舌禍

2004年7月17日
マスコミは民衆の鏡。きょうの朝日紙からこれだけの言葉を拾えた。
現代日本の姿を映し出してるわけだ。

?イラク派兵、?強行採決の国民年金を争点にした参議院選挙に敗北したにもかかわらず、誰一人政治責任をとらない。
この国の行方と同じでタガが外れ、鼎の軽重が問われている。

ニュースサイトの軽重、罪に軽重、命の軽重、責任の重さにの軽重、
軽はずみな言葉の軽重・・・人間万事塞翁が馬と
終わらせるわけには行かないものを含んでいる。

・・・比アルバート外相・・・

「トラック運転手アンヘロ・デラクルスさんの無事開放の努力はつづい ている」
 一庶民を助けるために撤退をはじめた「勇気」ある決断。

・・・アクレラン報道官・・・ 

 「フイリッピンに失望している。テロリストに謝ったメッセージを送  ることになる。」
 

・・・イラク・ナキーブ内相・・・

「一部に国外退去の動きがあり、事態を注視している。」
「主権移譲に伴ない占領からの開放を旗印にしたイスラム系武装勢  力は大儀を失った。」

  ?近隣から流れ込んだイスラム教スンニ派
  ?フセイン政権の軍人旧バ^ス党員
  ?ムクタダ・サドル師率いるシーア派強硬派に大別
     しての分析である。

・・・ケネディ英国自由党首・・・

「イラク問題で失った信頼は二度と回復しない」

・・・英国独立委員会・・・

「旧フセイン政権は「配備可能な生物化学兵器は保有しておらず、使用する計画もなかった。」
 大量破壊兵器存在はおろか、その開発計画、フセイン政権と
 アルカイダとの結びつきまで否定した。

・・・ブレア首相・・・

「悪意はなかったとはいえ、報告が指摘したあらゆる誤りの責任を負 う」
イングランドの下院補選で17年間保っていた議席を失った。
ブレア政権の凋落,瓦解が始まっている。

・・・米国上院の委員会・・・

「中央情報局の情報は大半が誤りだった。」
大量破壊兵器存在はおろか、その開発計画、フセイン政権とアルカイダとの結びつきまで否定した。

・・・長崎の自民党役員・・・

「人生いろいろ、会社もいろいろなんてふざけるな!」・・・重点区で 3勝7敗の選挙結果を聞いての長崎の自民党役員。

・・・渡辺オ〜ナー・・・

「たかが選手分際で・・」
参議院選挙結果の理由に、こう言い放った渡辺オ〜ナーの言動をあげている評論家がいた程だ。


1リーグ制移行反対でセ界4球団に働き始めた阪神、久万オーナーと野崎球団社長の勇気ある行動・決断。

もちろん1リーグ制移行での10億円減収の試算の損得勘定での上での動きとはいえ、堤西武、渡辺巨人の流れを止めたのは英断である。

・・・政府の総合規制改革会議・・・

 7月30日から医薬品のコンビニ販売
販売権のない医薬部外品371品目がコンビニに登場。

マツモトキヨシの粘り勝ち。
整腸剤や下痢止め、消化薬、コンタクトレンズ装着材等371品目。
小売業から要請の強かった服用タイプのかぜ薬は含まれていない

・・・“耐えられない軽さ” ・ライブドアの堀江貴文社長。

近鉄買収、ライブドア堀江社長の 黒いTシャツに、ベージュのチノパン。近鉄の買収に乗り出すことを正式に表明したIT企業、

ライブドアの堀江貴文社長の会見をテレビで見て、そのいでたちには驚いた。人間外見で判断するのはよくないが、記者会見の場に

Tシャツ姿は遊び半分のような違和感があり、本気で買収する気があるのか、と首をひねるような軽さを感じた。

 「常にしびれる人生を歩み続けたい」という、
この31歳の社長は東大在学中に創業し、20代で東証マザーズに上場を果たすなど、若手企業家の間ではカリスマ的な存在とか。

創業7年半で年商100億円はすごいというほかないが、一体どんな仕事をしている人なのかよくわからない。

 「商売にはゲーム的な要素が多い」といい、「個人的な思いはない」という近鉄の買収に動いているのが、いかにもゲーム感覚らしい。

しかし、「プロ野球の衰退は社会的にもよくない。プロスポーツは公共財。それを助けるのは上場企業として当然」

という考え方はうなずけるものがあり、球界のあり方に一石を投じた点では注目に値する。

 だからこそ、第一印象で「彼なら新球団を任せても大丈夫」と誰もが認めるような、きちんとした格好で謙虚に臨むべきだった。

ベンチャーの世界ではTシャツが通用しても、80年の伝統がある
プロ野球界では、そうはいかない。

資本主義の原理にのっとれば買収は可能でも、それなりの礼節を尽くすことも必要だろう。

 巨人の渡辺恒雄オーナーは

「オレも知らないような人が入るわけにはいかんだろう。球団にはそれぞれ伝統があって、金さえあればいいってもんじゃない」

といった。この言葉がすべてではないか。

唯我独尊で物議をかもすこの人。
このことだけは、さわやかに感じる一服の清涼剤。

他山の石以って玉を攻むべし。
人のふり見て我わがふり直なおせ

静中の静は真静に非ず。
いろいろと舌禍が言われるが私も恥かしい思いでいる。

たいしたもんだよ蛙のションベン。
見上げたもんだよ屋根屋のふんどし。

このトラさん啖呵売で通るのが気楽でいい。

ゆうさんとのやり取りは電話である。
間違いないのであろうか。Kw販売単価なのである。

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