昨日、失礼なことを書いてしまった。
権威に弱くマスコミの話題を煽る民族性を素直に受け入れねばならぬは目になったようだ、
今夏公開予定の監督・脚本・演出:是枝裕和『誰も知らない』の
柳楽優弥(14)が男優賞受賞である。
おめでとう。!
俳優部門での日本人受賞は初めてで、14歳での男優賞受賞も、同映画祭の史上最年少と記録づくめ。
柳楽優弥は東京都生まれで、現在、都内の中学3年生。
テレビドラマやCMなどで活躍している。
テレビ朝日系放送中のドラマ「電池が切れるまで」にも出演している。
もちろん宮崎ではやってないよ〜
カンヌ国際映画祭は46年に初めて開催。
ベネチア、ベルリンと並ぶ世界三大映画祭。
ほかに「ロカルノ」「サン・セバスチャン」「ロッテルダム」「ミュンヘン」「ニューヨーク」「モントリオール」「サンダンス」等がある。
カンヌ・・・南仏のリゾート地コートダジュールの響きがいい。
日本映画の国際映画賞は、クロサワの51年ベネチアは三船敏郎の
「羅生門」の金獅子賞を嚆矢とする。
ベネチアで三船敏郎が主演男優賞受賞。61年「用心棒」である。(違ってないか。)
日本映画はカンヌ映画祭で4度グランプリ、最高賞を受賞している。
954年第7回衣笠貞之助監督「地獄門」、80年クロサワの「影武者」、
83年今村昌平監督「楢山節考」、97年第50回今村昌平監督「うなぎ」
その他にも多くの作品が、賞を得ている。
第13回60年、審査員特別賞の『鍵(市川昆監督)』、
第16回 特別賞小林正樹監督の仲代達矢の「切腹.」
第32回79年審査員特別賞:砂の女
カメラ・ドール(新人監督賞):河瀬直美萌の「朱雀」
ストーリーは高千穂線を彷彿させるもの。
今の五條と新宮を結んでいた五新鉄道。その建設計画に翻弄された一家の家族愛が、西吉野の自然をバックに描かれとる自然を描いた映画。
熊本の高森まで土地買収は済んでいたのでトンネルに入って行くシーンはいい。三田井のトンネルである。
今村昌平監督の同賞受賞は二回目。過去にはフランシス・コッポラ監督ら三人が二回グランプリを受賞している、日本人では今村昌平のみ。
カンヌ第1回受賞作品で観たもの
無防備都市(イタリア)
田園交響楽(フランス)
失われた週末(アメリカ)
逢びき(イギリス)
・・・・・
映画を語り、記憶にあることを書くとキリがないので心に残ることのみ記すと次のようである。
第3回49年のグランプリは第三の男
第17回64年グランプリはシェルブールの雨傘(フランス)
第5回主演男優賞:マーロン・ブランド(アメリカ)
第11回58年主演男優賞:ポール・ニューマン(アメリカ)
第35回82年 主演男優賞:ジャック・レモン(アメリカ)
第57回 主演男優賞:柳楽優弥(14)
ヒェ!スゲー大スター
第57回カンヌ映画祭の主な受賞内容
最高賞の「パルムドール」
「華氏911」マイケル・ムーア監督
審査員特別大賞
「オールドボーイ」バク・チャヌク監督(韓国)
男優賞
柳楽優弥 「誰も知らない」(日本)
女優賞
マギー・チャン(張曼玉)「クリーン」(香港)
監督賞
トニー・ガトリフ監督 「エグザイルス」(アルジェリア)
また話題の香港映画ウォン・カーウァイ監督『2046』には木村拓哉が俳優として出演。
さらに、ハリウッド映画の『シュレック2』の日本語吹替えを担当した藤原紀香もカンヌ入りした。
配給 はシネカノン 。5月封切りの「ジャンプ」佐藤正午原作を
竹下昌男監督の第1回作品も配給している。
出演 柳楽優弥、北浦 愛、木村飛影、清水萌々子、韓 英恵、
YOU、串田和美、岡本夕紀子、平泉 成、加瀬 亮、タテタカコ
、木村 祐一、遠藤憲一、寺島 進
ストーリー
都内の2DKのアパートで大好きな母親と幸せに暮らす4人の兄妹。しかし、彼らの父親はみな別々で、学校にも通っ
たことがなく、3人の妹弟の存在は大家にも知らされていなかった。ある日、母親はわずかな現金と短いメモを残し、兄に妹弟の世話を託して家を出る。
この日から、誰にも知られることのない4人の子供たちだけの“漂流生活”が始まる。
父親の違う4人のきょうだいが母親に見捨てられた後、東京都内のアパートで自分たちだけで生きていこうとする、実話を基にした物語。
柳楽は長男役で、自然な演技が絶賛された。
是枝裕和監督作品はもともと凄い!
『幻の光』(1995年、監督)
出演:江角マキコ、浅野忠信、内藤剛志ほか
第52回ベネツィア国際映画祭金のオゼッラ賞・国際カトリック協会賞
・バンクーバー映画祭グランプリ・シカゴ映画祭グランプリ
『ワンダフルライフ』(1999年、監督・脚本・編集)
出演:ARATA、小田エリカ、寺島進、内藤剛志、谷啓、伊勢谷友介ほか
・ナント三大陸映画祭グランプリ
・トリノ映画祭最優秀脚本賞
・ブエノスアイレス映画祭グランプリ・最優秀脚本賞
・サンセバスチャン映画祭国際批評家連盟賞
『ディスタンス』(2001年、監督・脚本・編集)
出演:ARATA、伊勢谷友介、寺島進、夏川結衣、浅野忠信、りょうほか
・カンヌ国際映画祭コンペティション部門招待
どの作品も優劣付けがたい。
プロデュースは川城和実のバンダイビジュアル(株)
大友克洋の「スチーム・ボーイ」ではミスってるが昨年末2部上場を果たし250億の売上を誇る。
川城和実は黒木和雄監督をたて、この夏も狙っている。
黒木和雄監督は宮崎の人。
7月封切りの井上ひさし原作の「父と暮せば」を撮った。
88年「TOMORROW/明日」
原爆投下前日の長崎を舞台に、人々の暮らしをきめこまかに描いた
03年美しい夏キリシマ」。
(自身が体験した戦争の記憶を描き、昨年度キネマ旬報ベストワン、
日本映画監督賞に輝いた
黒木和雄の戦争レクイエム三部作「父と暮せば」で一応完結となる。
主演は、いまや、NO1女優。「たそがれ清兵衛」で数々の映画賞を受賞した宮沢りえである。
大きな悲しみを背負ったヒロインを繊細に演じて、
「生きているのが申し訳ない」という被爆者の切実な思いを全身全霊をかけて表現した。
鏡の前で「おはなし」を語るシーンでは座ったままで約700字の長ゼリフを一気に語る。
父親は「美しい夏キリシマ」の原田芳雄が演じる。
「華氏9・11」の未封切りのドキュメンタリー映画はカンヌ映画祭でも栄誉を得た。
これでアカデミー賞受賞監督マイケル・ムーアの作品が
権威付けられた。
ブッシュの命取りになるやも知れぬほどの政治性を帯びている作品と
表したがいよいよ対決色が強まる。
配給もとのディズニーは政治的に抑えられ配給しないと言う。
自由の象徴たる国で起こっていることである。
伝え聞くあらすじは・・・
サウジアラビア王族とオサマ・ビ-ンラディンとブッシュ家との
関係を映像化したものと言う。
ネオコンをブッシュを映像が追い詰めるか。
チャップリンが「独裁者」でヒットラーを追い詰めていく過程に似て
まさに、歴史をは繰り返される。
職人技たる映画の行くえや如何に!
日曜日を返上して基礎コンクリート討ちをしてくれた
我がAPAのスタッフの情熱も同じようなものである。
権威に弱くマスコミの話題を煽る民族性を素直に受け入れねばならぬは目になったようだ、
今夏公開予定の監督・脚本・演出:是枝裕和『誰も知らない』の
柳楽優弥(14)が男優賞受賞である。
おめでとう。!
俳優部門での日本人受賞は初めてで、14歳での男優賞受賞も、同映画祭の史上最年少と記録づくめ。
柳楽優弥は東京都生まれで、現在、都内の中学3年生。
テレビドラマやCMなどで活躍している。
テレビ朝日系放送中のドラマ「電池が切れるまで」にも出演している。
もちろん宮崎ではやってないよ〜
カンヌ国際映画祭は46年に初めて開催。
ベネチア、ベルリンと並ぶ世界三大映画祭。
ほかに「ロカルノ」「サン・セバスチャン」「ロッテルダム」「ミュンヘン」「ニューヨーク」「モントリオール」「サンダンス」等がある。
カンヌ・・・南仏のリゾート地コートダジュールの響きがいい。
日本映画の国際映画賞は、クロサワの51年ベネチアは三船敏郎の
「羅生門」の金獅子賞を嚆矢とする。
ベネチアで三船敏郎が主演男優賞受賞。61年「用心棒」である。(違ってないか。)
日本映画はカンヌ映画祭で4度グランプリ、最高賞を受賞している。
954年第7回衣笠貞之助監督「地獄門」、80年クロサワの「影武者」、
83年今村昌平監督「楢山節考」、97年第50回今村昌平監督「うなぎ」
その他にも多くの作品が、賞を得ている。
第13回60年、審査員特別賞の『鍵(市川昆監督)』、
第16回 特別賞小林正樹監督の仲代達矢の「切腹.」
第32回79年審査員特別賞:砂の女
カメラ・ドール(新人監督賞):河瀬直美萌の「朱雀」
ストーリーは高千穂線を彷彿させるもの。
今の五條と新宮を結んでいた五新鉄道。その建設計画に翻弄された一家の家族愛が、西吉野の自然をバックに描かれとる自然を描いた映画。
熊本の高森まで土地買収は済んでいたのでトンネルに入って行くシーンはいい。三田井のトンネルである。
今村昌平監督の同賞受賞は二回目。過去にはフランシス・コッポラ監督ら三人が二回グランプリを受賞している、日本人では今村昌平のみ。
カンヌ第1回受賞作品で観たもの
無防備都市(イタリア)
田園交響楽(フランス)
失われた週末(アメリカ)
逢びき(イギリス)
・・・・・
映画を語り、記憶にあることを書くとキリがないので心に残ることのみ記すと次のようである。
第3回49年のグランプリは第三の男
第17回64年グランプリはシェルブールの雨傘(フランス)
第5回主演男優賞:マーロン・ブランド(アメリカ)
第11回58年主演男優賞:ポール・ニューマン(アメリカ)
第35回82年 主演男優賞:ジャック・レモン(アメリカ)
第57回 主演男優賞:柳楽優弥(14)
ヒェ!スゲー大スター
第57回カンヌ映画祭の主な受賞内容
最高賞の「パルムドール」
「華氏911」マイケル・ムーア監督
審査員特別大賞
「オールドボーイ」バク・チャヌク監督(韓国)
男優賞
柳楽優弥 「誰も知らない」(日本)
女優賞
マギー・チャン(張曼玉)「クリーン」(香港)
監督賞
トニー・ガトリフ監督 「エグザイルス」(アルジェリア)
また話題の香港映画ウォン・カーウァイ監督『2046』には木村拓哉が俳優として出演。
さらに、ハリウッド映画の『シュレック2』の日本語吹替えを担当した藤原紀香もカンヌ入りした。
配給 はシネカノン 。5月封切りの「ジャンプ」佐藤正午原作を
竹下昌男監督の第1回作品も配給している。
出演 柳楽優弥、北浦 愛、木村飛影、清水萌々子、韓 英恵、
YOU、串田和美、岡本夕紀子、平泉 成、加瀬 亮、タテタカコ
、木村 祐一、遠藤憲一、寺島 進
ストーリー
都内の2DKのアパートで大好きな母親と幸せに暮らす4人の兄妹。しかし、彼らの父親はみな別々で、学校にも通っ
たことがなく、3人の妹弟の存在は大家にも知らされていなかった。ある日、母親はわずかな現金と短いメモを残し、兄に妹弟の世話を託して家を出る。
この日から、誰にも知られることのない4人の子供たちだけの“漂流生活”が始まる。
父親の違う4人のきょうだいが母親に見捨てられた後、東京都内のアパートで自分たちだけで生きていこうとする、実話を基にした物語。
柳楽は長男役で、自然な演技が絶賛された。
是枝裕和監督作品はもともと凄い!
『幻の光』(1995年、監督)
出演:江角マキコ、浅野忠信、内藤剛志ほか
第52回ベネツィア国際映画祭金のオゼッラ賞・国際カトリック協会賞
・バンクーバー映画祭グランプリ・シカゴ映画祭グランプリ
『ワンダフルライフ』(1999年、監督・脚本・編集)
出演:ARATA、小田エリカ、寺島進、内藤剛志、谷啓、伊勢谷友介ほか
・ナント三大陸映画祭グランプリ
・トリノ映画祭最優秀脚本賞
・ブエノスアイレス映画祭グランプリ・最優秀脚本賞
・サンセバスチャン映画祭国際批評家連盟賞
『ディスタンス』(2001年、監督・脚本・編集)
出演:ARATA、伊勢谷友介、寺島進、夏川結衣、浅野忠信、りょうほか
・カンヌ国際映画祭コンペティション部門招待
どの作品も優劣付けがたい。
プロデュースは川城和実のバンダイビジュアル(株)
大友克洋の「スチーム・ボーイ」ではミスってるが昨年末2部上場を果たし250億の売上を誇る。
川城和実は黒木和雄監督をたて、この夏も狙っている。
黒木和雄監督は宮崎の人。
7月封切りの井上ひさし原作の「父と暮せば」を撮った。
88年「TOMORROW/明日」
原爆投下前日の長崎を舞台に、人々の暮らしをきめこまかに描いた
03年美しい夏キリシマ」。
(自身が体験した戦争の記憶を描き、昨年度キネマ旬報ベストワン、
日本映画監督賞に輝いた
黒木和雄の戦争レクイエム三部作「父と暮せば」で一応完結となる。
主演は、いまや、NO1女優。「たそがれ清兵衛」で数々の映画賞を受賞した宮沢りえである。
大きな悲しみを背負ったヒロインを繊細に演じて、
「生きているのが申し訳ない」という被爆者の切実な思いを全身全霊をかけて表現した。
鏡の前で「おはなし」を語るシーンでは座ったままで約700字の長ゼリフを一気に語る。
父親は「美しい夏キリシマ」の原田芳雄が演じる。
「華氏9・11」の未封切りのドキュメンタリー映画はカンヌ映画祭でも栄誉を得た。
これでアカデミー賞受賞監督マイケル・ムーアの作品が
権威付けられた。
ブッシュの命取りになるやも知れぬほどの政治性を帯びている作品と
表したがいよいよ対決色が強まる。
配給もとのディズニーは政治的に抑えられ配給しないと言う。
自由の象徴たる国で起こっていることである。
伝え聞くあらすじは・・・
サウジアラビア王族とオサマ・ビ-ンラディンとブッシュ家との
関係を映像化したものと言う。
ネオコンをブッシュを映像が追い詰めるか。
チャップリンが「独裁者」でヒットラーを追い詰めていく過程に似て
まさに、歴史をは繰り返される。
職人技たる映画の行くえや如何に!
日曜日を返上して基礎コンクリート討ちをしてくれた
我がAPAのスタッフの情熱も同じようなものである。