいない。
キラ星の新星アリサカはどうか。
有坂順三は妻悦子ともども上場2年目のアリサカを束ねる。
資本力はどうであろうか。
この人は県立病院となりの宮崎ビジネスホテルでズボン・プレッサーのコイン貸しから身を起こし、今次の興隆を誇っている。
まさに宮崎の今太閤。
あやかりたい野望の持ち主の方。
元気湯に行けばこの人の経営感覚が学べる。
10円のビジネスチャンスを見逃さない。
入浴中のロッカーは20円、ドライヤー電気使用は2分で10円、洗濯は700円感想は100円という具合である。
九州の雄からついに関東進出を果たした。
錬金術のあり方からして郷土にかけるものはなさそうである。
しかし、どうだろうか。この人の生い立ちは誰かに似ており、何か遣る人かもしれない。
かって油売りのボテ振りから身を起こし、己が才覚で美濃一国を切り取り、一国の主になった斎藤道三。 いわゆる「蝮」の道三。
国盗りの過程はこうである。
戦国の下克上を代表する大名の一人として知らてなかなかに波乱に富んだ人生を送っている。
娘たる美濃姫を誰からも信頼されてなかった「うつけもの」織田信長に嫁がせた。
美濃の国の守護は土岐氏であった。美濃源氏の流れを汲み、鎌倉時代に力をつけ、南北朝の動乱では足利方について守護となった血筋のいい
れっきとした旧家である。
日本のほぼ中央に位置していて京の都にも近い。
これが逆に災いでもあり、きたえられた。
国内は多数の荘園があり、様々な勢力が入り乱れる結果となった。
その中で土岐氏は貴族化し、守護代の斉藤家が実権を握るようになった。
さらにその斉藤家の家臣に小守護代の長井家があり、そこへ家臣として仕えるようになったのが、道三の父親である。
ようするに、土岐氏の家臣の斉藤氏の家臣の長井氏の家臣という立場から、親子二代にわたる国盗りの遠い道のりである。
まずは村一つを手に入れその小さな村一つとはいえ、
そこには様々な利権もからむ。
村の住人だって乱世の住人だ。
百姓ともなれば武具だって揃えている。
村同士の争いだってある。
そのややこしい中を道三は、はやかな手際で村を自分の物にするわけである。
とにかく泥臭く、おどしたりすかしたり、搦め手を使ってみたりと、
そんな風に物語は進行する。
世の中、自分だけに運がついて回るわけではない。
そうそう思い通りに行くわけがない。
アリサカノ歴史に似ている。
公式の会社沿革 は次のように続く。
昭和53年4月 有限会社アリサカ設立
平成2年12月 アーバンスクエア バイパス店 開設
平成3年2月 番街店 開設
平成3年5月 株式会社に組織変更
平成3年7月 飯塚店 開設
・・・・・・・・・・・・・・・
平成11年7月 アーバンスクエア 熊本店 開設
平成11年9月 天文館店 開設
平成12年2月 小倉店 開設
平成12年3月 和田山店 開設
福岡営業所 開設
平成12年4月 スーパー銭湯がらっぱ湯本郷店 開設
平成13年2月 スーパー銭湯がらっぱ湯
平成13年4月 株式の額面50,000円を500円に
変更するために?モリエールと合併
平成14年4月 スーパー銭湯がらっぱ湯延岡店 開設
平成14年10月 JASDAQ市場に株式上場
平成15年12月 横浜中華街店 開設
平成16年2月 大須店 開設
平成16年2月 心斎橋店 開設
平成16年4月 草津店 開設
平成16年4月 ジョイプラザ新宮店 開設
よくわからぬのは、 株 大生エンタープライズ 福岡県北九州市八幡西区竹末2―10―13 との関係である。
売上54億で昨年44億からの大幅な伸び、経常49億である。
株価も1000円を維持している。
発行株数も300百万時価総額3213百万である。
一代ででこの不景気のアミュズメント世界を切り開けたものである。
大淀川は歴史を見つめとうとうと流れている。
ノーベル賞作家川端康成は宮崎を愛した作家の一人である。
39年前に朝の連続ドラマ「たまゆら」は宮崎発で発信された。
時の知事黒木博の総合的観光策であった。
この9月、39年ぶりに朝の連続ドラマは「あおば」として宮崎発である。
買収、一リーグで揺れる広島カープスの日南が舞台である。
くしくも明日から北川社会党市長の選挙が始まる。
日露戦争100年目にしてポーツマスの立役者、小村寿太郎の生誕地ゆえの力になるか。
その小村外務大臣の師たる道半ばで西郷隆盛とともに散った宮崎の
英知、小倉処平の遺志がなさしたのか。
トラさんの堀川運河も健在なりや。
兎に角チャンスは与えられた。宮崎の翼、スカイネットも残った。
誰かエンターテーメントはいないのか。
安藤知事は宮崎に蠢く陰にまたもや右往左往でそれは望めない。
急遽大淀川沿いのホテル街に立つプラザホテル14階でのビヤガーデンに繰り出すことになった。
誰言うともなくの企画である。専務は動きが速い。社長に掛け合い15枚の3.500円飲み放題、食い放題券をせしめてきた.
あちこちと連絡を取り合い全員の集合となる。
ビアー企画はもともと6日にグループで企画してある。
よってこのことの前倒しだ。
「社長はこんなに分厚く券を持っていた。」と語る不思議さは私にはない。
訝しがるがそれは簡単なことだ。
プラザはブライダル会場。撮影の仕事をしているところである。
どうやら保証代わりを金券で済ましたようである。
チリモミリョウの世界、私的にそう結論付ける。
久しぶりに見る政令指定都市の夜景。
確実に斜陽化している。かっては不夜城の如く輝いていた一角は見るも無残。
橘通のネオンは煌びいておらず、町を分ける道路のネオンラインもない。
何の特徴もない夜景。住宅都市化してる。
ギリシャ、ローマからすれば、街の火は明るいだろうがあまりにも他県の状況を見聞きしてきた。
よって街の火の現象はまさに幻滅。
今では市長たる津村財閥の坊ちゃんは為政者としてどのように見てるのであろうか。
我ら庶民とは違う感覚でのみ、この夜景を見てることであろうがその心境は単なる満足感のみではないのか。
偏狭なる程の郷土愛がほしい。
一面何処も活気がないが日向灘方面がイオンの進出で3年後大きく変わるのか。街の流動化が起こるのであろう。
資本は貪欲でこのような状況下を作り新たな移動を始める。
冷酷無比な資本の牙が蠢きまわった形跡を見てとれる。
大淀川には屋形船が這いずり回っている。アレじゃ風情がない。
風景に色を添えるには情緒が必要である。現代が求めている観光の要素である。
今年世界遺産に登録されたドイツのドレスデンを見よ!
歴史と民族の伝統を謳い文句に世界にアピールしている。
廃墟から創られた街にすぎないではないか。そのヒトラーの過ちを見事にカバーした。
それが世界の観光地になろうとの折り紙つきの認知としての世界遺産である。
しかるに宮崎はどうか。
豊な水量を誇る恵みが生かされてない。
街づくりはグローバルの体系化でしょうヨ。
豊な自然のキャンバスに描くが、テーマではなかったのか。
中核たる宮崎交通は久しぶりの黒字化のようであるがどうも鳴りを潜めている。
修行ゾーンと娯楽、温泉の組み合わせ。楽湯楽遊の言葉だけが沸き踊っている。
ネーミングの問題だけではない。
岩切章太郎を亡くしシーガイヤで佐藤棟梁を失い商法違反で高島屋の代表日高啓はその座を追われ,郷土つくりの人物はいない。
キラ星の新星アリサカはどうか。
有坂順三は妻悦子ともども上場2年目のアリサカを束ねる。
資本力はどうであろうか。
この人は県立病院となりの宮崎ビジネスホテルでズボン・プレッサーのコイン貸しから身を起こし、今次の興隆を誇っている。
まさに宮崎の今太閤。
あやかりたい野望の持ち主の方。
元気湯に行けばこの人の経営感覚が学べる。
10円のビジネスチャンスを見逃さない。
入浴中のロッカーは20円、ドライヤー電気使用は2分で10円、洗濯は700円感想は100円という具合である。
九州の雄からついに関東進出を果たした。
錬金術のあり方からして郷土にかけるものはなさそうである。
しかし、どうだろうか。この人の生い立ちは誰かに似ており、何か遣る人かもしれない。
かって油売りのボテ振りから身を起こし、己が才覚で美濃一国を切り取り、一国の主になった斎藤道三。 いわゆる「蝮」の道三。
国盗りの過程はこうである。
戦国の下克上を代表する大名の一人として知らてなかなかに波乱に富んだ人生を送っている。
娘たる美濃姫を誰からも信頼されてなかった「うつけもの」織田信長に嫁がせた。
美濃の国の守護は土岐氏であった。美濃源氏の流れを汲み、鎌倉時代に力をつけ、南北朝の動乱では足利方について守護となった血筋のいい
れっきとした旧家である。
日本のほぼ中央に位置していて京の都にも近い。
これが逆に災いでもあり、きたえられた。
国内は多数の荘園があり、様々な勢力が入り乱れる結果となった。
その中で土岐氏は貴族化し、守護代の斉藤家が実権を握るようになった。
さらにその斉藤家の家臣に小守護代の長井家があり、そこへ家臣として仕えるようになったのが、道三の父親である。
ようするに、土岐氏の家臣の斉藤氏の家臣の長井氏の家臣という立場から、親子二代にわたる国盗りの遠い道のりである。
まずは村一つを手に入れその小さな村一つとはいえ、
そこには様々な利権もからむ。
村の住人だって乱世の住人だ。
百姓ともなれば武具だって揃えている。
村同士の争いだってある。
そのややこしい中を道三は、はやかな手際で村を自分の物にするわけである。
とにかく泥臭く、おどしたりすかしたり、搦め手を使ってみたりと、
そんな風に物語は進行する。
世の中、自分だけに運がついて回るわけではない。
そうそう思い通りに行くわけがない。
アリサカノ歴史に似ている。
公式の会社沿革 は次のように続く。
昭和53年4月 有限会社アリサカ設立
平成2年12月 アーバンスクエア バイパス店 開設
平成3年2月 番街店 開設
平成3年5月 株式会社に組織変更
平成3年7月 飯塚店 開設
・・・・・・・・・・・・・・・
平成11年7月 アーバンスクエア 熊本店 開設
平成11年9月 天文館店 開設
平成12年2月 小倉店 開設
平成12年3月 和田山店 開設
福岡営業所 開設
平成12年4月 スーパー銭湯がらっぱ湯本郷店 開設
平成13年2月 スーパー銭湯がらっぱ湯
平成13年4月 株式の額面50,000円を500円に
変更するために?モリエールと合併
平成14年4月 スーパー銭湯がらっぱ湯延岡店 開設
平成14年10月 JASDAQ市場に株式上場
平成15年12月 横浜中華街店 開設
平成16年2月 大須店 開設
平成16年2月 心斎橋店 開設
平成16年4月 草津店 開設
平成16年4月 ジョイプラザ新宮店 開設
よくわからぬのは、 株 大生エンタープライズ 福岡県北九州市八幡西区竹末2―10―13 との関係である。
売上54億で昨年44億からの大幅な伸び、経常49億である。
株価も1000円を維持している。
発行株数も300百万時価総額3213百万である。
一代ででこの不景気のアミュズメント世界を切り開けたものである。
大淀川は歴史を見つめとうとうと流れている。
ノーベル賞作家川端康成は宮崎を愛した作家の一人である。
39年前に朝の連続ドラマ「たまゆら」は宮崎発で発信された。
時の知事黒木博の総合的観光策であった。
この9月、39年ぶりに朝の連続ドラマは「あおば」として宮崎発である。
買収、一リーグで揺れる広島カープスの日南が舞台である。
くしくも明日から北川社会党市長の選挙が始まる。
日露戦争100年目にしてポーツマスの立役者、小村寿太郎の生誕地ゆえの力になるか。
その小村外務大臣の師たる道半ばで西郷隆盛とともに散った宮崎の
英知、小倉処平の遺志がなさしたのか。
トラさんの堀川運河も健在なりや。
兎に角チャンスは与えられた。宮崎の翼、スカイネットも残った。
誰かエンターテーメントはいないのか。
安藤知事は宮崎に蠢く陰にまたもや右往左往でそれは望めない。