7月5日の日記

2004年7月5日
降って湧いたようなかたちで世界遺産の取り組みがなされ、今一歩であった綾町の広葉樹の森。

今一歩まで進めたのは大きかった。
もともと瓢箪から駒、そう簡単にいくわけがない。

心根が卑しくては大自然たる神も認めるはずもない。
鉄塔を建て管理道路を綾の森に立てる計画であり、既に建設された。

その反対のための自然遺産登録であった。
そもそもそのきっかけは隣県鹿児島の仙台原発の夜の余剰電力の行方であった。

電気は貯めることができなく、できた電気は垂れ流しではもったいない。その電気の有効利用である。

つまり揚水ダムたる、木城に建設中の山頂にある人造湖に、堰き止めた水を夜押し上げる。

人造湖から勢いよく流すことでタービンを回し発電させる。所謂、揚水ダムである。

原発近辺に揚水ダムが計画されるのはこのような理由からである。
原発の電気は造り出したら止らない垂れ流し状態。

そこで登場がリサイクルの美名の下の揚水発電であった。
ダム建設には膨大な生活者の移転、関係者への補償金がいる。

隣国中国でも三国志の歴史を湖底に静める三峡ダムが移民4万3000人を生み出し大きく報道された。

報道されないのが資金の使われ方である。
とりわけダム周辺対策費の使われ方は湯水の如く垂れ流される。

河川敷にあった黒○養鶏場はその垂れ流された資金の一部にあやかった。

さらには大きなカムフラージュが演出された。
ダムのある現在の個所は今より数キロ下に計画され進捗していた。

ところがこの地域特有の風化岩が出た。
これでは満水に強度が保てない。

国の認可事項の変更は再度の近辺の同意が要り事実上建設は暗礁に乗り上げた。

満を持したかのように自然保護派を装った胡散臭い集団の登場である。
山の神たる猛禽類の王者「クマタカ」の生息地をダムが壊すのか!のキャンペーンである。

何も知らない田舎新聞のブンヤがこれに悪乗り。センセショナールに連日報道された。

この地元紙は事実を取材しないで憶測で記事を作る習性があるので簡単に懐柔できる。

密かに作られていたダム建設促進の組織がにわかにその動きを早めた。
吉○組合長の率いる淡水漁業組合は全国的に名をはせ、その活動は特異なものがある。

あらゆる組織がダム建設に好むと好まざるとにかかわらず、駆り出された。

右翼の街宣車が跋扈した裏にはこのようなことがあった。

私も300メートル地下での斜路のこのダムの建設途上に立ち会ったことがある。

お許しアレ。凄い持て成しの中、自尊心をくすぐるこの処置にソリャア満足させましたワな〜

蠢く裏社会の恫喝に怯え、出張中にもSPつきに、防弾チョッキの安藤知事の姿を宮日は報道したか。

誰がその事実を知っていると言うのか。驚くなかれ!宮崎の政治的背景には命のやり取りに近い動きが蠢いている。

参議院選挙さなかの上杉と松下。

上杉の知事選不出馬の経緯の真実を誰が知っていると言うのか。

政治家がそもそも出馬表明して取り消すことがありうるのか。
その真実とはこうである。

鈴木宗男のヤミ資金の流れ、延岡○心工業の不法献金が表に出れば警察当局が動き出す手はずとなっていた。誰に流れたって?

事前に察知し裏社会の手打ちが行われ、事実上、松形後継のの牧野出納長の当選が画策された。

上杉派の全面屈服、選挙協力の念書である。

ところが上杉は約束を反故にして同じ西都の出身である安藤を支援した。結果的には牧野出納長の知事への道は絶たれる結果となった。

残念ながら事は漁夫の利の形での決着である。
もちろん手は打ってあった。政治素人集団の安藤は念書を書かされていたのである。

それが今回一部が表面化した知事告発合戦の真相である。
怨念を深める宮崎の裏社会。留まるところを知らない。

事実は小説より奇なり。まだある。・・・
これ以上書くと噂の真相状態か安藤知事状態になるので・・・

ところで、綾町は無理であったが、和歌山・奈良・三重3県にまたがる「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されることとなった。

琉球王国のグスク及び関連遺産に次ぎ4年目だそうな。これで抱える世界遺産は12ヶ所。世界では754ヶ所。

それは文化遺産と自然遺産に分かれている。併せ持った複合遺産もある。
人々の営みと自然がつくりあげた文化的景観の概念では日本初である。

予備軍としては

平泉、石見銀山、彦根城、鎌倉と申請を進めている。
奈良県明日香村も脚光を浴び始めている。

現場検証たる事故の現場検証で身が震えた。
自由なる時間をAPAの発展に心底尽くしている。

時間に追われ帝王学の伝授を施しているが遅々として進まない。
福岡、から始まり、多忙な一日であった。

佐土原の○屋発電所4,0KWの完成!私は立会いさえ出来なかった。

福岡の2,4KWは図面寸法が違う。

あれほど実寸を主張していたのに本社の人が作成したにこだわっているからだ。

どうにも大きな問題となりそうである。くわばらくわばら。

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